代表長谷亜希ノート

感想|訪問型病児保育のドラマ『37.5℃の涙』

1か月ぶりのブログ。

昨日、訪問型病児保育のドラマ『37.5℃の涙』が最終回でしたね。
みなさんは見ましたか??どうでしたでしょうか。
まだ見てない方はこちらから見れます(※24日20:59迄)。

きっといろんな見方があると思うのですが、
私はこのドラマを通じて、病児保育の現場を少しでも知っていただければ、と思っていました。

現場というのは親御さん・子どもたちの気持ち、
そして、保育スタッフたちの気持ちです。

「子どもが熱を出したときくらい母親がみてあげるべきだ」

これはノーベル立ち上げ初期からずっとずっと言われてきたことです。
今でも言われます。

その言葉に苦しんだこともあり、今も苦しくなるときがあります。
でも、現場をみると「母親がみてあげるべきだ」と一言では片付けられなくなります。

面談したときに、私の前で泣きながら話す親御さんをたくさんみてきました。
子どもの病気で会社をクビになったという話もたくさん聞いてきました。
働かないと生活できない家庭もたくさん見てきました。

どの家庭も何かを抱えていて、でも、毎日毎日、どの親御さんも子どものために愛情はたっぷりなんだと感じています。子どもたちも寂しさや不安を感じながらも、頑張って乗り越えて保育スタッフと楽しく過ごしています。

本当なら、自分で自分の子どもを看たいんです。
どうにもできない現実。
できない現実があること。
私はその現実をみなさんに感じ、見ていただきたいなと思っています。

会員さんたちは本当にノーベルを信頼して預けてくれています。
私たちはそんな会員さんを大切にしたいです。

そして、最前線でその信頼を守る、保育スタッフたち。
私は彼女たちを誇りに思っています。

1対1で病気の子どもを10時間みることは、体力的にも精神的にも大変です。

保育園で迎えに来てくださいというのがつらかった。だから病児保育をしたい。
子育てが落ち着いたから、私にできることをしたい。

自分も両立していたから、とても気持ちがわかる。だから病児保育をしたい。
子どもたちのためにこんな遊び、あんな遊びをしようとたった1回かもしれない出会いを大切にしています。

彼女たちはそんな思いでノーベルで働いています。

そんな親御さんたち、子どもたち、保育スタッフたちを私は守らないといけません。
そのために何ができるかを日々考えています。

日々過ごしていると色んなことがあります。

今日も悔しいことがありました。
新しい計画が進みそうだったのに、一番大切にすべき現場のことを無視され、誰かの手によって計画がなくなりました。

でも、逆に今日はとても嬉しいこともありました。
ノーベルの会員さんが、ノーベルのために自分の専門性を活かしてサポートしたいと言ってくれました。どんなことが起きても、私はやっぱりこういう信頼関係を大切にしたいなって思いました。
こういう繋がりや信頼を作れるのがノーベルなんだと思っています。

だから、前へ進もうと思えます。
少しでも現場を知っていただく工夫もこれからはしたいと思っています。

今日はドラマをみて伝えたかったことを書いてみました^^

明日からはシルバーウィークですね。
私はちょっとお休みをいただいて海外へ行ってきます^^
みなさんも楽しんでくださいね♪
では。

TAG

この記事をシェアする

この記事をシェアする
  • LINEで送る
この記事をシェアする
両立をつくりなおすメールマガジンに登録

RELATED POSTS

ノーベルが描く未来と今
2024.11.01

代表長谷亜希ノート

15周年イヤーがスタート!10年後、ノーベルが描く未来とは。
ノーベルが描く未来と今
2024.09.06

代表長谷亜希ノート

#27 新事業「子育て家族のまるごとサポート」が提供できている価値