納得して働く

育休復帰特集|がんばるワーママへのオススメ本「新・ワーママ入門」

こんにちは!ノーベル事務局です。
「育休復帰準備特集」今回は、読書好きの私が最近出会ったおすすめ本をご紹介したいと思います!

読書好きスタッフのイチオシ本「新・ワーママ入門」

それが、こちら!
「自分らしい働き方・育て方が見つかる 新・ワーママ入門」ですっ!

新ワーママ入門

この本の著者、堀江敦子さんは、企業での女性活躍の研修や、大学生が共働きの家庭で「子育て体験」インターンを行うなどの教育プログラムを提供している、スリ―ル株式会社の代表です。

スリ―ル株式会社 

「仕事も子育ても、やりたいことも、自分らしく実現できる社会にしたい」と25歳の時に起業されたとのことで、そのあたりは、我々ノーベルの思いとも重なる部分が多いと感じますよ!

私自身、なにかと混沌とした現状をなんとか打開したいともがく中で、さまざまな本を読んできましたが(時短仕事術、家事効率化、時短料理、断捨離、ときめきの片付け、ミニマリスト、、、etc)

ワーママがこんなに大変なのはなぜなのか?
そして、そこからどのように抜け出したらいいのか?
を、寄り添いながら、まるで手を取って導くように、具体的に提示してくれた本には、はじめて出会いました。

この本は、

第1章「両立不安神話から自由になる」
第2章「なりたい姿を明確にする」
第3章「チームで子育てプロジェクトを運営しよう」
第4章「職場でもチームを育てる」

という4つの章からなっており、順番に読んでいくことで、どんどん気持ちが軽くなり、希望が持てるようになっていく、魔法のような本なんです!
(もうほとんどファンです、笑)

私がもっとも感銘を受けたポイントは3つ。

①もっと「チーム」で子育てをしたらいいんだ!
②3年後の自分を想定するワークで、未来が明るく見えてきた!
③「仕事をしながら子育て」は会社や社会のためにもなるんだ!

これからひとつずつ簡単に解説しますね。

もっと「チーム」で子育てをしたらいいんだ!

家族

「夫は激務だから働き方を変えるのは妻だけ」
「3歳まではやっぱり母親と一緒にいたほうがいいのかな」
「自分の母親みたいにできない私ってダメな母親?」
・・・など、誰もがモヤモヤしたことがあるのではないでしょうか?

第1章では、そんな多くのワーママが直面する不安を「両立不安神話」とし、ひとつひとつ、「実はそんなことないんだよ」と、具体的なデータをもとに解きほぐしていってくれます。

そして、第3章へと読み進めるうちに自然と、
「母親ひとりで子育てを背負う必要はなかったんだ、私なりの子育てチームを作って、チームで子育てしていったらいいんだ」
とマインドシフトさせていってくれます。

私は、近所の親切なおばさんなど、思ってもみなかった人がチームメンバーになりうるかも?という、新鮮な気づきが得られましたよ!

「愛情を与える主体は”母親”だけでなくてよい」
「親だけの価値観で子どもを育てるより、多様な大人に出会わせていくこと自体が子どものためになるのだ」
というメッセージもあり、ここだけでも、普段子どもを保育所に預けている親にとっては、ホッとするところですよね。

ワークシートでなりたい自分が見えてくる

この本の素晴らしいところは、「では、具体的にどうしたらいいの?」と思ったところで、3つのワークシートを提供してくれているところです!

ワークシート

① 今モヤモヤしていることを書き出す「モヤモヤ吐き出しシート」
② 3年後になりたい自分を描く「ビジョンシート」
③ ②を実現するために必要なアクションを書き出す「アクションシート」

と、3ステップを踏むことで、「なりたい自分」と「やるべきこと」が見えてくるようになっています。

これ、実際にやるとやらないのとでは大違いです!
私自身は、書き出すことでものすごくスッキリして、ワクワクするようなビジョンが描けるようになりましたよ。
また、「未来起点」で物事が見えるようになり、「いま働いている意味」が明確になったような気がします。

ワーママの何がしんどいかって、泣いてる我が子を前に「ここまでして働く意味があるのか・・・」とグラグラ揺れるところだと思うんですよ。
そこがしっかりすると、精神的にすごく楽になるんじゃないかと思います。

巻頭に切り取り式のワークシートがついていますので、ぜひ購入して、書き込んでみてくださいね。
(私はコピーしたものに書き込んでいます♪)

ちなみに私が特に素晴らしいなと思ったのが「3年後」という点です。
絶妙な数字ですよね。遠すぎず、近すぎず・・・

うちの子どもは3年後には8歳と5歳。
そう考えるだけでも、今の子どもたちがめちゃくちゃ小さく、かわいらしく見えます。

「仕事をしながら子育て」は会社や社会のためにもなるんだ!

私自身も経験がありますが、子育てしながら働いていると、子どもが熱を出すたびに「申し訳ありません・・・」と肩身の狭い思いをすることが多々ありますよね。

第4章ではのっけから、
「ワーママの働き方は”最先端”、子育ては職場のチームの生産性向上に貢献する、そして会社全体の成長にも寄与する素晴らしい体験なのだ」
と言い切られています。

つまり、「ワーママにとって働きやすい会社は、他の社員にも働きやすい」ということ。
自信をもって働いていいんだという気持ちにさせてくれます。
・・・と同時に「感謝の心を忘れずに」など、迷惑をかけないための心構えもあるところが、とてもバランスが良いんです。

「上司と面談するときの心構えや注意するポイント」や「上司との面談準備シート」まであり、これから育休復帰される方には、ものすごく実用的なパートになっています。

「子育てはキャリアのネックにならない」
「子育てをふくめたさまざまな経験が、人生の充実度を高め、より大きな風船のようにふくらんでいくのだ」
というメッセージ、イメージは、多くのワーキングマザーにとって救いになるのではと思います。

ちなみに、私たちノーベルでも「みんなで子育てしよう」ということをずっと発信しつづけています。

ぜひこちらの「VISION BOOK」をぜひご覧ください!

ノーベルの病児保育シッターも「チームで子育て」の一員に!

ご興味をもっていただけた方は、ぜひ手に取ってみてくださいね!きっと気持ちが明るく、楽になることと思います。そして、この本で何度も繰り返されている「チームで子育て」の「チーム」には、私たちノーベルの訪問型病児保育ももちろん入ります。

働きながらの子育てが一番大変なのは、だいたい3歳まで。
そして、その期間で最も大変なことは、「子どもの病気対策」だと思います。
長い人生の中の、短いほんの一時期、ぜひプロのサポートを頼って、少しでも心を軽くして乗り切ってくださいね。

ノーベルの保育スタッフたちは、みんな子どものことが大好きで、集団保育ではみられないような、ゆったりとした保育・・・その子のペースに合わせて寄り添う保育をしています。
そういう経験も、きっと、子どもにとって、かけがえのない時間になるのではないでしょうか。

ぜひ、ノーベルの訪問病児保育をご検討いただけたら嬉しいです。

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