(2014.05.12更新)
代表長谷亜希ノート
新代表ブログ開設しました!
スタッフが代表ブログを作ってくれました。
これからはこちらに色々書いていきたいと思います。
(7年間書いてきたアメブロは今月中をめどに閉鎖します。)
さて、ノーベルは2014年度、
大阪市淀川区から委託を受け、
ノーベルを立ち上げてから今までの間で行政との連携で学んだことや感じたことを
今回のこの委託でようやく、ようやく、ようやく、
自分が考えていた構想が少しカタチになったのかとほっとしている
行政とのやり取りは、ノーベル立ち上げ当初からあった。
色んな人がサポートしてくださったのに、
「高さんのたてる構想は行政では実現できない」
お金をもらうことだけならできるのかもしれないが、どうしても私は中身にこだわりたかった。
なぜ、私がそこまでこだわるのか。
なぜなら、私はお金の流れに問題があると思っていたから。
お金が行政からNPOなどの団体にいとも簡単に流れすぎていて、
あと、行き届いていない人に届くようなものにしたかったから。
実際にひとり親家庭のお母さんが、
これこそ、私は理想としていたカタチだった。
行政も当事者もちょっとずつ努力して近づくカタチ。
どうしても使わなければ働けなくなる状況の人が使えるようになる
ここまでくるには相当な時間がかかった。
私自身も最初から今の構想がアタマにあったわけではない。
現場を感じて、
ノーベルを立ち上げてから5年。
国で決められた枠組みの中だけで、
といったことがたくさんあることを知った。
国が決める枠組みには地方の声なんて届いていないのが現状で、
有識者だけで決められていて、
そんな中で試行錯誤している地方行政の人たちを見ると悲しい思い
大阪も地方だ。そんなことを多々感じてきた。
そんなことを現場で感じながら今できることは何か。
そう思いながら進んできた。
この5年で、大阪は本当に変化していっていると感じている。
激動の真っただ中だ。
市長が代わり、各区に権限移譲が行われ、
メディアではよく批判ばかりであるけれど、このような淀川区の事業ができたのは、
私は、政治(住民)が方向性などの大枠を決めたのであれば、次はその中身を作っていく担い手、が必要だとも感じている。とある議員さんに今回の淀川区との協働についてヒアリングを受け
国から投げられたニーズに基づかない枠組みの中で、熱心な思いのある行政マンと事業者、利用者が試行錯誤しながら、
これが今の現状である。
担い手とは熱心な行政マンと事業者や当事者だ。
それぞれが責任を持ち、
仕組みだけでは解決できない、その地域のことを想い、
そんなことを思う今日この頃。
これからも、前に進んでいこう。
おす。
RELATED POSTS
代表長谷亜希ノート
代表長谷亜希ノート
代表長谷亜希ノート