(2018.11.30更新)
ノーベルと学ぶ保育
小児科医に聞く!お役立ち情報|家族全滅を回避する!インフルエンザ予防
こんにちは!ノーベル事務局です。
急に気温が下がり、紅葉もずいぶんと色付き、あっという間にクリスマス〜冬休みに突入ですね。
そろそろ乾燥もしてきましたので、咳や喉のケアに気をつけたいところです。
さて、今回の「プロに聞く!お役立ち情報」ブログは、
「家族全滅を回避する!インフルエンザ予防」について
「たにまちこどもクリニック」の院長 川越里佳先生にうかがったお話と、
ノーベルの過去の実例などを元に「乗り切り術」をご紹介させていただきます!
なんとか家庭内感染を防ぎたい!
お子さんが保育園や幼稚園でもらってきたインフルエンザ。
親御さんまで感染してしまうと大変なことに…!
なんとか家庭内の感染は防ぎたいところです。
川越院長:
基本的なことですが、うがい・手洗い・マスクは必ずしてくださいね。
ノーベル:
まずは、うがい・手洗い・マスクを家族みんなで徹底ですね!
川越院長:
そうですね、ウィルスの多くは「気道感染」なので、特に「マスク」はつけてくださいね。
あと、忘れがちですが、「換気」も大切なんですよ。
ノーベル:なるほど、汚れた空気を入れかえないと室内に滞留してしまいますね。
寒いのでついつい換気は忘れがちですがポイントですね。
川越院長:そうそう、親御さんは看病などでなかなか眠むれないかもしれませんが、
「寝不足」も大敵です。体力が落ちてしまわないように、大人も体調ケアをしっかりしてくださいね。
ノーベル:そうですね、お子さんの看病があると一晩中眠れない…なんてこともありますが
家族で交代したり、じいじ・ばあばに昼間は手伝ってもらって少し昼寝をするなど、
寝られるときには睡眠を確保したいですね。
あと、もちろんお風呂上がりなど夜更かしも気をつけたいところです。
ノーベルのスタッフが実践中!乗り切り術アレコレ
ノーベルのスタッフがインフルエンザに感染するわけにはいきません!
スタッフそれぞれ予防をして毎年乗り切っています。
そんな乗り切り術のアレコレを少しご紹介しますね。
手洗い
一番の感染経路は自分の手!
電車の中、人ごみの中、自宅でもウイルスが付着しているものをさわり、
その手で自分の口や鼻をさわってしまい、感染。。。
そんなケースが一番多いそうです。
外出先から帰ったとき、ご飯を食べるとき、合間合間でちょこちょこと
手洗いを心がけています。
マスク着用
実はノーベルの保育スタッフは保育中にマスクを付けていないことも
あるのですが、(お子さんがマスクをしていると嫌がる場合もありますしね)
保育への移動中は多くのスタッフがマスクを着用しています。
飛まつ感染を防ぐ役割もありますが、それよりも自分の汚れた手で
口や鼻をさらないようにブロックするためです。
そして鼻・喉を乾燥させないというのもとても大切です。
鼻~喉にある「線毛(せんもう)」という小さな毛が動いて、
鼻喉に入ったウイルスなどを体外に出そうとします(線毛運動)。
しかし、線毛の弱点は「寒さ」と「乾燥」。
乾いたり、冷えたりすると動きが鈍くなり、ウイルスに
感染しやすくなってしまうのです。
マスクを付けて、鼻・喉を乾燥した空気から守り、
ハイネックやマフラーなどで喉を暖め、線毛にこの冬も
いっぱい働いてもらいましょう!笑
適度な湿度
上記でお伝えしたとおり、鼻喉を乾燥させないために、湿度が大事です。
寝て起きたら、喉が痛くなっていたという経験ありますよね…
加湿器がなくても、濡れタオルを枕元においたり、それこそマスクを
して寝たり。
各ご家庭でいろんな方法があるかと思いますが、
湿度の目安は50%前後と言われています。
といっても、室温10度(極寒)の場合は、もっと湿度が必要です。
室温20~23度程度で、湿度は50%前後です。
(60%を超えてくると、結露やカビの原因になりますのでご注意を)
喉を乾燥させないためだけではなく、
インフルエンザは湿気に弱いウイルスなので、加湿はとても有効です。
これから冬本番、しっかり食べて、しっかり寝て、普段からウイルスに感染しにくい
身体作りと、予防を心がけたいですね!
ご協力をいただいた川越院長のクリニック情報はこちら!
▼「たにまちこどもクリニック」
http://www.tanimachi-kc.com/index.htm
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