溶連菌に感染。 薬の飲ませ方は?保育園は登園OK?
こんにちは、ノーベル事務局です。
大阪府感染症情報センターでは、「溶連菌(A群溶血性レンサ球菌咽頭炎)」の流行が報告されています。
溶連菌は、病院から処方された薬を正しく服用すれば、治療できる病気です。 風邪と症状が似ており、風邪だと思って受診したら溶連菌だった、ということもあるようです。
今回は風邪との症状の違いや、薬の飲ませ方のコツ、保育園はいつから行けるのか、などご紹介します!
《CONTENTS》 |
◆溶連菌とは? |
◆風邪との症状の違いは? |
◆治療は抗生物質。嫌がる薬、どうやって飲ませる? |
◆保育園はいつから登園できる? |
◆保育園登園OKまでノーベルで |
◆溶連菌とは?
溶連菌は、5歳を中心に4~9歳の子どもがかかりやすい感染症の一種で、2〜5日の潜伏期間の後、突然の発熱と喉の痛みなど風邪のような症状から始まります。
流行のピークは「冬」、「春から夏にかけて」の年2回です。 家族の間での感染率は20~60%もあるとされており、大人でも感染します。 子どもが溶連菌だと診断されたら、マスクをして飛沫を防ぐとともに、手洗い・うがいで予防しましょう。
◆風邪との症状の違いは?
風邪と症状の違いを見比べてみましょう。
風邪 | 溶連菌 | |
かかりやすい年齢 | 生後6ヵ月〜2歳が中心 | 5才を中心に4~9才が多い |
初期症状 | 鼻水、くしゃみなど 「鼻かぜ」から始まることが多い | 2〜5日の潜伏期間の後、 突然の発熱と喉の痛みなど |
おもな症状 | 発熱、咳、のどの痛み、 痰、鼻水、くしゃみ、嘔吐 | のどの痛み、高熱、全身への発疹、イチゴ舌(舌にイチゴのようなブツブツができる) |
ご家庭でのケアについて
風邪にしても、溶連菌にしても、まずは水分補給!
のどの症状がある場合は、うどんやおかゆなど、のど越しが良く消化の良いものから様子をみてあげてください。
◆治療は抗生物質。嫌がる薬、どうやって飲ませる?
溶連菌は細菌による感染なので、「抗生物質」を服用して治療します。
抗生物質は約10日間連続して服用します。
熱は1~2日で下がり、のどの痛みも消えますが、途中で薬をやめてしまうと合併症を引き起こす場合があるといわれているので、処方された薬は最後まで、きちんと指示どおりに飲むことが大切です。
とはいえ、小さいお子さんの病気で、困ってしまうのが「薬の飲ませ方」。
抗生物質は粉薬で出されることが多いです。
そんなお子さんに「粉薬を飲ませるコツ」をノーベルスタッフからお伝えします!
● 味の濃いチョコレートアイスに混ぜる
● 服薬ゼリーに混ぜる
● 食事の合間にはさんで、薬の味を紛らわせる
● 音楽や動画で気をそらす
● 飲めたらごほうびをあげる
チョコレートアイス作戦は、高級なものほど薬の苦みを消してくれるとか…。
苦い薬が苦手なのは当たり前。口直しを用意してあげてくださいね。
◆保育園はいつから登園できる?
病院から処方された抗生物質での治療開始後、24~48時間後、症状が軽く熱も下がれば登園可能といわれています。
まだ熱があるなど症状がある場合は、体調が元に戻るまでは自宅で安静にさせることがおすすめです。
◆保育園登園OKまでノーベルで
治療開始後24~48時間後、熱も下がれば、とはいうものの、その後の体調は心配ですね。元気に保育園に行けるくらいになるまで休ませてあげたいけれど、仕事は何日も休めないし、感染症なので周りの人にも頼りにくい…
ノーベルの病児保育では、ご自宅でお預かりをするので、感染症のお子さんのお預かりにも対応しています。(はしか・新型ウイルスを除く)高熱が出てしんどい思いをしているお子さんを、ご自宅でゆっくりさせてあげられます。
感染症でこまった…ときこそ、ぜひ頼ってくださいね。
◆選べる2つの説明会のお申込みはこちらから!
まずは、説明会にご参加ください。説明会では、運営団体のご紹介・実際の保育の様子・料金など詳しい情報をお伝えします。「話を聞いてから考えたい」「入会するかまだ決まっていない」そんな場合でも、もちろんOKですのでお気軽にどうぞ!
①スタッフから直接話を聞ける!合同説明会に参加する
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