(2022.08.31更新)
代表長谷亜希ノート
2021年度アニュアルレポートが完成しました
代表の高亜希です。
ノーベルの2021年度のアニュアルレポートが完成しました。
Re:startとなった2021年度
2019年の秋、10周年を迎えたノーベルは母親ばかりがしんどくなる両立ではなく、「新しい両立をつくる」と次の10年に向けてのプランを発表しました。
しかし、翌年、コロナ禍という未曾有の事態となり、主力である訪問型病児保育事業は大打撃を受けました。だれでも気軽に預けられる施設型一時保育事業「ノーベルさんのおうち」をSTARTした直後でしたが、新しい取組みは全てストップし、主力事業の立て直しをはかることに集中せざるを得ませんでした。
下記記事でも、10周年の発表から現在に至るまでのプロセスをシリーズ記事で紹介しています。ぜひお時間あるときにお読みください。
- 2020年の社会課題 | 母親の努力と忍耐で成り立ってしまっている両立をつくりなおしたい
- 2030年へのロードマップ | 子どもを産んでもフツーに両立できる社会をどうつくる?
- 一時保育室「ノーベルさんのおうち」のOPENから、泣く泣くの撤退まで
- コロナ禍の新しい挑戦の連続と大切な気づき。方向転換へ。
- 私たちが目指す保育とは。12年の実践知から保育者も事務局も経営者も、みんなでつくる
- 保育の担い手のための学びとつながる場づくりに挑戦。Google.orgインパクトチャレンジ採択決定
いまだコロナの影響は受けていますが、昨年から少しずつではありますが、「両立をつくりなおす」ことに向けて再スタートを切っています。
社会の変化にあわせて私たちも変化する
コロナ禍2年目といっても、2020年度の様子とはまったく異なる1年でした。
病児保育は、コロナウイルスの感染拡大前と同じようには進まなくなりました。
コロナの影響で感染予防が徹底され、病気をする機会が減った子どもたち。保育件数もコロナ前の平均を大きく下回る水準でしたが、6月7月にはRSウイルスが全国的に大流行!ノーベルも創業以来過去最高の月間保育件数をたたき出す結果となりました。
感染する機会が減ったことで免疫をつけていない子どもが増えた影響だと言われています。また在宅勤務中のお預かりがとても増えた1年でもありました。
その他にも、施設型一時保育「ノーベルさんのおうち」や、元気なお子さんを預かる「げんきっ子保育」の正式リリースなど、社会の変化の中で、いま自分たちが最大限できる新しい取り組みにもトライし続けました。
新しい取り組みに対して立ちはだかる壁と向きあい、苦渋の決断をすることもありましたが、試行錯誤ができたからこそ、2030年に向けて、私たちが何を大切にし、何を優先するのかが見えてきた年でもあります。
今は自信をもって良い方向に進んでいると感じています。
2021年度、お世話になった皆さま、本当にありがとうございました。
そして2022年度も、ともにどうぞよろしくお願いいたします。
※詳細の会計報告書等は団体サイトからご覧いただけます
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