(2017.06.25更新)
ノーベルの保育品質
病児保育奮闘記|ノロウィルスなのに発疹!?1歳6ヶ月の女の子
日々の保育で出会うお子さまとのやり取りをご紹介する病児保育スタッフ奮闘記。
今回は感染性胃腸炎の原因であるノロウィルスで保育園をお休みしている女の子との一日です。
お子様プロフィール
Mちゃん:1歳6ヶ月
保育スタッフが訪問したときから、何やら異変を感じていたMちゃん。
お母さまから離れるまい!と強硬姿勢です。
スタッフに抱っこされ玄関先に。
泣きながらもお母さまに「いってらっしゃい」ができました。がんばった、がんばった!
お見送り後も涙が止まらないMちゃんですがお部屋に戻ると、ぴたっと泣き止んだMちゃん。
Mちゃんの視線の先にはパパとママが写った写真が。
写真を指さして「パパ!」「ママ!」とスタッフに紹介してくれました。
救急車のサイレンが聞こえてきたので窓の外をのぞいてみると、救急車は見当たりませんでしたが通りを走っている車をみて「ブー」と指を指して教えてくれました。
お部屋のブタのおもちゃを指さして「ブー」。
少しずつお話ができるようになったMちゃんなりに教えてくれます。
食事はあまり食べれてないとのお母さまからの引継ぎできでしたが、食欲が戻ってきたようで自分でしっかりスプーンを握るMちゃん。
用意してもらったおかゆをお口に。
豆腐・大好きないちごは、ぱくぱく食べて完食しました!
おなかもいっぱいになって再びおもちゃに手が伸びますがあくびが出てきます。
お布団に横になるMちゃん。
スタッフが足裏をもみもみマッサージをはじめると気持ちよさそうな表情に。
スーッと寝始めました。
吐気・嘔吐もなくご機嫌に過ごしていましたが、お昼寝中、右ひじにポツポツと発疹がみられます。
かゆそうな様子はみられませんが、お預かり時とお子さんの状況が変ったため本部スタッフに報告します。
(保育スタッフがお子様の保育に集中できるよう、親御さまとのやり取りは本部スタッフが行います。 このときは、本部スタッフよりお母さまに状況の報告、保育スタッフによる受診代行の相談をしました。)
お昼寝のお目覚め後は再び大好きないちごのおやつタイム♪
パクパクたべて、食欲全快なMちゃんです。
お母さんのご帰宅までお歌の絵本で一緒にリズムをとったり、歌ったり。
笑い声も弾んで、ご機嫌です。
お昼寝中に見受けられた発疹は様子をみていましたが、右腕だけでなく、左腕や足の甲から裏にかけてもポツポツ細かい発疹が。
痒そうなしぐさはありませんでしたが、夏の感染症が流行り出す時期なのでスタッフも心配です。
発疹が何事もなければいいね・・・とお祈りしつつ、Mちゃんとバイバイをして保育を終了となりました。
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