2030ビジョン提言

今年ノーベルは15周年。これまでを振り返りこれからを描く、全社ワークを開催!

皆さん、こんにちは。ノーベル広報担当の水野です。

ノーベルはこの11月に設立15周年を迎えます。「子どもを産んでも当たり前に働ける社会」をビジョンに掲げて、2009年にスタートしたノーベル。2019年には10周年に際し、「両立を、つくりなおそう」という合言葉とともに、2030年に実現したい未来を描いたVISION BOOKも作成しました。

VISION BOOKの作成から5年が経過し、コロナ禍や様々な社会の変化の中で、描いていた未来はどれぐらい実現できたのか。ノーベルが変化してきたこと、変わらずに大切にし続けていることは何だろう?そしてこれから私たちは、どんなふうに進んでいくのだろう?

ノーベルでは15周年を迎えるにあたり、これまでの15年を振り返り、今後の10年を見据えるための「1510(イチゴーイチマル)プロジェクト」が進行しています。

今回、その一環として10月12日(土)に本部スタッフ、保育スタッフが集まり、ワークショップが開催されました。

このブログではその内容を少しだけお伝えしたいと思います。

15年を振り返る

ワークショップでは、ノーベルの広報・ブランディングにアドバイザーとして伴走してくださっている、株式会社アムの岡本佳美さん(通称:よしみさん)がファシリテーターをしてくださいました。

前半はまずよしみさんが2000年代以降の子育てにかかわる社会の動きを解説してくださり、その後グループに分かれて、その時自分はどんなことを経験したのか・ノーベルではどんな出来事があったのか、を各自で書き出し共有するワークを行いました。

ワークを通じてわかったのは、ノーベルスタッフの年代の多様さ!2000年当時はまだ保育園に通っていたというメンバーもいれば、既に子どもを育てながら外資系の企業でマネージャーとしてバリバリ働いていました、という人まで実に多様な年代のスタッフが在籍していることがわかりました。

各グループからは、変化していく社会の中で、自身も子育てしながら父親たちの育児への関わりが増えてきていることを実感した、という声や、その当時どんなふうに働いていたのか、学生だったスタッフはどんな教育を受けたのか、などそれぞれの立場での経験談が集まりました。

また、社歴の長いスタッフからはノーベル社内の大きな動きや印象的な出来事、特にコロナ禍やその後に起こった変化などが共有されました。

これからの10年をみつめてみる

15年の振り返りを終え、後半ではこれからの10年を見据え、ノーベルが実現したい未来の解像度を上げるためのワークが行われました。

まずはじめに、私たちが設立以来大切にしているもの=ノーベルの団体理念(Vision・Mission・Value)の再確認を行いました。

ノーベルの団体理念
・Vision(実現する未来) 子どもを産んでも当たり前に働ける社会
・Mission(掲げる使命) たすけあえる仕掛けをつくる
・Value(大切にする価値観) 私たちは解決するまで前を向き寄り添いつづける

ノーベルが描く「子どもを産んでも当たり前に働ける社会」。それは、具体的に何が実現したら実現したことになるのか?「たすけあえる仕掛けをつくる」って、具体的には何をすることなのか?

後半のワークでは、そんな問いかけと共に、ノーベルが掲げるビジョンとミッションをより具体化するために、「短期的に達成できそうな、やりたいこと」と「長期的になんとかして、やりたいこと」の2つを各自が書き出し、グループで共有する時間を持ちました。

短期的に実現したいこと・できそうなこと
・夕方の大変な時間帯をサポートできるようにしたい
・病児保育を費用面でもっと使いやすくしたい
・まずはノーベル社内から助け合えるしくみをつくっていきたい
・女性のキャリアの悩み、両立に関する不安の原因を解消していきたい

長期的に実現したいこと
・保育の担い手の社会的地位向上
・日本企業の働き方を変えていきたい
・子どもの出産と同時に支援者が配置されるような子育て支援制度の実現
・子育て=お母さんではなく、いろんな人が関わるのが当たり前の社会にしていきたい

などなど、すべては書ききれませんが、様々な観点で意見が集まりました。
自分たちが描くビジョンの実現のためには具体的にどんな変化が必要か、そのために自分たちができることは何か?ワークを通して自分の頭で考え、アウトプットし、お互いのアイディアを聞くことで、これまでよりも具体的かつ鮮明なイメージが見えてくる時間になりました。そして同時に、社会の変化には時間はかかるかもしれないけれど、少しずつでも前に進んでいこう!という前向きなパワーがわいてきました。

全体を通してのまとめ

今回のワーク全体を通しては、以下の気づきや学びがありました。

①社会はこの15年で着実に変化している

理想通りにはいかないことも多く、現実として両立が大変なことに変わりはないけれど、それでも社会は少しずつ変化しているという事実に気づくことができました。

②ノーベルスタッフの多様性

年代も違えばこれまでに経験してきたこともまったく違う、多様な人材がノーベルには集まっている、これこそがノーベルの強みなのだと実感することができました。

③これからの10年に向けて

社会がどんなふうに変化していくのかを展望しつつ、その中でノーベルが何をしていくのか、何を大切にしたいのかをスタッフ一人ひとりが考え、共有しあうことができました。

代表ブログでもワークの内容が紹介されています。ぜひご覧ください。

15周年イヤーはこれから

今回のワークを皮切りに、ノーベルでは15周年にちなんだ企画を予定しています。11月にはイベントを行い、これまでにノーベルに在籍していたことがある元スタッフと現スタッフが一堂に会し、15周年をお祝いする時間を持つ予定です。これまでノーベルの歴史をつくってきてくださった方々にお会いできるので、私もとても楽しみにしています!

15周年という節目を迎え、ノーベルはこれからも、描く未来に向けて前進し続けます。

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ノーベルが描く未来を、一緒に実現していきましょう!

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