納得して預ける

育休復帰特集|保育園の慣らし保育、気をつけるポイントは?

こんにちは、ノーベル事務局です。
保育園に入園して、すぐに始まるのが「慣らし保育」。
慣らし保育の流れや気をつけたいポイント、笑顔でのりきるコツなど、まとめてご紹介いたします。

慣らし保育とは?

慣らし保育とは、園によって方針は異なりますが、1~2週間ほどかけて少しずつ保育時間を伸ばしながら、親も子も保育園での生活に慣れていく期間のこと。

慣らし保育にはメリットがいっぱいです。

まず、➀子どもがゆっくり新しい環境に慣れていけること。
急激な環境の変化は、大人でもストレスを感じますよね。
少しずつ時間をかけることで、先生やお友達、新しい環境に慣れて、楽しい場所だと感じられるようにしていきます。

そして、➁親もゆっくり慣れていけること。
保育園の預けはじめは、子どもも大変ですが、実は親もかなり大変!
保育園の仕組みやルールに慣れることから始まり、先生とのコミュニケーション、登園準備の段取り、一日の流れの組み立て方・・・など、とにかくバタバタです。
少しずつ慣れていけるのは助かります。

慣らし保育の流れ

さて、慣らし保育の流れですが、先ほどお伝えしたように1~2週間で慣らし保育を完了する園が多いようです。
例えばこんな感じで少しずつ時間を増やして、段階的に慣らしていきます。

1~2時間 ⇒ 午前中まで ⇒ 昼食まで ⇒ お昼寝まで ⇒ おやつまで ⇒ お迎え時間まで

初日はまずは2時間など、短い時間から。
とにかく大泣きする子、きょとんとしている子、固まる子、など様々・・・
親のほうが、後ろ髪をひかれて寂しくなる場合が多いのではないでしょうか。

初日は泣いていた子も、少しずつ泣かなくなったり、逆に、初日は泣かなかった子も、2日目には泣いてしまったり。
本当に子どもによって、慣れるスピードも慣れ方もさまざまです。

入園

慣らし保育で気を付けたいポイント

慣らし保育期間も育休を

慣らし保育は9時~12時など午前のみ、から始まり、だんだんと預け時間が増えていくパターンが多いです。期間も2週間で終わるところもあれば1ヶ月続くところもあります。慣らし保育は何時から何時まで行われるのか、その期間は何週間あるのか、という慣らし保育の時間と期間をしっかり事前に確認しておきましょう。

慣らし保育の期間も、育児休業を取得することは可能です。4月から入園予定でも復帰は5月にしておくなど、あらかじめ慣らし保育を想定して、育児休業を取得してください。慣らし保育のことを忘れてた!という方は、育休期間の変更を会社に申し出てみてください。

また、フルタイムでの復職予定で朝7~8時から預けるつもりでも、慣らし保育期間中は9時以降で始まることもあります。慣らし保育期間中に復職する予定の方は特に注意してください。

慣らし保育期間が延びることがある

慣らし保育中に病気してお休みが続いてしまった場合、慣らし保育期間が当初の予定より延びてしまうことも。その場合どうするか?職場に延びても大丈夫かどうか確認したり、いざというときの保育の手段を確保しておきましょう。

送り迎え時や先生と対応するときは「笑顔」で!

子どもが泣いているのにつられて親も悲しい顔をしてしまうと、子どもはますます不安に。
子どもが大泣きしていても、後ろ髪ひかれても、「行ってくるね!」と笑顔でギューしてバイバイしましょう。
お迎え時も「寂しい思いさせてごめんね」ではなく、「楽しかった?がんばったね!ありがとう」と笑顔で抱きしめてあげて。
親が笑顔でいて、先生とも仲良くしている様子を見ると「ここは安心していい場所なんだ」と感じられ、早く慣れてくれると思います。

この期間中に、親も一日の流れを最終チューニング

時間的に余裕があるのは、ここが最後!
毎日の洗濯物の流れや置き場所、朝の登園準備の流れ、食事の準備の段取り、パパとの分担の見直しなど、仕事と育児の両立に向けた体制をしっかり整えていきましょう。

子どもに寄り添い、めいっぱい甘えさせてあげよう

慣らし保育が始まると、子どもが不安定になり、いつも以上に甘えてきたり、おっぱいから離れなかったり・・・親以上に子どもは小さな体でたくさん感じ、たくさんがんばっています。
安心できる我が家に帰ったら、めいっぱい抱っこして甘えさせてあげましょう!
もともとくっつき虫だった子が、「超絶」くっつき虫になることも多く、「何もできない~!」となってしまうかもしれませんが、やるべきことは保育時間中に終わらせるくらいの覚悟で、とことん子どもにつきあってあげると良いようです。

スタッフの慣らし保育エピソード

では実際の慣らし保育はどんな様子なのでしょうか?
本部スタッフ(二児の母)の、慣らし保育エピソードをご紹介します。

 


うちの子どもの園ではなんと、「慣らし保育ナシ」でした!
とはいえ、一人目のときは職場の好意で2週間ほど復帰を遅らせてもらいました。
親も慣れないことばかりだったのでとても助かりました!(二人目はガッツリ初日から職場復帰。親も強くなるもんです)
ちなみに二人とも、月齢は1歳と数か月での保育園デビューでした。

一人目は、好奇心旺盛で人見知りもない子だったので、初日は案外平気そうで拍子抜けでした。早速おもちゃに飛びついて遊んだり。私の方が寂しくなってしまって、後ろ髪を引かれまくっていましたが、お迎え時もケロッとしていました。

でも、2日目のお別れ時に、ちょっと泣く。3日目に大泣き。
先生によると「ずっと泣いてる子はいないから安心して!」とのこと。
しばらくは情緒不安定。くっつき虫、おっぱい虫でした。

2人目は、上の子と真逆で「固まる」タイプ。泣きもせず、じっとその場に固まる。
後で先生に話を聞くと、「ずっとおしりを付けて座らなかった」とのこと。(何を警戒してるんだ…)
育休中から上の子の送迎で一緒に通っていた園だったので、慣れているかと思いきや、やはり置き去りにされると緊張してしまったらしい。

2日目にやっと泣く。泣いて安心!「自分を出せた」ということだから。
一週間してやっと、おしりを付けて座れるようになり、ホッとしたことを覚えています。
二人目もしばらくはくっつき虫、おっぱい虫でした。

最初はこんな感じでしたが、二人とも、1~2週間くらいでほとんど泣かなくなり、1か月も経てばすっかり園の生活に慣れて、元気に通うようになりましたよ!

 


なるほど、「泣く」のも子どもにとっては大切なことなんですね。
ちなみに他のスタッフのお子さんは、入園から一年たってもまだ時々、別れ際に泣いているとのこと…。本当にお子さんの性格によって慣れ方はさまざまなようですね。

慣らし保育後には「病気の洗礼」が…

そして初めての集団生活、慣れた頃にはまず間違いなく、「病気の洗礼」が待ち受けています…!
もし慣らし保育中に病気になったら、お休みが続いて十分に慣らし保育できず、期間が延長になる場合も。
また、慣れた頃にやってくるゴールデンウィークで、気が抜けて一気に体調を崩してしまうお子さんも多いです。

心構えをしていたとしても、復帰直後にお休みが続くのは心苦しいものですね。
そんな時は、病児保育施設や、ノーベルのような訪問型病児保育を頼るなどして、どうか上手く乗り切ってくださいね。

初めての慣らし保育がスムーズにいきますよう、お祈りしています!

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