ノーベルと学ぶ保育

子どもの病気乗り切り術|インフルエンザ:効果的なクーリング方法とは?

皆さまこんにちは、広報の鈴木です。

クリスマス寒波が到来!!
外はますます寒くなってきましたが、体調崩されていませんか?
このまま、元気に年末年始を迎えたいですよね。

私がTwitterでフォローしているお医者さまの情報によると、今年のインフルエンザが流行は遅め、正月明けからだそうです。

そもそも風邪とインフルエンザの違いとは?

一般的に、風邪は様々なウイルスによって起こりますが、普通の風邪の多くは、のどの痛み、鼻汁、くしゃみや咳などの症状が中心で、全身症状はあまり見られません。
発熱もインフルエンザほど高くなく、重症化することはあまりありません。

一方、インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気です。
38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛など全身の症状が突然現れます。併せて普通の風邪と同じように、のどの痛み、鼻汁、咳などの症状も見られます。

お子様ではまれに急性脳症を、ご高齢の方や免疫力の低下している方では肺炎を伴う等、重症になることがあります。
引用元:厚生労働省HP(インフルエンザQ&A)

インフルエンザの特徴としては高熱がでる事ですよね。今回は高熱への対処、クーリングについて説明させて頂きます。

効果的なクーリングって?

クーリングというと、よくおでこを冷やすイメージはありませんか?

おでこを冷やすのも冷たくて気持ち良いのですが、

実は、効率よく体温を下げるためには太い血管があるところを冷やすのがポイントです。

ポイントとなる場所は
・わきの下
・足の付け根
・首などの大動脈があるところ
などがあります。

クーリングの注意ポイント

冷やしすぎに注意

(手足を触って冷たくなっていたら、クーリングは中断してください。
一部を冷やすことで、全体の体温が下がります、中断するとまた手足が暖かくなります。)

正確に検温できるようにする

(脇は検温できるよう片方冷やさないか、クーリング後から時間をあけて検温してください。)

などに注意していただいてクーリングを行ってみてください。

クーリンググッズ

先日の病児保育全体会議でもクーリングについての話題がでました。
そこでは、冷えピタなどの冷却ジェルシートについても。便利な事も多いのですが、脇など場所によってはがれ易かったり、すぐにぬるくなってしまう・・・。
また、貼られることを嫌がるお子さんもいらっしゃいます。

そんな時には、用途によってクーリング用品を選べるようグッズを揃えておきたいものですね。
といっても、特別購入されなくても、ケーキなんかを買ったときに付いてくる保冷剤を取っておくだけで、保冷剤の大きさがお子さまサイズで使い勝手がよいクーリンググッズになります。

保冷剤は冷やしておいてミニタオルで包んでズボンやパンツの中に入れちゃうのもいいのですが、動いて落ちてしまう場合には薄手のフェイスタオルや手ぬぐいで結び付けるのが安定すると思います。

他にも、保冷剤をガーゼなどで包んで、ストッキングで結びつけるなんていう方法をされている方
もいらっしゃるそうです。
また便利グッズとして脇を冷やすように、おぶるように装着するタイプの商品も販売があります。
ノーベルの会員さんの中には、手作りされていらっしゃる方もいます☆

インフルエンザ予防接種を済ませて、対策をされていても絶対に感染しないとは限りませんよね。
もしもの時には、今回のクーリングに加え、水分補給、睡眠をしっかりとってインフルエンザを乗り切ってください♪

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