代表高亜希ノート2030ビジョン提言

#21 「子育て家族のまるごとサポート」始まりました!

さて、前回のブログで32家庭からモニターの応募があったとお伝えしました。

その中で、第1期モニター10家庭が決まり、1月から始動しています!
応募枠を超えましたが、モニター第1期〜第3期まで、全家庭に対してできる限りお応えしていく予定です。

今日は実際どんなことをしているのか具体的にお話していきます!

アセスメントツールに答えると11タイプの属性に分かれる

まず、私たちが提供している、「子育て家族のまるごとサポート」の概要を簡単に説明します。

私たちがまるサポで提供するものは

1.家庭内の仕組みづくり
  開発したアセスメントツールを活かし、ヒアリングからプランニング、
  導入から定着までのサポートをする
2.暮らし(生活まわり)のサポート
  担当ガイドとの面談中の保育や、家事、送迎等、日常の暮らしのお手伝いをする

そのなかで、STEP1〜5と進めていきます。

特に、STEP1〜4の【1.家庭内の仕組みづくり】がとても大切で、単に、家事代行やベビーシッターだけの第三者サービスを提供するだけでは意味がありません。

なぜなら、
そもそも、子育て家庭が第三者サービスを利用したり子育てを誰かに頼ろうと思うと、父母の家事育児に対する志向や価値観・特性、子どもの特性、周囲との関係性、経済状況、職場環境、地域特性など、これだけのことを把握・理解していないとできません。
(※このあたりの詳細はこちらのブログをお読みください)

そこで、私たちの独自コンテンツであるCoBe-Tech株式会社協働開発したアセスメントツールが各家庭の特徴を把握するのに役立ちます。

独自アセスメントツールを公開することは現在できませんが、こういったフォームで51の質問に応えると11タイプの属性に分かれ、各家庭の特徴を把握することができます。
(※現在、モニターの方には100の質問を答えてもらってます)

両立家庭のアンケート

この11タイプですが、それぞれどんな特徴があるのかは現段階ではモニターの方にもお伝えしておらず、モニター実施を通して、どう活かせるのか、データと実践を繰り返し、ブラッシュアップをしていく予定です。
(※中長期では、いつでも誰でも自身の家庭の特徴を知ることができる診断タイプのようなツールができるようにしていきたいと思っています。)

また、このアセスメントツールと同時に、モニター家庭に入力していただくのが、面談前フォームです。

子育て家庭のまるごとサポート事前アンケートフォーム

ここでは、
① 子育てと仕事の両立に関する困りごと(課題)
② 両立する上でどうなりたいか(目標)
③ 避けたいこと
④ 叶うといいこと
の4つを記載していただきます。

ここで面談前の準備が完了です。
これらの情報を元に各家庭のモニター家庭の特徴を知り、計画や仕組みづくりのサポートに活かします。 

仕組みづくりのガイドはどんなことをしているの?

さて、事前情報を得た次は実際にご自宅にお伺いし、お話をたっぷり聞きます。
例えば、どんなことをしているのか事例を元にお話をしたいと思います。

育休復帰を迎えているAさんの場合

① 事前情報にいただいた子育てとシゴトの両立に関する困りごとや目標、避けたいことなどを改めて聞いていきます。

② その中で実際に現在の生活リズムが復帰後どう変化するのか一緒に付箋を貼って考えていきます。(※下の画像はイメージです)

一日のタイムスケジュール

③ そうすると、今と何をどう変えないといけないかが見える化されてきます。

④ 変えないといけない部分の解決策を一緒に考えます。

 ※ここでポイントが私たちガイドもアセスメントツールで把握している特徴を
  把握した上での提案しているということです。 

⑤ 改めて、2〜3ヶ月後の実現できそうな目標を設定します。

⑥ 最後はTODOリストとしてまとめていきます。

育休復帰後TODOリスト

ここで大事なことは、全てをやろうと思うのではなく、できるところから、そしてできるよう伴走をすることだと思っています。

Aさんからは

「準備をしようと思ってたけど、なかなかできず、こうやって一緒に考えてくださり助かりました。やらないといけないことが見えてきました」
といった声を聞くことができました。

Aさん以外にも面談を通して、

「こうなりたい!がなくて、永遠に改善を繰り返してる感じ…。」
「3人子育て&フルタイム復帰&職種変更&東京へ転勤のフルコンボ。料理以外はアウトソースしたい 」

という気づきや具体的な解決策を見いだせたという声を聞くことができています。

まだまだ始まったばかりで、試行錯誤中ですが、少しでもモニター家庭の両立満足度があがるように貢献したいと思います。

次回は実際に日常の暮らしのお手伝いをする「暮らしのサポート」について書いてみたいと思います!

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