ノーベルと学ぶ保育

保育スタッフ研修|家庭内での事故を防ぐリスクマネジメント

こんにちは、ノーベル事務局です。
ノーベルでは保育スタッフ向けて、定期的に専門的な研修を開催しています。

今回は「自宅預りにおける保育リスクマネジメント~家庭内事故を中心に~」を学びました。
講師は、保育の安全研究・教育センターの所真理子先生です。
前回の研修に続き、今回も30名ほどの保育スタッフがオンラインで参加しました。

このリスクマネジメント研修は、年に一度開催されていますが、毎回新しい事例が紹介され、保育スタッフの皆さんにとってもとても気づきが多いようです。

今回は子どもの「不慮の事故」の中でも死因として割合の高い「窒息」「溺水」「転倒・転落」について、どのような状況で起こるのかを解説していただき、保育スタッフが経験したヒヤリハット事例を発表してもらう時間ももちました。

家庭内の危険

最後に所先生から、

どんなに気を付けていても事故は一瞬で起きる。
気を付けているということは大切だがそれだけでは防げないものもある。
過去に起きた事故の事例をもとに排除できる危険は排除すること、道具を使ったりすることで安全な環境が作れるなら環境整備をすること。
ノーベルというチームで保育をやっているわけだから、気になったことや危ないと感じたことはそのままにせずに事務局に相談するなど、皆の力で安全な環境を整備して、皆で安全な保育ができる環境づくりに取り組んでほしい

というメッセージをいただきました。

研修を受けた保育スタッフからは下記のようなコメントが寄せられました。

”自分が経験したキケンについては想像がつく一方、その他の事例をご紹介いただいたので自分でも想像がついていなかったものもあり、とても参考になりました。解っているようですが、このように改めて考える時間をもつ研修の大切さを感じました。”

”いつも過ごしている家の中であっても思わぬ事故に繋がるようなことがたくさん潜んでいるんだなと改めて感じました。実際に起きた事故の例を踏まえて、お話しくださり、リアルに怖いなと感じたし、保育中に起こりうることも多く、今後、保育先でも細部にまで気を配りながら、安全に過ごせるように心がけたいと思います。”

”事故などについて、また身が引き締まる思いになりました。常に子どもの目線にたって、想像力をはたらかせながら、安心・安全の保育を心がけたいと思いました。”

”事故は気をつけるだけでは防げない、安全な環境整備が大切と学びました。毎回の保育で心していきたいと思います。”

”滅多に起きないだろう、気をつけているから大丈夫と過信はせずに子どもの安全を第一に保育をしていきたいと思います。”

”子どもは大人や兄姉がする事をすごく良く見ている事、動きのあるものには特に興味を持つ、恐怖心より好奇心が勝ってしまうなど…保育に出ても忘れないようにしたいと思いました。”

最近でも、ウォーターサーバーの排水栓から漏れ出た温水で子どもが火傷を負う事例などが報告されており、ライフスタイルの変化によっても家庭の中の危険は変わっていきます。

ノーベルはこれからも、大切なお子さまをお預かりしている責任感を忘れることなく、利用者さまにより安心・安全な環境で過ごしていただけるようスタッフ全員で取り組んでまいります。

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