(2018.04.08更新)
ノーベルと学ぶ保育
病児保育奮闘記|泣いていても大丈夫、安心して預けてください!
日々の保育で出会うお子さまとのやり取りをご紹介する病児保育スタッフ奮闘記。
今回はスタッフの訪問と同時に玄関で泣き崩れた2歳の女の子との一日です。
お子様プロフィール
Tちゃん:2歳0ヶ月
八尾市在住
――――予約時の状況―――
「一昨日、保育園でお昼寝後37.9℃でお迎え要請あり。
夕方に小児科受診。熱が高くはないのでインフルの検査はせず鼻水の薬のみ出してもらいました。
昨朝、平熱の為登園するも夕方発熱し小児科受診。インフルエンザとRSウィルスの検査結果は陰性。
気管支炎の疑いで薬を処方して貰っています」と前日にご予約をいただきました。
さて、どんな一日になるのでしょうか。
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スタッフが訪問し、お父さまとTちゃんにご挨拶すると
「今日はノーベルさんとお留守番か〜」とがっかりした感じで玄関で泣き崩れるTちゃん。
スタッフも改めて覚悟を決めつつ、
(でも、空回りしないようリラックス・リラックスと自分に言い聞かせて)
お父さまとの引継ぎをすませてから、Tちゃんにすこーしずつ、すこーしずつジワリ・ジワリと近づきます。
いよいよお父さまのお見送り、という時。
Tちゃんも覚悟を決めてか落ち着きをみせつつも、どことなく悲しそうな表情。
それでも、鍵もセキュリティーバーもガチャンとTちゃんがかけてくれました。
リビングにもどり、Tちゃんのおもちゃコレクションから一つ一つ
「これなあに?」
と声をかけると、言葉を返そうと必死にお話してくれるTちゃん。
少しずつ表情もほぐれてきました。
バックにおままごとのお野菜を入れて。
次は、バックからスタッフの手にたくさんのお野菜を出してくれました。
全部でたらまたお野菜をバックにいれて、肩にかけ、Tちゃんはまたお出掛けへ出発~です。
出発した先でみつけたのが絵本。
「つぎはこれ」と順番に出してくるTちゃん。
一緒に読み、片付けてはまた違う絵本を持ってきて。
スタッフが読む単語をひとつひとつ一生懸命、真似してくれるTちゃんでした。
一生懸命だった分、時間の経過と共に少し眠そうな表情に。
寝てしまう前にと、早めの昼食にしました。
おにぎりにふりかけパラパラ。
両手でおにぎりをもってパクンと一口、口にしてニコニコのTちゃんにスタッフが「美味しい?」と聞くと「うん!」と頷いて続きをパクパクと食べました。
おにぎりの次はグラタン。
こちらもパクパク食べるTちゃんですが、中からほうれん草が見えた途端。
…お顔をプイっと向けていらないポーズ。
お熱が出てしんどいときはワガママも言いたくなるよね…
ノーベルのスタッフも無理強いはしないのですが、もちろん食べません。
お薬も見せるとすぐに”プイっ”とするTちゃん。
「パパとママへのお手紙に、Tちゃんは頑張ってお薬飲みましたって書こうねー」
とスタッフがお話した途端、ヤル気スイッチがONのTちゃん。
顔は必死にガマン…ですが、がんばって飲めました!
昼食後はお昼寝準備にと、オムツ替え・お着替えをすると、お布団に入った途端すぐ入眠・・・。
スヤスヤ~と眠っている寝顔にスタッフもほっこりです。
訪問時は泣き崩れたTちゃんでしたが、笑顔もみれごはんもしっかり食べ、お熱も高くなることなく親御さんのご帰宅までゆったりした時間を過ごすことができた一日でした。
はやく良くなりますように…。
報告メールを見て、状況がイメージ出来るほど細かく様子を伝えてくれて嬉しいです。安心してお仕事が出来ました。
急な発熱でも、仕事に行ける安心感は本当に助かります。
いつもありがとうございます!
本部スタッフより
はじめましてのスタッフをみて察知力の高いTちゃんでしたが、少しずつスタッフとうちとけご自宅でゆっくり過ごせた一日でしたね。この4月は、入園や進級で新しい場所、先生、お友達となじむには時間・日数もかかり、誰もが通る道。
「ギャン泣きの連続なのに、病気のときにノーベルに預けて大丈夫?」
と、親御さんが不安に思うところだと思います。
どうぞご安心ください!
お子さま・親御さまにとっては初めてでも、保育スタッフはお子さまに泣かれることには慣れてます。泣いているお子さんと、どうやったら打ち解けるのか、お子さまとの距離の縮め方などを把握していますので、あとはご自宅という「慣れた場所」であればすぐにうちとけて一日ゆっくりご自宅で過ごして頂けます。
ホントに大丈夫~???と気になる方は、ぜひ
のぞき見!病児保育の舞台裏|保育スタッフ1日密着取材!お子さまとの距離の縮め方
もご覧くださいね。
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