【プロに聞く!お役立ち情報 vol.02】どうしよう!病院前でギャン泣きです

こんにちは!ノーベル事務局です。

あっという間に10月ですね!
秋の運動会が終ってホッとひと息つかれた保育園・幼稚園・小学校も
あるようですが、まだ今週末に控えているところも多いようですね。
日中は日差しがきつい日もありますので、体調にはお気をつけください!

朝晩と日中の気温差が大きくなってきました。
そうなると、咳や、鼻水が出はじめたお子さまも多いのではないでしょうか。
咳や鼻つまりは、夜中に何回も目を覚まし、まとまった睡眠が取れずに
お子さまも親御さんも辛いところです。

さて、今回も「プロに聞く!お役立ち情報」ブログでは、
たにまちこどもクリニック」の院長 川越里佳先生にうかがった
お話をご紹介させていただきます!
今回のお話は、今日にでも早速実践できることです!

どうしよう!病院前でギャン泣きです・・・

予防接種や、咳などで喉の診察も増える時期。
病院へ近づくとギャン泣きする我が子、なだめるのもひと苦労です。
川越先生、なにか工夫できることがあれば教えてください!!!
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という、ノーベルスタッフの悩みを川越院長に
相談してみました!

ノーベル:どうしても注射や、喉の診察が苦手なようでして、、

川越院長:まず、注射に関して試してみて欲しいことがあります。
注射を打つ直前まで内緒にしていたり、「注射は痛くないよ」と伝えると、
子どもにとってそれは「嘘」に感じて裏切られたような気持ちになり、余計に病院が
嫌いになってしまうかもしれません。

ノーベル:確かに、ついつい「痛くないよ」と言ってしまいます。

川越院長:お話が出来る年齢になれば、
「注射は痛いけど、病気にならないように打つんだよ」など
事前に子どもと話をしてから受診に来ることもポイントです。
あと、もう少し小さな年齢の子どもの場合は、お医者さんごっこで、
お医者さん役・患者さん役をやってみるといいかもしれませんね。

ノーベル:なぜ、注射をするのか。「カラダの中のばい菌をやっつけよう!」
「病気がカラダに入ってこないようにしようね」という話なら家でも出来ますね!

 

「せんせい、練習してきたからできるよ!」

あと、どうしても苦手なのは「喉」の診察ですよね。
喉が赤くなっていないか、腫れはないか、など大切な診療なのですが
なかなかあの器具が慣れないお子さんも多いのではないでしょうか。
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川越院長:そうですね、苦手なお子さんもいらっしゃいますね。
喉を診る診察ができない場合は、喉を診る本物の道具「木製の舌圧子(ぜつあつし)」を
1本あげて、お子さんに「家で練習してみてね」と伝えています。

ノーベル:1本あげるんですか?

川越院長:はい、家に持って帰って、実際の器具にふれて、練習をしてきてくれるんです。
次回の受診時には「せんせい、練習してきたからできるよ!」と言ってくれて
スムーズに診察が出来る場合もあるんですよ。

ノーベル:なるほど!そんな方法があるんですね。
子どもは大人が使う「本物」の道具も好きですし、子ども心をくすぐる
良い方法ですね!

 

安心できるものと、音のなるもの。

体調が悪く、機嫌の悪いお子さんを病院まで連れて来ることも
親御さんにとってはなかなか大変なことですよね。
少しでも機嫌よく過ごしてくれる方法はないでしょうか?
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川越院長:待合室、診察室にもたくさんおもちゃを用意しているのですが、
普段お子さんの安心材料となっているアイテムを1つ持ってきてあげると
病院までの道中も、診察中も少し安心が出来るのではないでしょうか。
例えば、寝るときに必ず触っているタオル、ふわふわのぬいぐるみ、車の鍵など
お子さんによって安心材料はいろいろあると思いますが、ぐずってしまったときの
お助けアイテムとして親御さんのカバンに入れておいてあげてくださいね。

ノーベル:お子さんの気持ちが落ち着かないと、受診時に
聞きたいことも聞きそびれたり、焦ってしまいますよね。

川越院長:あとは、赤ちゃんには音の鳴るものが効果的です。
泣いているときは、目を瞑って泣くので視覚的な刺激はあまり見ていないかもしれません。
音を鳴らしてあげると、ハッと気づいて(気を引いて)泣き止むこともあるんですよ。

今回も、川越院長に小児科医ならではの目線でお話をうかがいました。
冬に向けて病院を受診する機会も増えると思いますが、親御さんたちは
泣かれてしまうと、可哀想やら、泣き止ませたいやら、早く受診を済ませたいやら、
いろいろな思いで大変だと思います…。
少しでもこの情報がみなさんのお役に立って、スムーズな受診や自宅ケアに
繋がるとうれしいです!

今年はすでにインフルエンザの流行も早々と報告されています。
これからやってくる感染症シーズンを、手洗い・うがいなどの予防と
お役立ち情報、ノーベルの病児保育などをうまく使いながら一緒に
乗り切りましょうね!

次回も、川越院長の小児科医ならではのプロの目線と
お役立ち情報をご紹介したいと思います!
ぜひ楽しみになさってくださいね。

ご協力をいただいた川越院長のクリニック情報はこちら!
「たにまちこどもクリニック」
http://www.tanimachi-kc.com/index.htm

病児保育説明会のお申込はこちら
https://byojihoiku.nponobel.jp/entry/

ノーベルの病児保育とは?
https://byojihoiku.nponobel.jp/


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