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寄付で支える病児保育支援!「ひとりおかんっ子応援団プロジェクト」はじまります

皆さん、こんにちは。代表の高です。

4月8日、ついにこの日がきました。どれだけ待ち遠しかったか。表題とおり、本日から正式にひとり親向け病児保育がスタートします!!!

その名も『ひとりおかんっ子応援団プロジェクト』

子育ては社会全体でするもの。たくさんの応援団員が集まり、応援団となって、みんなでサポートする。そんな意味が込められています。

そして、このキャラクター。今回はトイプードルです。おかん図鑑のキャラクターから派生してます。

そして、少しこだわったのはリリース日。もちろん大安。あと数字が4と8。これ、良すぎるw根拠のない自信で感覚だけどw

まずは、寄付団員の募集からします!
(病児保育利用希望者であるひとり親の方はもうしばらくお待ちくださいませ。)

ひとりおかんっ子ひとりサポートするのに、毎月8,000円が必要で、お一人毎月1,000円、もしくは月3,500円、月7,000円と選べます!

プロジェクトのきっかけ

今回のこのプロジェクトは母子家庭を中心にひとり親家庭をサポートしていくわけですが、このプロジェクトのきっかけとなったのが、今までに見たことがない風景に出会ってしまったからです。

え??何これ。こんな世界があるの?私は何をしてるの?って。

最初のきっかけはノーベルが始まってから6か月が経過したころでした。
「明日仕事を休むとクビになる。子どもの預け先がない。」という電話が。それ以降からなぜか連続して不思議と母子家庭のお母さんとの出会いが続きます。

「ノーベルを使いたいけれども高くて使えない」
「やってることはいいと思うんだけどね」
「夫からのDVで今裁判中でして、家を転々としてるんです…だから周りに誰もいない…」

また、このプロジェクトをするにあたって、母子支援施設との出会いも私の中ではかなり大きく占めております。離婚の理由には性格の不一致、死別、DV、子どもが障害をもって生まれたからといっての離婚、ほんとたくさんの理由がある。

でも、ひとり親の方と接していて思うことはみんな子どものことは本当に大好きで愛しているんだなって伝わってくるんです。

だから、単純になんとかしたい!って思いました。

全国でひとり親家庭が一番多い大阪

大阪は全国でひとり親家庭が一番多い。7万人。そして、全国の母子家庭の生活保護費の2割を大阪が占めている。

生活の基盤である衣・食・住を整えるためには就労、お金を稼ぐということが必要で。でも、小さい子どもがいると、子どもの熱で頻繁に休みクビになり、就職活動していても面接で聞かれることは「子どもが熱を出したときはどうしますか?」ということ。

こんな状態であれば、安定した暮らしができない。これが生活保護につながったり、精神的に追い詰められ、ネグレクト・虐待につながるケースもある。

また子どもには貧困が受け継がれていき、その悪のスパイラルが止められない。

セーフティーネットとは何か。それは、いざという時にサポートできる体制です。

子どものために一生懸命なひとり親のお母さん・お父さんと出会ってきて、まずは今ノーベルとしてできることをしたいと思ってます。

病児保育で解決できること

ノーベルは訪問型病児保育で、ひとり親のご家庭に対し、以下のことを提供し・解決していきます。
———————————
●子どもの急病時でも仕事をつづけられる安心感
●ひとり親家庭の就労・経済的自立の支援
●子どもに貧困が引き継がれる連鎖の断ち切り
———————————

ぜひみんなで、社会全体で子育てを。

最後に…このプロジェクトをスタートするにあたって、ご寄附くださったみなさま本当にありがとうございました!

開始するにあたって300万円を目標としてました。なんとか最終的に約180名の方から250万円近くご寄付いただき、開始することができました。おひとりおひとりの想いを受け取りカタチにでき、少しほっとした気持ちと身が引き締まる想いです。

このプロジェクトの開始にあたって約100万もの寄付を集めてくれたプロボノきむさん。そして、毎月寄付してくださった、Iさん、そしてI社長。

本当にありがとうございました!!その他にもたっくさんの方から想いのこもったご寄附をいただきました。これからも引き続き応援団員を増やし、たっくさんの人でひとりおかんっ子をサポートしていきたいと思ってます。

みなさま、これからもどうぞよろしくお願いします。

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