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育休復帰特集|事前準備が9割!突然の「お迎えコール」への対応は?

入園、育休復帰はどんなときでも期待の反面、不安もつきまといますよね。しっかりと事前の準備をして、みんなでよりよい4月を迎えましょう! 

今回は、賢いママたちは行っている「子どもの発熱時の子育てと仕事の両立テク」をお伝えします。

コロナウイルスの感染拡大から、再び平時に戻りつつありますが、それでもまだまだ感染に敏感な保育園も多いのではないでしょうか。特に、入園したての園児はなれない環境での緊張やストレスで疲れやすく、保育士さんもその子の特性を理解できているわけではないので、とりわけ敏感になります。

そんな中必ずやってくるのが、保育園から子どもが発熱した・嘔吐したとの「お迎えコール」

大前提として保育園から「お迎えコール」が来たら、できるだけ早くお迎えにいかなければなりません。もちろん、今やっている仕事が急に片付くわけでもなく、どこでもドアのように、一瞬で保育園にいけるわけでもありません。

そして、もちろん子どもが発熱した、体調が急変した、となれば不安な気持ちにもなります。

今やってる「この仕事」、どうしよう…

子育てをしていたら、誰もが一度は直面するこの問題。育児と仕事を両立している先輩方はどうしているのでしょうか。

まずは復帰後の期待値調整から

復職前に、上司や人事との面談が設けられる企業も多いかと思います。その際に、復帰後、子どもの病気で突然園から呼び出しがあることをしっかり伝えましょう。
もちろん、最初からやる気のない感じを漂わせてはいけないですが、かといって「フルタイムで以前と同じようにバリバリ働きます!大丈夫です!」と言ってしまっては、いざ仕事が始まってから、言ってることと違うじゃん…と思われてしまいます。

「復職後間もない段階では、子どもも病気にかかりやすく、急なお迎えなどでご迷惑をおかけすることもあると思います」などの一言があると、復職後も周りのメンバーや上司にも理解が得られやすくなります。先輩社員にあまり子育て経験者がいない場合などには、特にこうした基本的なことから理解してもらう必要があります。

仕事の切り上げ方・対処方法を考えておく

急に呼び出され、会議も仕事も投げ出して帰宅…となると、一人でやっている仕事ならともかく、チームの仕事では周りのメンバーにタスクを引き取ってもらう必要があります。チームワークですので、ここはお互い様、逆にチームメンバーが体調崩していたら、帰ってもらうこともあると思います。決して遠慮する必要はありません。
でも、あらかじめ周りの人に頼みやすくする工夫をすることで、周りの負担が軽減されることもあると思います。自分の仕事のマニュアル・指示書・今後の進め方などをテキストベースでもメモでもまとめておくと、いざというときにタスクを振りやすくなります。こうした対処方法もあらかじめ考えておくことで、「お迎えコール」でも慌てずに対応できます。

家族と連絡が取れる体制を

お迎えに行くのは、いつも母親、ということは決してありません。夫婦どちらでも連絡があったらすぐに行ける体制のほうが、本当に抜けられないときのリスクヘッジにもなります。保育園からの連絡があったら、すぐに家族にも連絡を。そして、どちらが迎えに行けるのか、すぐに判断できるようにしておきましょう。いつも私ばっかり対応してる…という不満の温床にもなりかねませんので、お父さんも事前の準備を徹底して、お迎えにいける心構えを持っておきましょう。

明日やれることは明日やろう

その仕事、本当に今日じゃないと駄目でしょうか。もちろん、そういう場合も絶対にあります。でも明日やっても問題ない、明日できることなら、割り切って明日やってしまいましょう。

また、納期に余裕をもたせて仕事をすすめておく、というのも大事な作戦のひとつです。ゆとりを持ったスケジュールで仕事を受け持っておけば、いざというときでも明日に回せる余裕ができます。

実際に、お迎えに行った後は、小児科に連れていき、症状を診てもらうことになります。それによっては次の日以降も休むということも十分考えられます。そのためにも、余裕を持って仕事を進める、という日頃からの段取りが重要になります。

明日以降の体制を家族で話し合う

明日は出勤できるのか、休まないといけないのか。子どもの体調やお熱の高さによって、変わってきます。夕方の診察に間に合わなければ、明朝に小児科に行かなければならないかもしれません。

夫婦のどちらかが休むのか、祖父母にお願いできるのか、あるいは病児保育を利用するのか、など、休みが1日では終わらないことも想定して1日目~3日目くらいまでの体制を決めておくとよいでしょう。

仕事と育児の両立を社会のみんなで

育児と仕事の両立は、自分ひとりの力ではできません。夫婦でも協力が必要だし、職場にも理解してもらいたいし、たくさんの制度やサービスにも頼る必要があります。
自分ひとりだけの力では成り立たないものだと理解して、周りのメンバーにもいっぱい助けてもらえたらいいなと思います。チームのメンバーとも「お互い様」という良好な関係を築くことも、大事な仕事のひとつです。みんなで「育児と仕事の両立」が実現できるよう、自分自身の状況をきちんと説明して理解してもらったり、周りのメンバーにもできる限りの配慮をしたりすることで、「助けてもらいやすく」なります。保育園からの「お迎えコール」は、何度経験してもドキっとしますが、たくさんの人に頼って、うまく乗り切ってくださいね。

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