ノーベルのはじまり
ノーベルは2009年4月1日、任意団体として立ち上がりました。この団体を立ち上げたきっかけは、女性が結婚や子育てを理由に次々と会社を辞めていく、そんな現状を目の当たりにしたことです。それはなぜか?調べていくとお母さんたちのこんな現状がありました。
共働き世帯が増える一方で、「子どもが生まれたら、女性の約50%が仕事を辞める」という事実があります。女性はなぜ仕事を辞めなければならないのでしょうか?それは、子育て支援不足・根強い価値観・働き方(長時間労働など)・男性や周りの育児参加の低さなど様々な理由がありますが、その中でも「子どもが病気になったときに預ける先がない」ということが大きな課題となっていました。
この課題に向き合うべく、2010年にノーベルは関西初となる全く新しい「共済型・地域密着型」病児保育事業を展開し始めました。
それから10年後の2019年、病児保育事業だけでなく、働く親御さんの子育てと仕事の両立を総合的にサポートするためにシフトチェンジすると宣言。2024年、ついに新事業「子育て家族のまるごとサポート」を始動しました。 子育て中に困ったことが起きても、たすけてくれる人がいて、解決できる選択肢が身近にある。それにたすけられた人が、次は応援する側や、支える側にまわり、たすけあいをつないでいく。親しいつながりがいっぱい交差する社会。 それは、ひとりで抱え込むすきがないくらい、あつくるしくって、安心して、子どもを育てていける社会。 ノーベルが2030年に向けて描く未来は「子どもを産んでもフツーに両立できる社会」です。
ノーベルが目指す社会を一緒につくっていきましょう!
これまでのあゆみ
- 2010年
- 訪問型病児保育サービスを開始。
当日朝の依頼でも100%対応できるようにする。
- 2011年
- マンション(ファインシティ大阪城公園)と病児保育のアフェリエイト契約。
入居者に子育てしやすい環境を提供。
法人と提携し、福利厚生に病児保育の導入を進める。
- 2012年
- 『働く!! おかん図鑑』発行。両立ノウハウを発信するとともに、
企業や組合で両立支援や育休復帰の勉強会を始める。
- 2013年
- 『ひとりおかんっ子パック』開始。
ひとり親家庭への病児保育サポートを、
ご寄付を財源に安価で提供できるようにする。
- 2014年
- 大阪マラソン公式寄付先団体に選定。
ひとり親家庭の現状発信と支援者を募る。
- 2015年
- Googleインパクトチャレンジ「みんなのグランプリ賞」を受賞する。
- 2016年
- 病児保育のサービスエリアを大阪府外にも拡大。
第7回「日本ファンドレイズ大賞」を受賞する。
- 2017年
- 入会をオンライン化、最短で翌日からサービス利用を可能にする。
- 2018年
- 『ドノ親子ニモ応援団プロシェクト』開始。
ご寄付によるサポート家庭を、障がいのあるお子さま家庭にも広げる。
- 2019年
- 無事故で病児保育件数10,000件を突破。
- 2020年
- 一時保育施設「ノーベルさんのおうち」開業。
※2021年 閉業
- 2021年
- Googleインパクトチャレンジ for Womens and Girls受賞
保育の担い手のための学びとつながり事業を開始する。
- 2023年
- 「子育て家族のまるごとサポート」
テスト実施を開始
これからのあゆみ
両立を、
みんなで
つくりなおそう。
いつでも産める。子どもを預ける理解と選択肢がある。
納得して働けて、明日もがんばろうって思える。
そんなフツーに働ける両立が、この国の新しいフツーになるように。

新ロゴマーク

もう、おかん一人に抱え込ませない。
みんなで、みんなで、子育てするから両立できる社会。
その思いを込めた新しいロゴマークです。
おかんも、おかんの家族も。
保育を担う人も、勤め先の企業も、地域の人も。
行政も、支援する人も、そしてノーベルも。
四方八方のみんなが、両立時代に入ったこれからの子育てに寄り添っていく。
必要なときには連携しあって、その輪を広げていく。
そんな未来を掲げて、ノーベルの新しい挑戦が始まります。
皆さまと一緒に、たすけあう関係に溢れた頼りがいのある社会を創っていきたい。
そう強く思っています。