コラム

大阪の病児対応ベビーシッター選びのポイントは? ~保育可能な病状・予約時間・料金を徹底比較!~

こんにちは!ノーベル事務局です。

保育園生活がスタート。さあこれから仕事もがんばるぞ!という時に、ぶち当たる壁が「子どもの病気の時の対応」です。
今や、育休復帰関連の記事に必ず登場する「病児保育」

初めての病児保育選びは、わからないことだらけ。
お子さんが病気をしてから情報収集していては、間に合いません。

さて、みなさんはどのように選んでいるのでしょうか。

年間〇〇日も保育園を病欠!?

「保育園決まった!よし!バリバリ働くぞ~!」と意気込む一方で、おこさんは初めての集団生活。新生活スタート直後から鼻水ダラダラ、そして発熱…。
小さなお子さんにとって、病気や発熱は避けては通れない道。これを繰り返して免疫力をつけ、からだを強くしていきます。

とはいうものの、子どもが発熱したら、保育園では預かってくれません。
病気のたびに仕事を調整できますか?

では、いったい保育園を何日ぐらい休むのでしょうか。

0歳児は年間平均27.1日、1歳児で19.1日保育園を病欠します。また、免疫力にもよりますが、0歳の園児の20%が平均して年間60日以上病欠しているともいわれています。
やむなく仕事を休んだり、早退すれば周りからの視線が痛い・・・
周囲に頼れる人がいなかったり、職業柄休めない人、職場で理解されにくい人にとっては、仕事を辞めることも考えなくてはならないかもしれません。

病気の子どもを預けられる場所って?

高熱を出してしんどそうな我が子を置いて出社するのは心苦しいですが、どうしても休めない時、先輩の親御さん達はどんなところに預けているのでしょうか?
①病児・病後児保育施設
②訪問型病児保育・病児対応ベビーシッター
③ファミリーサポート・センター
④じぃじ・ばぁば、姉妹、ママ友など周囲の人

預け先1. 病児・病後児保育施設

2023年9月時点で、大阪市内には、病児保育施設、病後児保育施設が各16施設あります。
費用は1日2500円程度で経済的にありがたいですが、保育園の数と比較すると施設数はまだまだ少なく、キャンセル待ちで利用できないこともあると聞きます。
また、自宅から送迎できるか、も確認が必要です。
登録は無料なので、「いざ」という時のために登録だけでもしておくと慌てずにすみますね。

▼大阪市の病児保育施設一覧(大阪市ホームページにとびます)

預け先2. 訪問型病児保育・病児対応ベビーシッター

お子さんの自宅でケアをする訪問型の病児保育です。
訪問型(病児シッター)の中でも2種類あります。
1) 病児保育を中心にげんきな子も預かるベビーシッター事業者
2) げんきな子を中心に病児も対応するベビーシッター事業者
1) は、大阪市内では現状ノーベルのみです。
2) については近年、病児、もしくは病後児に対応したベビーシッター会社さんも増えています。
各社それぞれ、お預かりできる体温や感染症の種類等、お預かり可能な範囲が異なっていたり、料金体系も異なるので、自分の家庭の状況にマッチする会社を選ぶには、吟味が必要です。

預け先3. ファミリーサポート・センター

各自治体が運営する援助活動です。地域のいわゆるおばちゃんたち(提供会員)が子育て世代(依頼会員)をサポートしてくれます。ベビーシッターサービスよりも割安で依頼できるのでありがたい存在です。残念ながら、大阪市では病児のお預かりはNGですが、その他の自治体では、病児や回復期であればお預かり可能のエリアもありますので、一度調べてみてください。

預け先4. じぃじ・ばぁば、姉妹、ママ友など周囲の人

家族の場合、費用がかからず預けやすいのが何といっても一番の利点です。!
しかし、子どもは熱が出ていても元気なことが多く、ばぁばは1日でギブアップしてしまった、なんてことも。コロナ禍以降、高齢のじぃじ・ばぁばに病児は頼みにくいという声もききます。

複数の選択肢を使い分けることがカギ

病児保育施設はキャンセル待ち、身内は用事あり。ベビーシッターをお願いしすぎて財布の中が…⁉なんてことも。
そんなときのために複数の選択肢を準備をしておくことが重要です。

自分に合ったサポートはどれだろう?

サービス比較の前に、自分に必要なサポートはなにか、考えてみましょう。

・当日急な休みはとりにくい
・翌日の仕事の調整は比較的しやすい職場
・在宅勤務は活用できるが大事な会議は集中したい
など、サポートしてほしいポイントは人それぞれです。

どんなサポートが自分の家庭に必要なのか、想像してみましょう。

預け先を選ぶためのチェックポイント

ポイント1.いつまでに予約すれば利用できるか?

「子どもの病気」は、突然やってきます。急な変化に細かく対応してもらえるとありがたいですね。
①100%対応してくれるか、その場合、予約の〆切はいつか
②前日・当日予約の追加費用は発生するか
③キャンセル料は発生するか
(子どもの場合、朝にはケロっと熱が下がっているケースもよくあります)

ポイント2.どの程度の症状で預かってもらえるのか?

①発熱 体温での制限はないか
②感染症でも預けられるか
例) インフルエンザ、ノロウイルスなどのウイルス性胃腸炎、水ぼうそうなどの任意予防接種のある感染症、新型コロナでも預けられるか

ポイント3.結局いくらかかるのか?

①当日の保育料以外にかかる費用はあるか(月会費など)
②前日・当日予約料はかかるか
③キャンセル料はいつから発生するか

病児の場合は「急な依頼」「急なキャンセル」が発生することを踏まえておく必要があります。
保育料は割高だが急な予約・キャンセルがしやすいところ、保育料は安いが数日前から予約が必要なところなど、ご自身の必要なサポートと照らし合わせてみましょう!

ポイント4.保育内容は?

実際に、病児保育を依頼する際の使い勝手、また安心して預けられる場所、保育の質なども気になるポイントですよね。
①当日何時から利用できるか?受診は保育スタッフに依頼できるか?
②保育スタッフは病児保育の研修を受けているのか?緊急時の対策は?
一番気になるのは、「安心・安全に保育をしてもらえるか」ですよね。研修や万一病状が急変した場合の対応なども確認しておくと安心です。
③預け先まで連れていくのか、自宅に来てくれるのか?

大阪の病児対応ベビーシッターを徹底比較!

大阪で利用可能な病児保育シッターの代表例をまとめてみました。(2023年12月より適用)

ノーベル A社 B社
特長 当日朝100%対応
月会費変動制(毎月初回保育料含む)
病児保育中心
当日朝100%対応
月会費変動制(毎月初回保育料含む)
関東エリア中心
病児保育が可能なシッターを派遣
24時間お預かり対応
入会金 28,000円(お子さま1名につき) 55,000円(ご家族) 無料
年会費 6,500円(2年目以降/お子さま1名につき) 11,000円(お子さま1名につき) 無料
月会費 4,700円~
(年齢と利用回数で変動)
8,800円〜
(利用回数により変動)
無料
保育料 2,000円/1時間
※毎月初回8:00~18:30無料
2,750円/1時間
毎月初回8:00〜17:30無料
※早朝・夜間料金あり
3,410円/1時間(病児保育)
※早朝・夜間料金あり
キャンセル料 当日朝6:00まで無料
6時以降2,000円
開始3時間前まで無料
3時間以内はキャンセル料100%
2営業日前まで無料
予約受付時間 前日15:00~当日8:00
(8時以降もスタッフがいれば受付OK)
確定から2時間以内に駆け付け
前日14:00~20:00・当日7:00~10:00
3時間以内に駆け付け
24時間
お預かり時間 平日8:00~18:30 平日8:00~20:00 年中無休 24時間
100%
お預かり

※予測を大幅に上回る予約が入った場合は駆け付けできない場合もある

※感染症の流行により、駆け付けできない可能性もあり
×
感染症の
お預かり
(新型コロナ・麻疹除く) (新型コロナ・麻疹など除く) (新型コロナ・麻疹など除く)

上の表のように、シッター会社によって特色があります。
「夜中の発熱でもすぐに予約したい」「当日でもキャンセルしやすい方がいい」「預ける日をあらかじめ決めて使いたい」など、預けたいシーンや条件は各ご家庭それぞれ。
サービス内容を比較してイメージに合うものが見つかるといいですね。

保育料のシミュレーションをしてみよう!

使いやすいところで選びたいけど、やっぱり気になるのは料金。一度シミュレーションしてみましょう!
※入会金・年会費・月会費を除く。当月1回目(8:00~18:30)利用の場合。

①ノーベルの場合

保育料(毎月初回8:00~18:30は無料)
交通費のみ
100%対応・平日のみ

②A社の場合

保育料1時間(17:30~18:30)分(毎月初回8:00~17:30は無料)
2,750円+交通費
100%対応・平日のみ

③B社の場合

保育料3,410円×10.5時間=35,805円+交通費
24時間年中無休・キャンセル2営業日前まで・100%対応ではない

いかがでしたか?
ご家庭ごとに状況もさまざま。早めに情報を集めて家族で相談しておくと慌てずにすみますね!
不安なこと、ご不明点はいつでもお気軽にお問合せください。

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