(2011.09.27更新)
心身の余白づくり
ワーママたちのつぶやきから考えること【前編】
皆さん、こんにちは!ノーベルスタッフの吉田です。
私がプライベートでも仕事でもお世話になっているサイト、それは…
日本最大級の女性口コミサイト ベネッセ「ウィメンズパーク」
(※現在はサービス終了しています)
「ネット環境のある子育て中のお母さんならほぼ皆さん利用されてるのでは??」
と思うくらい、毎日とても発言数も多く、
また妊娠・出産・育児、料理、趣味、仕事、地域、ショッピングetc、
幅広いカテゴリーが用意されている、マンモスサイトです。
その中で細かいカテゴリーの「お部屋」が用意されており、そのお部屋でユーザーは発言を投稿し、意見を交わします。
私自身、1ユーザーとして、出産直後時代は「0~6ヶ月ママの部屋」で悩みを投稿してアドバイスをもらい、「2歳児ママの部屋」では、トイレトレーニングの方法を色々教えてもらいました。
そして今、よくのぞいているのが、「働く女性の部屋」です。
私が育休復帰後、1年と少し働いていた前の職場で、実感したこと、それは「“ワーキングマザー”といっても十人十色だということ」。
一括りで見られがちですが、仕事・家庭に対する価値観、その比重、環境は皆バラバラです。
働くお母さんをサポートさせて頂く立場として、色々なお母さんたちの状況や心情を理解するために
(もちろん、ひとりの働く親としての拠り所としても、笑)活用させてもらっています。
そしてこのサイトで、お母さんたちのツライつぶやきを見ていると、前職時代の自分の気持ちが蘇ってくることが多々あるのです。
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職場では、家庭を優先していると思われ、
家庭では、仕事を優先していると思われ、
どちらでも認められない。
仕事をもっとしたいのに十分にできず、
こどもともっといたいのに育児が十分にできず、
自分の時間など全くない。
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この投稿に私は強烈に共感しました。私もまったく同じ想いでした。職場でも家庭でも“申し訳ない”肩身の狭い気持ち。悔しくて悔しくて泣くこともありました。
同僚たちが毎日9-23時(+月2・3回の休日出勤)でこなす業務の9掛け程度の業務を任されていた私。当然、9-17時では時間が足りず、毎日タスクは持ち帰り。
早朝4時には起きて、3時間弱仕事をし、求められる最低限のアウトプットはしているものの、年次が高めということもあり、上司からは「もっと、もっと」と要求されてしまいます。
夕食を作る元気もなく、子どもと外食、夫には「外で食べてきて…」と(-_-)
もちろんこれが全てではないですが、日常的な精神的ツラさが、少しずつジャブのように効いてくるんですね。
頑張ってるはずなのに、誰からも認められず、逆に迷惑を掛け、
「私、何のために働いてるんだろう…」と思うようになるんです。
やりたい仕事、可愛い子ども、両方を手に入れている訳ですから、本来、喜ばしいことなのですが、
仕事:家事:育児、それぞれにかける比重のバランスが自分の理想と大きくかけ離れ始めると、完全に苦痛に転じます。
前述の通り、共感されない方もおられるでしょう、
人それぞれ、環境、価値観もまちまちですから。
しかし…
・長時間労働(1人当たりの業務量が多い)がベースとなっている
・成果主義を採っていても(が故!?)、結局は「残業の量」が評価につながっている
・高い成果を遂げるためには、長時間労働せざるをえない業務・職場の組み立て方になっている
そんな「残業体質」の企業には特に、上記のような想いをしているワーママが多くいるはずです。
そして、今の日本にはこの「残業体質」な企業が沢山あるはずです。
もはやワーママだけの問題ではないですが、ではどうすれば、ワーママをはじめとした、時間的制約のある働き手がこんな思いをせずに、いきいきと働き続けられるんだろうか。
そもそも同じ会社で働き続けよう、ってのが合わなくなってきてるんでしょか。
個々人のライフスタイルの変化に応じ、働き方を柔軟に変化できる企業って、どんな会社なんだろう。
いろんな要因が絡み合っていると思いますし、私も専門家ではないので、大したことは言えません。
でも「子どもを産んでも当たり前に働き続けられる社会」をビジョンに掲げるノーベル。
そのビジョンに惹かれて、ノーベルに加わったのですから、自分の経験、そしていろんな人の経験も聞きながら、しっかり考え、そして自分たちでできることは少しずつ手を動かしていきたいな、と思っています。
尻切れとんぼな感じではありますが、
「もう少しこうだったらいいのになぁ」
「こう心掛ければいいのかも」
と、私が経験してきた範囲で気付いたこと、考えていることを【後半編】で書き加えていければと思います。
近日中にUPしますので、またご覧になって頂ければ嬉しいです。
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