心身の余白づくり

モニター家庭の声をご紹介!新事業「まるサポ」を使って良かったところは?

皆さん、こんにちは。
ノーベル広報担当の水野です。

今年から新たにスタートした新事業「子育て家族のまるごとサポート」(通称:まるサポ)。子育てと仕事の両立で忙しく、時間が足りない!心身の余裕がもてない!というご家庭と一緒に困りごとを整理し、解決に向けたプランを考え、行動のための意思決定を後押しする、そんな新たなサービスです。

担当ガイドが各家庭と面談を重ねながらプランの提案を行い、その後も伴走しながら家庭内の仕組みづくりをお手伝いします。それだけでなく、ご家庭のニーズによってはノーベルのケアスタッフが直接現場で家事や育児のサポートをさせていただくこともあります。

今回は、テスト実施に参加している約30組のモニター家庭の皆さまから、実際にまるサポを利用してどんな変化があったのか、どんなことが助かったのかなど、いただいたお声を紹介していきます。

1.ガイドとの面談で課題が整理できたことで、前向きになれた

まるサポでは、親御さんと面談を定期的に行い、丁寧にコミュニケーションを重ねます。その理由は、世の中に子育て世帯向けのサポートサービスは数多くあるものの、自身のニーズを理解し、それに合ったサービスを選択する「意思決定」がとても難しいということがノーベルの調査でわかったからです。(詳しくはこちらのブログをご覧ください)

このハードルを乗り越え、自分たちにあった行動を決定できるように、まるサポでは親御さんから「今の生活で何が大変か」「どんな状態を目指したいのか」「大切にしていることは何か」など一つ一つ伺いながら、ニーズをひも解くプロセスをもつようにしています。

実際、面談を受けたご家庭からは下記のような感想をいただきました。

・まずは事前の面談で親身になって我が家の事情を深く理解しようと話を聞いてくださったことがありがたかったです。(中略)話しているうちに自分でも行動を整理できて、ここは改善できるなとか外部に頼ってみようかななど、意識がかわりました。

・丁寧な相槌で、話しやすい雰囲気を作ってくださった。いつも頭で考えていることを口頭で説明することで、悩んでいることが具体的になっていったこと(が良かった)。

・夫婦でヒアリングを受けたので、家事育児に関することを冷静にパートナーに伝えられたし、聞くことができました。2人きりだと険悪になってしまいがちですが、第三者が入ってくださることで、前向きな話し合いになりました。

時間や心身の余裕がないなかでは、「とにかく毎日まわすことに必死で何から変えれば良いのかわからない」という方も多くいらっしゃると思います。そのような状況から、まずは自分自身や家庭の課題が整理できたことが、大きな一歩になったのではないでしょうか。

また、夫婦での話し合いは二人だとなかなか難しい時もありますが、第三者が入ったことで前向きにできた、というお声もいただきました。

2.「情報収集・整理」が助けになった

家庭ごとの仕組みづくりのサポートの過程では、親御さんのサービス検討を助けるための情報をガイドが収集し、ご提供させていただくこともあります。これも、日々の忙しさで調べる時間がとれず、自分たちにあったサービスの利用を決定できずにいる親御さんの意思決定支援の一環です。

情報収集のお題としては、例えばこんなものがあります。

・〇〇駅から徒歩10分圏内、小児も対応してくれて、土曜日もやっている歯医者を調べてほしい。
・来年小学校に入学するダウン症のお子さんが通える放課後デイサービスを〇〇区付近で探してほしい。
・引っ越し先で使えるco-op6つをミールキットを切り口に比較したい。
など。

ご家庭の状況に応じて条件をカスタマイズし、本当に今知りたい内容をご提供できるようにしています。

これに対しては、

・自分ではなかなか時間を取れずに実行できないところ(放課後デイサービス、シッターサービスのリストアップ)をしていただけて大変助かりました。

・我が家の事情に合わせた情報提供をしてもらえたから。日頃後回しにしがちな情報収集をしてもらえたから(良かった)。

といったお声をいただきました。

3.頼れる存在、ケアスタッフによる暮らしのサポート

ガイドとの面談とは別に、ノーベルのケアスタッフが育児や家事のサポートをする「暮らしのサポート」。内容や頻度はご家庭によって様々ですが、約10家庭が利用してくださいました。ご利用いただいた方の声を一部ご紹介します。

〈母子の休日のお出かけに同行させていただいたご家庭〉
・初めての場所でのお出かけでしたが、一緒にお出かけできる!という存在で心強く、楽しく一日過ごすことができました!
子どもとの写真を沢山撮っていただいたり、お出かけにおすすめの場所を教えていただいたり、子どもといっぱい触れ合ってもらえて嬉しかったです^ ^
写真撮ってほしいとか、ベビーカーちょっとお願いしたい!とかも友人と出かけたりするとこの辺がなかなかリクエストしづらいのでサポートならではの良さなのかなと感じました。

〈幼稚園のお迎えから親御さんのお仕事終了までを継続サポートさせていただいているご家庭〉
・スタッフの皆様には、幼稚園のお迎えや、一日めいっぱい遊んでくださり、家事まで丁寧にしていただき本当に感謝しております。娘もノーベルさん来てくれるよ〜と言うと、「〇〇せんせ?」「〇〇してあそぶ」「これ見せる!」といつも楽しみにしています。
(仕事の関係で)大事な幼児期に家をあけるのってどうなんだろうかと悩むこともあります。そんなときに皆様と娘が楽しく過ごしてくださり、私が思いつかないような遊びをしてくださっているのを見て、信頼できる色んな方々に育ててもらえて良い環境だなぁと思うようになりました。

子育て家庭のニーズは実に多様で、ご家庭の状況や親御さんの考え方・価値観によって人の手を借りたいというシチュエーションも異なります。面談を通して丁寧にニーズを理解していくからこそ、親御さんにとって必要な形でサポートがご提供できることを感じます。

今回は、まるサポのテスト実施に参加してくださっているモニター家庭の声を紹介しました。現在はテスト実施で集まった知見やケースを整理しながら、本格スタートに向けて事業の構築を進めているところです。
子育て中の家庭にとって本当に必要なサポートが届けられるようなサービスを作り上げたいと、まるサポチーム、そしてノーベル全体が思いを一つにして取り組んでいます。

今後の進捗もブログでお伝えしていきますので、お楽しみに!

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