Philosophy

ノーベルの団体理念

実現する未来

Vision


子育てこそ、
みんなで。

しんどいこともあるけれど、みんなでおもしろがれる毎日を。
家族をこえて助け合える子育てを、
もっと当たり前に。

掲げる使命

Mission


すべての家庭に、
子育てレンジャーを!

大切にする価値観

Value


当事者と共に創り、
前進し続けます

VISION

ノーベルがめざす未来

子育てこそ、みんなで。

アフリカには「一人の子どもを育てるには一つの村がいる」ということわざがあります。
本来、子育てには多くの大人の手が必要で、かつての日本でも、地域で助け合いながら子どもを育ててきました。

けれど今、共働きが当たり前になったにもかかわらず、多くの家庭では、親だけが子育て・家事・仕事をすべて担い、負担を抱え続けています。 男性の育休取得が進んでも、「家事・育児は母親の仕事」という考えは、いまも根強く残っています。

ノーベルは、子育てを家庭だけの責任にせず、助けてほしい人と助けたい人が出会い、支え合えるしくみをつくっていきます。 昨日よりちょっとよい今日を感じられるような子育てを、みんなでつくれる社会へ。

ACTIONS

ノーベルの主な事業

「子どもが病気になったとき、預け先がない」——そんな親御さんの声から、2009年にノーベルは生まれました。
誰もが安心して使える訪問型病児保育を広げてきた私たちは、2019年に子育てと仕事の両立を総合的にサポートすると宣言。訪問保育のみならず、両立家庭の現場の声に耳を傾け、新事業「子育て家族のまるごとサポート」をスタートしました。 また、子育て家庭を支えるしくみづくりに加え、保育の担い手がイキイキと働ける環境づくりにも力を入れています。

訪問型
病児保育事業

「深夜に子どもが発熱。でも明日は仕事を休めない」。そんな「困った」に直面している家庭に保育スタッフが駆けつけ、親に代わり自宅で子どもをケアする病児保育。当日予約にも100%対応し、いざという時に頼れる安心を提供。現在、大阪市と周辺の計23自治体にサポートエリアを広げています。

子育て家族の
まるごとサポート

育児家事をスムーズにするための家庭内の仕組みづくりを担うガイドと、生活まわりをケアするスタッフがチームを組み、家庭ごとに応じたサポートを提供。家庭が抱える日々のまわりづらさや頼みづらさを解消するとともに、子育てをチームで支える環境づくりを推進しています。(テスト実施中)

ひとり親・障がいのある子ども家庭支援

経済的な困窮を抱える「ひとり親家庭」と、お預かりに専門性が必要となる「スペシャルニーズのある子ども家庭」には、ご寄付を財源に病児保育を安価で提供するサポートを展開。所得の格差や障がいの有無に関係なく誰もが必要なサポートを受けられるセーフティネットづくりに注力しています。

担い手のための
学び・つながり事業

保育の人材不足が問題視されるなか、担い手の裾野を広げる活動に注力。保育者がイキイキと働き続けられるよう、保育者同士がつながり学び合えるコミュニティの運営を進めています。ソーシャルワークや看護など専門分野へも学びを広げる一方、保育者の社会的地位向上のための政策提言も行っています。

FOUNDER

代表紹介

代表理事

長谷 亜希Aki Hase

大学卒業後、一般企業に就職。出産・子育てを機に退職していく同僚たちを見て、女性ばかりに負担が偏る現実に疑問を抱く。この状況をなんとかしたいと考えていた時に「病児保育」を知りその必要性を強く感じた。その後自ら学び、2009年に大阪で地域密着・共済型の訪問型病児保育「ノーベル」を立ち上げる。これまで多くの子育てと仕事の両立に困りごとを抱える家庭に寄り添い、誰もが助け合い子育てができる社会を目指して活動を続けている。二児の母。