(2024.11.25更新)
社会の課題
ひとり親支援 病児保育 でできること|クラファン特別企画vol.3
皆さん、こんにちは。クラファン開始から1週間が経ちました。
今回、クラファン挑戦にあたり、ひとり親家庭の方へのインタビューも行い、改めて、私たちが提供しているサポートがどのように、親御さん、お子さんたちの暮らしに関わっているのか、その意義や可能性などは、以下の記事でもご紹介しました。
ひとり親会員インタビューvol.1|病児保育の利用で子どもとレジャー施設に行ける希望が見えてきました
ひとり親会員インタビューvol.2 | 親にゆとりがあると、子どもへ優しく接することができる
皆さまのご支援によって、通常より安価な「ひとり親パック」にご加入いただくと、ひとり親家庭にどのようなサポートを届けられるかについて、より具体的にご紹介させていただきます。
ノーベルの訪問病児保育「ひとり親パック」の内容とは
ご入会対象家庭:年収300万円以下のひとり親家庭
・料金:
入会金 無料(通常28,000円)
年会費 無料(通常6,500円)
月会費1,000円/月1回目保育料含む(通常平均9,000円程度)
月2回目以降保育料 1,000円/h (通常2,000円/h)
・オプション:げんきっこ保育 (発熱等のない元気な時の保育)
保育料 500円/h (25年3月まで期間限定料金)
・期間:2年間
ノーベルの病児保育ならでは、安心安全の特徴とは?
【1】当日朝8時までの予約で100%お預かりをお約束
ノーベルの一番の特徴であり、子どもが急に熱を出しても大丈夫という安心感を提供できている理由です
【2】病児保育専門ならでは、使い勝手のよさ
・訪問保育:体調の悪い子どもを施設等に連れて行かなくてもOKです。慣れた環境で過ごせるので、子どもも安心です。
・受診代行OK:親御さんの代わりにかかりつけ医への受診も可能です。
・キャンセル料無料:子どもの体調にあわせて予約したり取り消したりが可能で、無駄な出費がありません。
【3】チームノーベルで家庭に寄り添う
現場が1対1保育だからこそ、1件1件の保育の引継ぎをはじめ、情報共有を丁寧に行い、どのスタッフが訪問しても、そのご家庭の状況を把握できるようにしています。また保育スタッフだけでなく、本部の事務局、カスタマーサポートチーム、コーディネートチーム等とも連携して、チームでご家庭をサポートしています。
ノーベルとしてできることに限りはあるが…できることも沢山あると信じている
10月、クラファンページでご紹介している直子さん(仮称)へのインタビューの時のことです。
お母さんが「今の職種だと正社員にはきっとなれないんですけど…でもこの仕事がやりたくて」とおっしゃっていました。
収入も大事だけど、自分が得意なこと、好きなこと、エネルギーを注げる仕事に出会えていることが素敵だなぁと、印象に残っていました。
そしてクラファン開始のご連絡をした際、直子さんから以下のメッセージが届きました。
ちなみに、昨日まで3日間連続でノーベルさん利用の息子。今朝「まだしんどいの!ノーベルさん呼んで!涙」と泣きじゃくられました。これ以上はお金無いからごめんねと登園させました。。 朗報もありまして、子どもの熱でも極力勤務を続けてきたことが評価され、年明けよりアルバイトから契約社員への昇格が決まりました。本当にノーベルさんのお陰です。ありがとうございます!
病児保育でできることには限りがあります。
すぐにお腹を満たすことはできないし、お金がかかることだから利用に限界もある…。
ただ、長いスパンで見ると、1回1回の積み重ねが、周囲への信頼、いずれ昇給や昇格、キャリアがひろがり、親御さんの自信にもつながる。親の安定が、暮らしの安定、子どもの安定につながってくる。
そんなポジティブなサイクルの起点になり得ることを実感しました。
さらに、後日談があります。
翌週、直子さんから「げんきっ子保育」の予約が入りました。「幼稚園でお友だちとトラブルがあり、泣いて登園拒否。今日1日リフレッシュできたらと、ノーベルを予約しました」とのことでした。
直子さんを見送る際、保育スタッフから「もしA君が幼稚園行きたいとなったらどうしますか?」と提案。「本人の意思を尊重したいのでぜひ!」その場で保護者カードを受け取りました。
お母さんが出勤後、たっぷり遊んでから幼稚園でのお話を聞いた保育スタッフ。
・大好きなお友だちに拒否され、悲しかったこと
・担任の先生がそばにいなくて、嫌だった気持ちを伝えられなかったこと
・自分の気持ちを先生に聞いてほしいこと
・先生とふたりでお外遊びをしたいこと
いろんな話を聞かせてくれ、登園しよう!と気持ちが切り替わったAくん。
保育スタッフから本部スタッフへ、お母さん、幼稚園へも連絡をし、いざ園へ出発!
園が近づくと「なんかしんどくなってきた」と不安を漏らします。それでも「お母さんと先生に伝えてほしいことをちゃんと伝えておくよ!」と保育スタッフが伝えると、笑顔で無事登園できたそうです。
年に数回の病児保育、げんきっ子保育でできることには、限りがあります。
でも、できることも沢山ある。
そんな希望を感じる出来事でした。
親でも先生でもない、第3の大人だからできること、
親子に寄り添い、尊重し、最善を尽くすノーベルスタッフだからできること。
こういったサポートがもっともっと広がれば、救われる親子が大勢いるはずです。
皆さんのお力を貸してください。
このようなサポートがあることを知らずに困っている世帯へ
経済的に利用を断念している世帯へ
サポートを届けるためには、皆さんのご協力が必要です。
まずは、大阪・兵庫のひとり親家庭100世帯へ。
どうぞよろしくお願いいたします。
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代表長谷亜希ノート