(2019.12.08更新)
ノーベルの保育品質
病児保育奮闘記|ギュッと抱きつくしぐさがカワイイ1歳女の子
日々の保育で出会うお子さまとのやり取りをご紹介する病児保育スタッフ奮闘記。
今回は抱っこするスタッフにギュッとしてくるしぐさ、表情が可愛らしい女の子との一日です。
お子様プロフィール
Hちゃん:1歳7ヶ月
大阪市在住
――――予約時の状況―――
「土曜から咳、日曜になり鼻水がでています。日曜夕方から発熱もはじまり、一時、39度近くまであがりました。」と前日夜にご予約をいただきました。
さて、どんな一日になるのでしょうか。
--
スタッフがご自宅へ到着した直後は、
いつもと違う様子を察して、不安で泣き出してしまったHちゃんですが、
お父さまをお見送りするときにはケロッと笑顔に戻り、お父さまとハイタッチ。
「いってらっしゃ~い!」
その可愛らしい笑顔にスタッフはキュンキュンです♪
朝の検温・水分補給・オムツチェックを早々に終え、タクシーで受診に向かいます。
(ご自宅~受診先が徒歩5分以上の場合は、安全の為にもタクシーを利用させていただいています)
ノーベル本部が手配したタクシーが玄関先に到着し、Hちゃんは抱っこで乗車します。
すると、抱っこをしていたHちゃんがスタッフを”ギュッ”とつかんできました。
またそのしぐさ・表情の可愛らしさにまたまたスタッフは胸キュン♪
どうやら、運転席・助手席と知らない男性が座っていたので、不安だったようです。
数分の乗車ですが、Hちゃんの気がまぎれるようにスタッフはお歌を歌ったり、窓から見える車やトラックを指先しながら話かけます。
いよいよ到着。
降車時には運転手さんに”バイバ~イ”が出来ました!
受診先ではさほど待つことなく、Hちゃんの順番に。
先生に「お口をあ~んして」との声に、ぱっくりお口を開けられたHちゃん。
「あらら、喉の上の所に口内炎が、出来かかっていますね」
「手足口病かなぁ」と先生がお話してくれます。
手足口病では、発疹が手足に出ない場合もあり、口の中だけに出る場合があるそうです。
「手足口病ならお熱が、1~2日。ヘルパンギーナなら2~3日続きます。
喉が、痛そうな場合は、ゼリーやプリンを食べさせて下さいね」」
とお話してもらい、スタッフはしっかりメモに書きとります。
鼻水も出ていたので、吸引してもらい、耳の中も見てもらい診察終了です!
帰宅もタクシー利用でしたが、
今度は運転手さんが1人で、続けての乗車ということもあり、ご機嫌のままご自宅に着くことができたHちゃんでした。
時間があっという間に過ぎて、帰宅時にはお昼ごはんの時間。
お口に口内炎ができているとのことでしたので、スタッフはHちゃんの様子をうかがいながらお口にご飯を運びます。
あ~ん。
モグモグ…。モグモグ…。
痛がる様子がなく、ホッとするスタッフです。
Hちゃんは、”自分で食べるっ”とスプーンを握ってご飯もお野菜もパクパク食べだしました。
また、その姿が可愛らしい事!
スタッフもHちゃんに癒されます。
お野菜がスプーンにのせれるよう、少し細かく切るとHちゃんも上手にすくってお口に運びます。
一口食べるごとに、笑みを見せてくれるHちゃん。
スタッフもその度に反応すると、どんどんお食事が進みました。
前日はお熱が39度まで上がっていたとのご予約でしたが、本日は37~38度と少し落ち着いてきました。
水分もこまめに取れ、ご機嫌よく遊んで過ごせたので、このまま回復に向かいますように・・・。
今日もありがとうございました。おかげさまで、子どもの体調も落ちついています。
お医者様のおっしゃったことをメモと口頭、両方で伝えてくださったのでわかりやすかったです。
また、食事を食べやすいように細かくしていただいたとか。
この頃食が進まない娘が、たくさんたべてくれており安心しました。細やかな心配りのおかげです。
ありがとうございました。
本部スタッフより
夏に流行する手足口病やヘルパンギーナは口や喉に水泡がができるので、お食事がとりにくくなります。
かかりつけ医の先生からのアドバイスもありましたが、
プリンやゼリーなど口当たりが良いもの、咀嚼が少なくて済むように小さく・やわらかいものの方がおススメです。
Hちゃん、早く良くなりますように…!
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