代表長谷亜希ノート

2022年のノーベルの振り返り

2022年もあと5日で終わろうとしています。

今年はノーベルのこれからの道のりをしっかり記録したい、
そしてみなさんに共有したい、そして、みなさんと一緒に両立をつくりなおしたい!
という思いから「両立をつくりなおす実践の記録2030」をSTARTしました。

1記事2,000~3,000字という長い文章でリアルに書くことを心がけてきましたので、ノーベルの軌跡を伝えられるものになっていると感じています。

2020年のコロナ禍から3年が経過し、今年も様々な出来事があったノーベルですが、特に「担い手のためのイキイキとする土台づくり」の取組みを優先しました。

子育ての担い手育成

#4の記事「コロナ禍の新しい挑戦の連続と大切な気づき。方向転換へ」でも書いたように、2021年、私は1つの決断をしました。やりたいことを実現するために、サービスのつくりこみよりも、保育スタッフさんたちのイキイキとする土台づくりを優先すると。

その中でも一番注力したことが、現在まで12年以上築いてきた訪問型保育のノウハウを保育スタッフさんたちとともに言語化することでした。

改めて、訪問型保育における「大切にしたい子ども観」・「保育理念」・「保育方針」・「保育内容」を体系的に言語化していくことから始めました。

また、私たちの訪問保育は100人いたら100とおりの保育をしている中で、みんなが質の高い保育を実践しており、実際に満足度も高いです。

-なぜ子どもたちがまたノーベルさんにまたきてほしいと言うのか
-なぜ親御さんからノーベルの保育は質が高いと言われるのか

そのコツをパターンランゲージという手法を用いて、言語化する取組みも始めました。
現在、約300の保育の種から49個のパターンを抽出することができ、出版に向けて、最終の仕上げの段階に入っています。

手を挙げている保育スタッフ

その他にも様々な取組みをスタートしました。
 ●担い手同士がつながる場の研究
 ●訪問型保育のソーシャルワーク

そして、今月にはノーベル主催で講演を開催することもできました。

上野千鶴子氏講演

すべての目的は、現場で訪問型保育を実践する保育スタッフさんたちが感じるモヤモヤや悩みはいったい何か、そして、それをどうすれば解決できるのか。そのためには何が必要なのか。

サービスのつくりこみよりも、保育スタッフさんたちのイキイキとする土台づくりを優先すると決めてから、担い手を主語にインプットとアウトプットを繰り返してきました。
おかげさまでこの1年を通して、様々な学びを得て、来年はカタチにすることができそうです。

みなさま、2022年もありがとうございました。
来年も様々なチャレンジをしていきたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いします。

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