(2022.01.20更新)
納得して働く
「両立をつくりなおす」男性育休や男性の時短勤務も可能な社会へ
こんにちは、ノーベルの採用広報チームです。
さて、突然ですが、これを書いている私はもうすぐ育児休暇を取得します。
妻の産後休業に合わせての「パパ休暇」の取得をします。
現状の育児休業の制度は下記のようになっています。
子が1歳(一定の場合は、最長で2歳)に達するまで(父母ともに育児休業を取得する場合は、子が1歳2か月に達するまでの間の1年間<パパ・ママ育休プラス>)、申出により育児休業の取得が可能
また、産後8週間以内の期間に育児休業を取得した場合は、特別な事情がなくても申出により再度の育児休業取得が可能<パパ休暇>
出典(https://ikumen-project.mhlw.go.jp/company/system/)
産後の体力が落ちていて、母体の回復をしなければならないパートナーを十分に休ませ、パパが家事・育児をすることができる制度です。そして産後8週以内の育児休業を取得した男性は、再び1歳2か月までのあいだに育児休業を取得することも可能です。
さらに、今年4月、10月に「男性版産休」と呼ばれる改正育児介護休業法の施行もあります。
「男性版産休」10月スタート、結局何が変わるのか
育休法の改正、それでも解決しない4つの問題点(東洋経済ONLINE)
令和4年4月1日施行の改正法では、
1 雇用環境整備、個別の周知・意向確認の措置の義務化
2 有期雇用労働者の育児・介護休業取得要件の緩和
がの2つの事項が加わり、
そして、令和4年10月1日施行では、
3 産後パパ育休(出生時育児休業)の創設
4 育児休業の分割取得
の2つの事項が加わります。
とてもややこしいのですが、下記のような、より柔軟な男性育休の取得が可能になります。
より柔軟に育休を取りやすくすることで、男性の育児休業の取得機会や取得日数を増やすことができます。男性の育児休業の取得割合は年々増えていますが、一方で、取得日数を見ると、1週間ほどが平均とまだまだ短いことが分かります。
出典「育児・介護休業法の改正について」https://www.mhlw.go.jp/content/11900000/000851662.pdf
両立をつくりなおすノーベルに
前置きが長くなりましたが、ノーベルの2030年までの新しいビジョンは母親がしんどくなるばかりの両立を無くし、みんなで新しい「両立をつくりなおす」ことです。
出典(https://www.jil.go.jp/kokunai/statistics/timeseries/html/g0212.html)
この十数年で、共働き世帯の数は増えましたが、女性だけがキャリアの中断や、時短を余儀なくされ、育児・家事の負担が大きくなる一方の、「母親だけがしんどい」両立になってしまっています。そうではなく、男性も、会社も、社会全体で変わっていくことで、子育ての担い手を増やしていきたい。先日のインタビューでもそんな今後の展望を代表・副代表が語っています。
【代表・副代表インタビュー】社会への違和感を自分の仕事で変えていく
実際には、男性が育児休業を長く取得するためには、いくつも乗り越えなければならないハードルがあると思います。男性の長時間労働、転勤前提の正社員配置、キャリア中断というロールモデルのなさ、見えない不利益待遇など、男性個人の意識だけでなく、社会の側にもたくさんの障害があります。
私自身も、育児休業を取得できることはとても恵まれていることだと感じています。それを理解していただける職場はまだ少なく、取りたくても取りづらいというのがまだ現実かもしれません。しかし、少しでもそうした社会の意識を変えていけるようノーベルも、この社会課題に向き合って解決できるように頑張りたいと思います。
ぜひ一緒に「子育てと仕事の両立」を無理なく当たり前にできる社会へと変えていきたい、という仲間を募集しています!
RELATED POSTS
納得して働く
納得して働く
納得して働く