(2014.10.21更新)
議論するということ。
先週の土日、G1関西@大津市に行ってきました。
G1関西とは↓
コンセプト:http://g1summit.com/g1kansai/concept.html
プログラム:http://g1summit.com/g1kansai/program.html
1泊2日で日本を引っ張っていく錚々たるリーダーたちが集い、学び、議論する。
そんな場に呼んでいただいたのですが、とても刺激をいただきました。
人見知りの私は最後までなじめませんでしたが…(笑)
最後の下村文部科学大臣と、田坂広志さん、グロービスの堀さんのセッション
「日本的なるもの~変わりゆく価値、普遍の価値~」では本当に考えさせられました。
私たちはどこからきたのか。そして、どこへ向かうのか。
残すべきもの、守るべきもの。そして、変革しなければいけないもの。
こういった問いを
日本を背負っていく次世代のリーダーたち、みんなが一緒になって考える。
そんな空間にいれたことに感謝します。
そして、改めて自分にできることを行動に移していきたいと思いました。
その流れもあり、昨日、大阪の女性のみらい創造会議・マルチステークホルダー会議に
支援団体として、呼ばれましたので、伝えたいことを伝えようと思いました。
http://www.city.osaka.lg.jp/shimin/page/0000283280.html
「女性の活躍促進」に向け、「継続就労」、「役員・管理職への登用」のテーマを中心に、
解決すべき課題や支援策を探るということが目的だったのですが、意見を早速伝えることができました。
大阪の女性の継続就労、管理職の割合は全国平均を下回っています。
有名なデータであるM字型がいびつなカタチをしていて、上りきらないのです。
そんな中で、まずは現実を受け止めることから始めなければいけません。
会議でよばれたり、メディアで取り上げられたりする人は先進的事例であり、
意識が高い人たちが多いです。
でも、実際は違います。
ノーベルで出会ってきた親御さんの声を重ね合わせるとデータに納得がいきます。
また、データの背景には何があるのかを知る必要があります。
データだけでは語れないものも多くあります。
子育てと仕事の両立に疲弊している親御さんがいて、それを助けたいと思う事業者が現れ、
サポートすればするほど様々な課題がみつかり、事業者も疲弊する現状をみてきました。
悪循環ですよね。ほんとに。
これじゃ何も変わらない。
一体何が不足しているのでしょうか。
政治・行政・企業・個人にできることがあります。
それぞれが責任と自覚をもち、連携していかなければいけません。
数字の目標を達成することを目的においてしまうと、失敗してしまいます。
まずはトップのメッセージを出してほしいとお願いをしました。
自治体の長である市長、企業の経営者がです。
改革は本気なのか。そこがポイントです。
その後、それぞれの連携の図を描き、アクションアクションアクション、そして振り返り。
その試行錯誤が必要だと思います。
その図が描ききれていないまま走ると結果はでません。
と、お話してきました。
今まで、こういった話し合う場に行くことは好きではありませんでした。
たった1回や2回の議論では何も変わらない。と思っていました。
でも、これからはどんどんこういった場にでていきたいと思いました。
G1関西も、この大阪女性の未来会議(マルチステークホルダー会議)も出てよかったです。
最近、ようやく議論の大切さがわかってきたこーあきでした(笑)