(2024.05.07更新)
代表長谷亜希ノート
#24 代表として、チカラを入れる3つの役割
2024年度が始まりあっという間に1か月以上が経過しましたね。
スタッフがブログにて社内で共有した2024年度の戦略を公開していましたが…(汗)
今年度のことはスタッフたちにお任せするとして、今日は代表として2024年度何をするのかを書いてみたいと思います。
生成AIを活かし、「担い手」の学びの場を創る
前回のブログでも書かせていただきましたが、働くスタッフがイキイキしてこそ目指す未来を実現できると思っています。
これが、何をするにしても大前提となる考え方です。支える側である担い手が心から、「子育て家庭のために何かできないだろうか」と純粋に思うことからすべてはスタートするわけです。
ただ、その想いもずっと続くわけではありません。そして、お金で解決できないことも15年経営していて思います。では、どうすればいいのか。ここ数年ずっと言い続けているのが「保育の担い手がつながり学び合う環境づくり」の大切さです。
この環境づくりを2024年度はさらに推進させます。
大きな方針として、【訪問型保育の学びの浸透】を掲げ、保育に関わる知見を共有しあい、保育の質を高めていく学びの仕組みをつくっていきます。
その手段として、掲げているのが4つ。
【1】パターンランゲージの活用・浸透
【2】スカッと委員会のバージョンUP
【3】学びの最適化
【4】世の中に訪問型保育の学びを拡げる
ここまで公開するんかいっ!とスタッフにつっこまれそうですね・・・(笑)
4つすべてを詳細に記載することはできませんが、2024年度のポイントは生成AIを活かすことです。
15年間続けているからこその知見を活かすことができないか。普段から保育スタッフさんたちの会話を聞いていると、その時その場所でなんとなく共有している内容にとても価値があると感じるのです。
かしこまってフィードバックシートを書くときだけではなく、子どもや親御さんとの会話や対応などを別のスタッフに共有する際に自然とでてくる内容にこそ価値があるのです。
もっとその情報が点と点を結ぶだけでなく、様々なところで交錯したり、別の情報が合わさっていたら、さらに良いものになってるのになぁ…と思っていたのです。
それが生成AIの登場によって、これは!?と思ったのがきっかけです。
訪問型保育は直行直帰であるがゆえの特徴があります。だからこそ、あえて一緒に学びあうメンバーとのつながりをつくり、一緒に学び創っていく組織づくりをしたいと考えています。
さぁ、これがどうなっていくのか私自身も楽しみです。
私もこのプロジェクトには積極的に関わり、これからの新しい時代の学びを創っていきたいと思っています。
やっぱり、サポートする子育て家庭を選びたくない。
よく「なぜNPOを選んだんですか?」とインタビューで聞かれます。それは、シンプルに答えると選びたくないからです。
お金の払える人だけが利用できるものをつくることに違和感を感じました。私たちが目指したい「子どもを産んでも当たり前に働ける社会」は選んでいては実現できないのです。
創業時からずっと掲げているのが、この図です。
でも、ここはまだまだ課題があると感じ、昨年新たにファンドレイジングチームをつくりました。
現在、チームもそれぞれの役割が決まり、動き始めています。
Vision Book にも記載されている「ファンド」を立ち上げるという言葉を言葉だけで終わらせるのではなく、具体化していくことが私の役割となります。
新事業「子育て家族のまるごとサポート」の本リリースに向けて
昨年のリリースから、どのように進めているか、ブログでも記載してきました。
- ▼今までのブログ
- 「子育て家族のまるごとサポート事業」のテスト実施に向け大阪大学発ベンチャー CoBe-Techと子育て世帯向けアセスメントツールの共同開発を始動
- #19 子育て家庭のたいへんさは意思決定の複雑さにあった?!新事業「子育て家族のまるごとサポート」、始動!!
- #20 「子育て家族のまるごとサポート」モニター家庭が決定!
- #21 「子育て家族のまるごとサポート」始まりました!
- #22 世の中に必要な子育て支援とは。現場に入ることで気づく1家庭ずつの多様なニーズ
現場に入って4か月が経過し、様々なことがみえてきました。
2024年度上期はこれらの学びをまとめて、本リリースに向けて、プロダクト開発をしていく予定です。
マネタイズはどうするのか、どんな人員が必要なのか、どんなチームづくりが必要なのか。このあたりを具体化することが私の役割となります。
計画表をみてると、、、これ以外にもやることがたくさんありますが…主に代表として力を入れる3つを記載してみました。
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