(2023.12.27更新)
社会の課題
ノーベルの2023年を振り返る 今年もありがとうございました
皆さん、こんにちは。ノーベル広報担当の水野です。
今年もあっという間に時間が流れ、気づけば年末。ノーベルは今日が今年最後の営業日となりました。
このブログでは全て書ききれませんが、支えてくださった皆さまへの感謝をこめて、ノーベルの1年を簡単に振り返っていきたいと思います。
ぜひ最後までお付き合いください!
1月 気持ちも新たに1年がスタート。ニュースでは「異次元の少子化対策」という言葉が話題に
異次元の少子化対策を打ち出している岸田内閣。
一方で、育休中にリスキリングを、という言葉が批判の的となり、「リスキリング」がトレンドワードになりましたね。
いま子育て家庭に何が足りないのか、子育ての現場で何が負担になっているのか、ということが政治の世界には届いていないように感じ、
ノーベルとしても改めてこの社会課題に全力で取り組みたいと気持ちを新たにした時期でもありました。
https://nponobel.jp/blog/vision_230118/
2月 スタッフ同士の繋がりの場として、社内SNS「TUNAG」を導入
ノーベルの社内SNS「TUNAG」の導入を開始しました!
保育者の人材確保・育成は、ノーベルでも最優先課題。そして、日々病児保育の現場で働く保育スタッフさんの働く環境もより良くしていく必要がありました。
その一環で始まったのがこの社内SNS。日々の保育でのお役立ち情報や学びを共有し合う場になり、またお互いの人柄や得意なこと、
日々感じていることなどがお互いに知ることができ、より親密なスタッフどうしの繋がりが生まれました。
今では、頻繁にコメントが飛び交い、すっかり欠かせないツールになっています。
この社内SNS導入にあたっては、SalesforceJapan株式会社様のご支援もありました。
https://nponobel.jp/blog/social_20230601/
3月 三井住友カードの寄付キャンペーン始まる
三井住友カード様の実施するキャンペーンの寄付先にノーベルが選定されました。
こちらのfor goodキャンペーンは、〜2024年2月28日までとまだ継続中です!
https://nponobel.jp/blog/vision_230310/
4月 新規事業や人事制度改革・・新しいことたくさんの新年度がスタート
3月末に、全社スタッフ向けに行われる、2023年度の事業計画会議がありました。
次々と発表される新規事業リリースや人事制度改革などの計画にスタッフ一同ワクワク・ドキドキしながら、
新たにスタートすることが盛りだくさんな新年度がスタートします!
世の中の動きでは、こども家庭庁が発足し、本格的に子ども・子育て政策が議論され始めましたね。
5月 コロナが5類に ノーベルでも受診代行を再開
新型コロナウイルス感染症が、感染症法上の位置づけとして、「5類」に引き下げられました。
ようやくコロナ明け!となり、ノーベルでも受診代行を再開するなど、ようやく本来の訪問病児保育サービスを提供できるようになりました。
また、社内では着々と新規事業のリリースに向けて動き始めます。いよいよ新規事業の骨子が全スタッフに伝えられ、
ここから、ノーベルスタッフみんなで事業を創り上げていくためのワークショップも始まります。
6月・7月 コロナ明けで感染症が同時多発的に流行
コロナ明け、社会が動きだしたことと比例して、6月頃から咽頭炎やヘルパンギーナなど複数の感染症が同時多発的に流行り始めます。ノーベルでも保育お断りが発生してしまうほど、保育依頼が連日集中しました。
連日の保育でてんやわんやの中でも、保育スタッフ研修では、6月に救命救急講習、7月には「性と人権」と、学びの機会は大切にしてきました。
https://nponobel.jp/blog/hoiku_20230706/
https://nponobel.jp/blog/hoiku_20230831/
8月 新規事業の開発に向けて、全社でワークを実施
8月には新規事業の開発に向けて、保育スタッフと本部スタッフが一緒になり、それぞれの知見や経験を結集させるワークを行いました。
私たちが見てきた両立家庭の困りごとは?それに対して何ができる?
皆で思いついたことを付箋に書いてペタペタはっていきながら、両立を総合サポートするにはどんなサポートが必要か、皆で一緒に考え、新規事業の全体像を描く時間を持ちました。
https://nponobel.jp/blog/vision_20231004/
9月 利用会員さんと一緒に学ぶ保育スタッフ研修を開催
防災月間に合わせて、この月の保育スタッフ研修は防災講座でした。
この研修では初めて病児保育の利用会員さんも招待しての開催となりました。
防災について実質的に学び、すぐに行動に移せたと好評をいただきました。
https://nponobel.jp/blog/hoiku_20230920/
そして、9月末には2023年度の上半期を振り返る事業計画会議が行われました。
大変だったコロナ禍でもみんなが着実に自分の持ち場でできることをやり続け、積み上げてきた結果を見ながら、お互いに労をねぎらいあう涙あり・笑いありの会議となりました。
10月 病児保育の価格改定を発表
9月・10月には保育スタッフさんのお仕事内容や魅力を伝える動画を公開しました。
お子さんと1対1で向き合い、働く親御さんをサポートする保育スタッフの一言一言が胸にじんとくる動画です。
https://nponobel.jp/blog/hoiku_20230905/
https://nponobel.jp/blog/hoiku_20231030/
また、10月には保育者の待遇改善や質の高いサービスの維持、病児保育の安定供給を目的に、病児保育サービスの価格改定の発表を行いました。
https://nponobel.jp/news/20231017/info-48/
11月 新事業「子育て家族のまるごとサポート」リリース!
これまで社内でたくさん議論し、温めてきた新規事業が「子育て家族のまるごとサポート」として、ついにリリースされました!会員さん向けのモニター募集では、定員の10家庭を大きく上回る応募がありました。両立家庭の切実な声もたくさんいただき、改めてサポートの必要性を実感するとともに、利用者の方にとって本当に助けとなる事業にしていきたいという思いが高まりました。テスト実施は来年1月にスタートします。
https://nponobel.jp/blog/vision_20231114/
12月 スカッ!と委員会の集大成「ノーベルクリスマス会」
最終月の12月には、保育スタッフさん企画のノーベルクリスマス会が開催されました。
歌やダンス、ジェスチャーゲームなど盛りだくさんのプログラムで大盛り上がり。
今年1年、保育スタッフの自律的な学びの場として進化してきた「スカッ!と委員会」の集大成として、心から楽しめるイベントとなりました。
https://nponobel.jp/blog/20231225/
世の中の動きとしては、政府が「こども未来戦略」案を発表。その中の多子世帯の大学無償化が大きな話題となり、子育て世帯から様々な声があがりました。子育て中のノーベルスタッフも、テレビの取材を受けてコメントをしています。
https://www.youtube.com/watch?v=bQfT-yUGe0A
以上、ノーベルの1年振り返りでした!
病児保育については、昨年から引き続き、入会制限により入会をお待たせしてしまっている方々がおり心苦しい状況が続きました。一方でこの一年間、保育者の採用と育成が着実に進んだことで、入会待ち期間は短くなり、現在は比較的すぐにご入会いただける状況となっています。来年も引き続き、必要なご家庭に病児保育サポートを安定してお届けできるよう、取り組んでまいります。
最後になりますが、この1年ノーベルをサポートしてくださった寄付者の皆さま、パートナー法人の皆さま、それ以外にも様々な形でノーベルに関わり力を貸してくださったすべての皆さま、本当にありがとうございました。
2024年も引き続き、よろしくお願いいたします。
それでは、良いお年をお迎えください。
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