(2022.06.13更新)
保育者として働く
ノーベルがマサチューセッツ工科大学(MIT)のソーシャルインパクトアワードのセミファイナリストに選出!
この度、ノーベルがマサチューセッツ工科大学(MIT)の『MIT SOLVE』というソーシャルインパクトアワードプログラムで、全世界1,100団体の応募の中からセミファイナリストに選出されました!
こちらのチャレンジのテーマは「ケアワーク」。以下の文章は、今回のチャレンジの趣旨になります。
ケアワーカーたちは、日々の保育や介護のなかで質の高いケアを提供することで、子どもの健全な成長を支えるなど、とても大切な仕事をしています。しかし、世界のほとんどのケアワークは低賃金・重労働で、過小評価されており、またその負担は女性に偏って、のしかかっています。またケアの仕組みがあっても、利用料が高いため利用者が限られてしまい、その結果、女性の就労の妨げになってしまっている、という現状もあります。
こうした現状を解決するために、このアワードでは、ケアワーカーが安心して働く環境を提供することができ、また、ケアを必要とするひともよりアクセスしやすく使いやすい仕組みを整える事業のアイデアを募集しています。
こうしたチャレンジの趣旨は、まさにこれからノーベルが掲げているビジョンや取り組む課題、現在進めている新事業にも一致するものです。
ケアを【支える側】について問題意識を向け、ケアワーカーが助け合え、学び合えるプラットフォームづくりや、その仕組みを全国に展開していくこと、など私たちノーベルがこれから取り組みたいことが、チャレンジのテーマの解決につながるのではないか、と感じています。
以下の文章は募集要項に記載されていたもので、代表の高が感銘を受けた一節です。
“Establish care work as a broadly respected profession, including reducing stereotypes around gender roles. “
-ジェンダー役割にまつわる固定観念を減らすことも含め、ケアワークを広く尊敬される職業として確立する。
私たちノーベルも同じ思いで、このことを実現したいと考えていました。
現在、ノーベルでは、担い手(訪問保育者)がイキイキする土台・環境づくりをしないと、私たちの目指す子どもを産んでも当たり前に働ける社会づくりはできない、と「ケアの担い手向けの待遇面の改善も含むプログラム作りやコミュニティ事業」を新たに作っています。
私たちノーベルは次の2030年までに「両立をつくりなおす」と宣言し、現在もその目標に向けて動いています。
2009年にノーベルを創業したときも、さまざまなビジネスプランコンペを受けましたが、そのときの気持ちと同じく初心にかえって挑戦したく、今回もこのプログラムに応募しました。
創業時と大きく違うことは、この13年間積み重ねてきたものがあるということです。
13年間の歴史のなかで、ノーベルは訪問型病児保育のノウハウを蓄積し、多くの支援者、団体の皆様に支えられてきました。また。これまでの15,000件以上の訪問型病児保育のノウハウを体系化しまとめることも行っています。
今後、このチャレンジのファイナリストに選出されると、追加質問やインタビューを経て7月後半に受賞団体が選ばれます。
そして、選ばれた人たちは9月にニューヨークにてプレゼンや追加のプライズのための審査があります。
チャレンジの進捗については、また追ってご報告させていただきます。
ぜひ、温かく見守っていただき、応援していただけたら嬉しいです!
MITへのチャレンジの趣旨はこちら
公開情報(今回のノーベルのチャレンジの詳細)
(すべて英語のサイトですので、DeepLなどの翻訳サイトを使うと日本語でも読むことができます)
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