(2018.05.09更新)
自治体
「寄付を通じて子どもを未来を紡ぐ」ため、人生4度目のチャリティランナーに挑戦!| 大阪マラソン2018
みなさん、こんにちは。
代表高亜希と共に、今年も大阪マラソンに走る事になった、ひとりおかんっ子応援団プロジェクト担当、ファンドレイザー北村です。
今回で4度目のチャレンジとなるチャリティランナーへの参加の思いを綴らせてもらいます!
走って寄付を集める事でノーベルに参画!
私は元々ベネフィット・ワンという会社に勤務していましたが、ある事件を機にノーベルで働くことになった経緯があります。
ノーベルに参画したのは、ひとり親支援を形にしたかったから。
「寄付を通じて子どもの未来を紡ぎたい」そう思って、ひとり親支援を形にするため、人生で初めて走る事で寄付を集めて、やがてノーベルに参画する事になりました。
病児保育問題を解決するために。人の思いを集める、ファンドレイザーとして。
今は正社員として働いていますが、ボランティア時代を含めるとノーベルに関わりもう7年。
すっかり古株になってしまいました(笑)。この7年を振り返ってみると、まだまだできていない事が多いと改めて思います。
プロジェクトを通じて知ったお母さん達の現状
ファンドレイザーとしてノーベルで働く中、たくさんのひとり親のお母さん達に出会いました。
一時的に働けなくなり生活が成り立たず子どものお年玉を内緒で崩して、ピンチをしのぐお母さん。
自分の母親の死と娘の出産を1ヶ月以内に経験後、旦那に離婚を迫られて働き始め、初出勤日に子どもの発熱で仕事を休まざるを得なくて肩身の狭い思いをしたお母さん。
DV夫から逃れて三角座りをしないと入れない程のお風呂しかない公共の施設で生活せざるを得なくなったお母さん。
お母さん達は、様々な理由でひとり親になり、できる範囲で子どもと一緒に懸命に生活をされていますが、母子の直面する現状を目の当たりにすると暗澹とした気持ちになり、自分の無力を知らされてきました。
勇気を希望を与えてくれる寄付者の存在
一方で、毎年継続的な寄付をして下さる寄付者の皆さんや、ノーベルを寄付先に選んでくれた100名を超えるチャリティランナーの皆さんに出会い、様々な希望と勇気をもらう事も経験してきました。
5年連続チャリティランナーとしてノーベルを選んで走って下さる藤原さん。
172人もの方から寄付を集めて下さった土屋さん。
6時間57分でゴールされた文さん。
収容バスに乗った苦い経験のある還暦ランナー川瀬さん。
塾のお仕事をされているあさぴーさん。
ここに紹介しきれない程たくさんのチャリティランナーの皆さんとの出会いは宝物です。
子育ての当事者として感じるひとり親への病児保育サポートの意義
ノーベルに関わり初めた当初は独身でした。
7年の歳月を経た今、1児の父となり共働きで子育てと仕事の両立をする当事者になっています。
「おとと〜泣」とせがむ2歳の娘を振り切り仕事に出かける時、子どもとの時間を大切にしたい、でも働かないといけないと葛藤を抱えて仕事に向かう事があります。
幸い子どもの発熱時は妻や家族のサポートが受けられたり、休む事に職場が理解してくれる環境のため、何とか乗り切る事ができていますが、子育ては一人では決してできない事を痛感しています。
「子どもが病気の時くらい自分で看たい。でも働かないと生きられないので、子どもに無理やり解熱剤を飲ませて仕事に出かけて罪悪感でいっぱいになりました。」そんなひとり親の皆さんの思いは痛いほど分かります。
ひとり親の皆さんがノーベルを利用して下さる事で「預けてよかった、安心して働けた!」「就職面接で子どもの発熱時はどうするのと聞かれて、ノーベルがあると答えたら正社員になれた!」という声をいただけるのが何より嬉しいです。
寄付で変わる未来を経験しての決意
皆さんに支えてもらい、150人を超えるひとり親のサポートを実現してきていますが、支援はまだまだ足りていません。
今年で5回目の公式寄付先団体としてノーベルが選ばれている大阪マラソンに自らもチャリティランナーとして参加する事で、他のチャリティランナーの皆さんやノーベルスタッフと共にチームノーベルで「寄付で子どもの未来を紡ぐ」を体現したいと思います。
自己ベスト3時間半を切るゴールを目指して頑張りますので、ご寄付、応援よろしくお願いいたします!
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