納得して預ける

ノーベルのワーママ体験談|まさかの保活アゲイン…どこまでも続くよ転勤族のママの保活道!

こんにちは!ノーベル事務局です。 今号も、保活5回目という強者の事務局スタッフのお話。 前回までのエピソードご覧いただけましたか?

エピソード➀『どうすれば保育園に入れるの?!5回の保活経験から

エピソード➁『急転直下、夫の転勤が決まる(涙)そして保活は振り出しへ…

今回は、第2子を出産し、保育園に入園させて、やれやれこれで私の保活人生は終わり…と平穏無事に東京でのワーママ生活をしていた私にやってきた、最大の悲劇についてお話します。

突然の転勤辞令再び…

第2子が保育園に入園出来たので、無事職場復帰も果たし、つつがなく仕事に励んでいた復職8か月目。

突然それはやってきました、悲劇の「転勤辞令」…!!目の前が真っ白になるってこういうことか…と、身をもって体験しました。

夫に大阪への転勤辞令が出たのです。

11月中旬に告知されて、年明けの1月には大阪での勤務開始とのこと
我が家に許された時間はわずか1か月半(涙)

私は仕事を失い(支店などない職場でした)…
3歳児クラスと1歳児クラスに通う子どもたちの預け先を探さなくてはならないのです!!

もう引越し先の家を決めることより、子どもの預け先がないかもしれない恐怖で手が震えました。

以前住んでいた大阪の都市部では、待機児童問題が深刻でした。

今回の転居先候補の自治体のホームページを確認しても、改善の兆しはなく、逆にマンションが増えたせいで、待機児童問題が深刻になっている印象しかありません。

とにかく情報収集を

しかし、大事なのは行動すること!!
すでに4月の一斉入所の申込みは締め切られていたので、年度途中での入園の可能性を探ります

転居先候補の自治体へ電話で確認すると、
「年度途中での入園は厳しいです。まずは転居されてから入園申込みされてはどうですか?」
「賃貸借契約書がないと市外の方の入園申込みとなり、入園できる可能性は限りなく低いですね。」
「二次募集で入園できるかどうかは、なんとも言えません。市内はどこも待機児童が多いので。」
と、けんもほろろの回答ばかり…(涙)

気を取り直して、物件探しのタイミングで大阪に来たので、区役所の窓口へ相談に行きました!

A区:「お2人ですかぁ…。正直厳しいので、お隣の区の新設園に申込みされてみては?」
私の心の声:「え、隣の区?徒歩で30分??無理でしょう~!(涙)」

B区:「お母さん、2人とも同じ園は厳しいかもやけど、別々ならなんとかなると思いますよ!」

おお!市内でもなんとかなると言ってくれる場所もあった~!!
と、感動しながら、保育園利用申請申込み用紙一式をもらい、帰途についたのでした。

安心したのも束の間、物件を見て回った結果、なんと一番の激戦区であるA区に住むことになったのです…(涙)

私はどこに住んでいても働きたいんです!
もう働けず、2人の子どもたちと家で過ごすのか?!と泣きそうになりながらも、次は企業主導型保育園を検索しました!

企業主導型保育園探し

子どもを産んで5年経ち、大きく変わっていたのが、この企業主導型保育園ができたことです。
認可外保育園ですが、内閣府の補助を受けており、保育料が認可保育園並みであること。
また、都市部では次々と色んな企業が保育園を開園していたので、転居予定先の近隣にある園に空きの確認をしてみることにしました。

A園:「現在空きはなく、待機されている方もいらっしゃるんです。」
私:「・・・そうですよね。ありがとうございました。」

B園:「お母さん、今週、転園される方がいるのでお2人同時に入園していただけますよ!」
私:「本当ですか?!ぜひ、お願いします!」

というわけで、我が子たちはめでたく引っ越し翌日から、企業主導型保育園に通うことになったのです!これで安心して引っ越し作業をすることが出来ました。

ちなみに子どもたちは引っ越して、次の日から新しい園に通い、楽しく過ごしてくれました。良かった!(喜)

とはいえ、都市部の企業主導型園で園庭もなく、運動会もない園だったので、このまま通い続けるには、特に上の子には物足りなさを感じていました。そこで、引き続き認可保育園への入園の道を探ることに…。

ただ、二次募集で空きも少ない中、2人を同じ保育園に入れるのは至難の業で…。

認定こども園と小規模保育園に

ここは別々の保育園に入園させるしかないと、またまた区役所に相談に行きました!

「4歳児のお子さんなら、認定こども園に移行した園に、1号認定枠の空きがないか(幼稚園児枠)直接問い合わせしてみてはどうですか?」
「2歳児のお子さんは小規模保育園(0~2歳児までの園)に入園させることで、加点がつくので、小規模保育園に入園して転園申請する方法もおすすめです。」

窓口の方からアドバイスをいただいたので、さっそく認定こども園に問い合わせをします。

C園:「16時半までのお預かりでしたら可能ですよ。ただ、それ以降の時間は保育認定を受けた方のみとなります。」

D園:「16時半までは追加料金なしでお預かりできます。16時半以降も延長保育料がかかりますが、新制度で月額11,300円までは補助されるので、ご負担はないかと思いますよ!」

正直、Ⅽ園の方が家に近く、園庭もあり、屋上に遊具もあり、歴史ある園だったので、C園に入園させたかったのですが「16時半までしか預かれない」というのがネックになり悩みました。
そこで、子どもを連れて実際に両方の園の見学に行くことに

園を見比べた子どもは、即決で「D園がいい!」と言ったのです。
通う本人が決めたことなので、「送迎は頑張ろう…!」と思い、D園に入園させることにしました!

また、2歳児の妹の園については、ダメ元で家から一番近い小規模保育園に二次募集で申込みをしました。申込みをした段階では空きがなかったので、諦めていたのですがなんと、「入園内定」の通知がきたのです。

年度末に転園や引っ越しなどがあったのかな~?と推測しています。

こうして晴れて2人とも、4月からは認定こども園と小規模認可保育園へ通うことが出来るようになりました!桜咲く~!!(歓喜)

転勤辞令を聞いた時は、本当に泣きそうになりましたが(いや、泣いてました)、区役所や保育園へ電話で問い合わせしたり、直接訪問したりすることで、情報を得ることができました。

また、入園する予定はありませんでしたが、幼稚園への問い合わせやプレの見学も行ったりして勉強にもなりました。

私が住んでいる区は3歳の壁、つまり小規模保育園を卒園した子どもの受け入れ先が少なくて問題になっています。それは幼稚園も同じで、3歳児から入れる幼稚園枠が少なくて、隣の区まで通っている子もたくさんいるとのことでした。

下の子は、認可保育園に入園できることが決まったものの、同時にもう一度保活をしなくてはいけないことが決定…(涙)

このため、私は現在も絶賛保活中ということになってしまいました…トホホ。

もうね、声を大にして言いたいです!
「国が働けって推奨しているのに、なんで働くまでにこんなに苦労しなくちゃ行けないの~~!!」

ノーベルが掲げるビジョン、『子どもを産んでも当たり前に働ける社会』の実現はいつになるのでしょうか。子どもたちが大きくなった時には「こんな時代もあったんだよ」と懐かしく思えることを願って、今日も働いてます。

認可外、認可園、企業主導型、認定こども園、小規模保育園、こんなにたくさんの種類の保育園を経験したママも、少ないのではないでしょうか??長い長い保活のエピソードをお読みいただき、ありがとうございました!

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