(2019.04.04更新)
ノーベルの保育品質
【祝】ノーベルの病児保育お預かり件数 が1万件を突破!
皆さん、こんにちは。ノーベル事務局です。
2010年2月1日からサービスインしたノーベルの訪問型病児保育。この度、病児保育のお預かり件数が10,000件を超えました!!!
働く親御さんを悩ませる、お子さんの急な発熱。
「あぁどうしよう。明日は仕事を休めない…。」
そんな親御さんの困ったシーン、のべ1万回に対して、安心安全の病児保育サポートを1件1件積み重ねてこれたことをスタッフ一同、嬉しく思っています。
のべ2,000名を超える働く親御さん・お子さんが利用登録しているノーベルの病児保育。
この無事故10,000件のお預かりを支えてこれたのは、スタッフはもちろん利用会員の皆さんのご協力もあってこそだと感じています。
そして、寄付会員や提携法人をはじめたとした支援者の皆さまの多大なサポートは言うまでもありません。
ここまでノーベルの活動を応援・支援してくださっている皆さま、心より感謝申し上げます!!
会員37名/お預かり件数48件からはじまった1年目
ニーズがあると思ってはじめた事業なのに、名もないNPOだから!? 訪問型病児保育という新しいサービスだからか!?
まーーーーったくお問合せが伸びず、会員になってくださったご家庭からも、まーーーーったく予約が入らない!!!という危機的だった1年目。
テレビの取材依頼が入っても連続20日保育が入らず、撮影できないという逸話もありました!笑
それでも少しずつホームページを改善したり、口コミも広がり、会員数は増え、3年目に会員が100名を超え、事業も黒字に転換。
病児保育提供エリアも年々広げ、現在は13自治体へ広がり、累計会員数は2018年3月末時点で2260名となりました。
会員・保育スタッフ 現場の声に耳を傾けカイゼンの繰り返し
ノーベルでは、保育利用後アンケートを毎回、会員様にはご提出いただき、保育スタッフからもフィードバックフォームを入力してもらい、少しでも 気になったポイントがあれば、確認し、改善を重ねています。
↑の写真は、まだ FAXで利用後アンケートを送っていただいていた時代のもの…。今はWEBフォームですが、なんとご面倒をお掛けしていたのでしょう……(スミマセン!)。
大変な時なのに、こうして丁寧にメッセージを寄せていただく方が本当に多く、課題発見だけでなく、私たちスタッフが、この仕事に誇りを持ってやりがいを感じられる、大きな心の支えとなっていました。
アンケートのお声から、たくさんの改善が多くなされました。
― 寄付で支える<ひとりおかんっ子パック>の開始
― オンライン入会・予約・情報登録システムの導入
― 料金値下げ改定
など、大きなサービス改定にもつながっています。
実はこの3月末から、「最短即日入会・翌日利用OK!」のオンライン入会システムもリリースしており、
「新入園したものの、早速、保育園の洗礼を受けて発熱!!復帰後すぐに休みづらい!!」
という親御さんが、すぐご利用可能な状態となっています。
行政との連携 新たなモデルづくり
2010年のサービスインから少しずつ実績を重ね、
2013年あたりから、行政からお声がけいただく機会も増えてきました。
その中で、大阪市淀川区と協働し、全国ではじめて「共済型の訪問病児保育」に対して行政からの補助が出るモデルが生まれました。(経緯詳細は以下のリンクを参照ください)
淀川区民の方は、通常の約半額以下、月3000円(月1回分の利用料含む)でノーベルの保育を利用することができ、会員数は約5倍に増加。「本当は使いたかったけど、料金がネックで使えなかった」ご家庭へ病児保育を届けることが可能になりました。
現在、大阪市西区にも同モデルは広がり、事業は継続しています。
西区パック導入の経緯|大阪市西区民の方は通常の半額以下で病児保育利用可能に
保育スタッフ 担い手問題と これから
保育園がものすごい勢いで増えていき、保育士不足が叫ばれている昨今。
ノーベルもまさに、保育の担い手不足に、ここ数年悩まされています。
それでも古くからのスタッフさんたち、新たな仲間たちが、毎月の定例研修や専門研修では、切磋琢磨し、研鑽をつんでいます。
多くの親御さん、子どもたちを支えるために、保育を支える担い手を生み出していくことも両輪でチャレンジしていく必要があります。
親だけでは立ち行かない子育てのシーンシーンで、じぃじばぁばのように助けてくれる地域のプロおばちゃん集団でありたいな、と思います。
「子どもを産んでも当たり前に働ける社会」に向けて、現場の声に常に耳を傾け、助け合いの仕掛けを生み出していくノーベルに、乞うご期待ください!
RELATED POSTS
保育者として働く
保育者として働く
保育者として働く