ノーベルの保育品質

防災訓練のプロ『プラス・アーツ』さんに学ぶ!防災の取り組みで大切なこと

もし、保育中に地震や災害が起こったときに、どのように行動すべきでしょうか?

ノーベルでは、毎日何件もの病児保育依頼があり、それぞれのお子様のご自宅で在宅保育を行っています。もちろん、災害に備えた防災訓練や防災研修も定期的に行っており、緊急時の連絡体制や迅速な安否確認体制を整えています。

 

この度、これまで以上にスタッフの防災意識を高め、また広く意識を共有し啓発していくために、NPO法人プラス・アーツさんの防災講座を受講いたしました。保育スタッフだけでなく本部スタッフの多くも参加し、ノーベル全体で防災に関して「自分ごと」として捉え意識が高まったと感じています。

2時間超にわたる充実の防災講座の様子をご紹介し、ご自宅でできる災害の備えや心構え、また最新の防災の大切な考え方を要約してお伝えできればと思います。

NPO法人プラス・アーツさんのご紹介

まず、はじめにNPO法人プラス・アーツさんのご紹介をします。

 

プラス・アーツ

 

プラス・アーツさんは、防災に関する知識を「楽しく・わかりやすく」伝える実践を各地域自治組織やさまざまな自治体・マンションなどと連携し、防災講座や訓練・イベントの実施し、また防災マニュアル・ハンドブックやわかりやすいイラストなどで防災意識を高めるグッズなどを作成・販売しているNPO法人です。

「防災」というと、大事なことはわかっているけれど、つい後回しにしてしまう・・・、つい面倒でやらなくなってしまう・・・、意識が高い人だけがやってもなかなか続かない・・などといった悩みがあるかと思います(わたしも地域の防災に関わっていたので気持ちがすごくわかります)。

プラス・アーツさんの講座は、そうした悩みに寄り添い、いかに防災の楽しさをみんなに伝えられるか、ということに重点を置き、本当に「伝わる」すぐに役に立つ防災講座や持続可能な防災体制について助言を行っています。

風、水、土、そして種の話

プラス・アーツさんからはまず、防災プロジェクトという種を育てるときに、「風・水・土」の3つが揃っているかどうかが大切だと、教えていただきました。

プラス・アーツさんの考え方

種(活動)をつくり、運ぶ「風」、その種を育てる「水」、そしてそれを根付かせる「土」の存在。これらの3つがうまく連携できていると、プロジェクトもうまく機能します。

http://plus-arts.net/corporate/method/#method1 より)

みんなで作っていこうという土壌があって、活動の主体となる「水」の人と、それを支援し、アイデアを届ける「風」の人がいて、活動の「種」は育っていくのだと説明いただきました。

防災の取り組みは外部の誰かに頼るのではなく、自分たちで続けていけるものでなければ本当に意味のあるものにはなりません。自分ごととして防災の仕組みを整えていく上で、とても大切な考え方だと感じました。

次に、防災の最新の常識はどうなっているのかお話しいただきました。

コロナ禍を経て大きく変わった防災の考え方

災害時の避難というと、大きな体育館や公民館・学校などに避難する、といったイメージがあります。しかし、新型コロナウイルス感染症の蔓延を経て、こうした事情が変化しつつあります。
実際に、コロナ禍で台風被害などが起きた際に避難所では人数制限があり、全員が避難所に入ることができなかったというケースもあるようです。

そこで、避難所一箇所に集中して避難するのではなく、車中泊、友人・親戚宅、自宅など分散して避難する「分散避難」、そして、自宅で避難生活を送るための「在宅避難」という考え方が重要であると教えていただきました。

在宅避難の重要性と必要な備え

在宅避難をするためには何が必要なのでしょうか。在宅避難をするうえで重要な、次の3つの条件を教えていただきました。

 

1.自分の住んでいる場所が安全である

2.家の耐震性が高く、倒壊の恐れはない

3.生活する部屋の家具転倒防止対策ができている

 

この3つを満たしていれば、在宅避難をすることができます。

もちろん、これはあくまで前提条件であり、家にしっかりと避難物資があるか、インフラ設備が使えなくなってもなんとかなる備えがあるか、など在宅避難をする準備が必要になってきます。

 

当日は在宅避難の重要なポイントや必要な備えについて、クイズ形式で楽しく学ぶことができました。こうした「楽しく学べる仕組み」もプラス・アーツさんならではのものだと感じます。

具体的には、家具の転倒防止のやり方や、強度を高める方法、組み合わせ、備蓄品のローリングストックや保管方法など、家の中で備えておくことや考慮するべきことはいくつもありました。なかでも「備えはあるだけ必ず助けてくれる」というお言葉がとても印象的でした。

ここでは、そのすべてをお伝えできないのですが、プラス・アーツさんのオススメする防災グッズも紹介している記事がありますので、ぜひご参考ください。

最後に、プラス・アーツさんが様々な企業や公的機関などと協力して作ったサイトを紹介します。

 

つくってまもろう

こちらのサイトでは身近にあるもので災害時の在宅避難や避難所での生活で役立つものをつくる動画が掲載されています。

地震ITSUMOノート

プラス・アーツさんが作成した防災マニュアルで、無料でダウンロードすることができます。

とっさのひとこと

こちらは、プラス・アーツさんとセーブ・ザ・チルドレンが連携して作成したマンガ形式のわかりやすい防災教材です。プラス・アーツさんのサイトからダウンロードすることができます。

ノーベルでは、これからもスタッフの防災意識を高めるとともに、災害が起こったいざというときに、スタッフ自身もお預かりするお子様も安全に避難できる対策を講じるとともに、会員の皆様にも広くご紹介していきます。

皆様のご自宅での災害への備えに、こちらの記事がお役に立てれば嬉しく思います。

TAG

この記事をシェアする

この記事をシェアする
  • LINEで送る
この記事をシェアする
両立をつくりなおすメールマガジンに登録

RELATED POSTS

保育で親子を支える
2024.06.19

保育者として働く

ノーベルが職場体験を始めます!訪問型保育に挑戦したい方は職場の雰囲気を知るチャンス
保育で親子を支える
2024.04.30

保育者として働く

保育スタッフ窓口のお仕事紹介|訪問保育の運営を裏方で支える
保育で親子を支える
2024.04.18

保育者として働く

病児シッターのほっこりハット報告|思い出のアルバム♡また明日?!編