代表長谷亜希ノート

【活動報告書完成!】VISIONを進化させ、新事業「まるサポ」がスタートした1年

ノーベルの2025年度活動報告書(アニュアルレポート)が完成いたしました!

2025年度は、ノーベルにとってこれまでの歩みを土台にしながら、次のステージへと大きく舵を切った「転換点」となる1年でした。

アニュアルレポートの楽しみ方として、まとめてみました。
※2025年度活動報告書はこちら[PDF]

1. VISIONの進化

「子どもを産んでも当たり前に働ける社会」から「子育てこそ、みんなで。」へ
2009年の設立以来、私たちは「子どもを産んでも当たり前に働ける社会」というビジョンを掲げ、ひたすら走り続けてきました 。しかし、時代の変化とともに、子育て家庭が抱えるしんどさは多様化し、保育の枠を超えた「家族全体の支援」が必要とされていることを痛感してきました 。
そこで2025年度、私たちはビジョンを新しく進化させました。

「子育てこそ、みんなで。」
しんどいこともあるけれど、みんなでおもしろがれる毎日を。
家族をこえて助け合える子育てを、もっと当たり前に。

アニュアルレポートの代表メッセージにも、その思いを綴っています 。
ぜひご覧ください。

2. 新事業「まるサポ」の正式リリース!

新ビジョンを体現するチャレンジとして、2025年10月1日、子育て家庭の暮らしをオールインワンでサポートする新事業「まるサポ®」を正式にスタートしました 。
「何をどこに頼めばいいかわからない」という孤立する家庭に寄り添い、状況の整理から暮らしの仕組みづくり、日々の生活サポートまでをチームで支える日本初の仕組みです 。
累計58家庭をサポートし、50組待ち、月100件(3月末時点)を超えるサポートを行っています。

相談内容も多岐にわたり、私たちの想像以上に「助け」を求める声が届いています 。

今回は、リアルなケースもアニュアルレポートに掲載しています!

「もう一人なんて絶対無理」と思っていたのに、
サポートのおかげで「産んでみよう」と思えました。

・家族構成:夫婦・第1子(1歳)/夫 出張・接待多数/頼れる親族なし
・困り事:妻ワンオペ+復職/夫婦のすれ違いが深刻/「第2子は無理」と諦め
・サポート:夫婦の不安‧優先順位を可視化/第三者が対話の場を創出/夕方の家事サポート
・変化:夫が主体的に育児を考え始める/心と体に「余白」が生まれた/無事第2子誕生

3. 16年の積み重ねがあるからこそ、次へ進める

新しい挑戦ができるのは、2010年から16年間、一回一回の訪問型病児保育を誠実に積み重ねてきたからにほかなりません。
少子化が進むなかでも、2025年度の病児保育のお預かり件数は過去最高となる3,510件を記録しました。インフルエンザの度重なる流行などで依頼が集中する時期もありましたが、当日の朝に入る急な予約にも、スタッフ一人ひとりが力を合わせて駆けつけました。
こうした積み重ねが、「誰が来ても安心してお願いできる」という会員の皆さまとの信頼につながり、16年連続で満足度95%以上という評価をいただいています。
この揺るぎない土台があるからこそ、私たちは新しい挑戦へと踏み出すことができます。これまで支えてくださった会員の皆さま、そして日々現場を支え続けてくれているスタッフ一人ひとりに、心から感謝しています。

そんな信頼の積み重ねのトピックスをアニュアルレポートに書いています。

4. 2つの事業を支える、新しい時代の組織づくり

病児保育とまるサポ。2つの事業を並走させるため、組織のあり方にも向き合った年でした。特に大きな学びとなったのが、2025年9月に行ったオランダの訪問看護組織「ビュートゾルフ」への視察です 。

・スタッフ一人ひとりが誇りをもって働いているか
・管理する構造の中で、本当に信頼しあえているのか
・管理すればするほどコストがかかっているのでは?

たくさんの問いをいただいた視察でした。

管理職をおかず、現場のフラットな小チームが自律的に動く「自主経営組織」のあり方に触れ、ノーベルもまた、本部がルールで管理するのではなく、現場が主体となって支援を担う組織へと変革を始めています 。
アニュアルレポートでは、ビュートゾルフとはどのような組織なのかも紹介していますので、ぜひご覧ください!

5.NPOが「投資する側」へ!近畿四国ソーシャルインパクトファンドへ出資

私たちはこれまで「病児保育」や「まるサポ」を通じて、現場で支援を届ける「担い手」として走り続けてきました。その中で大切に積み重ねてきたお金を、今回は少しだけ、地域課題に挑む仲間たちへ「託す」ことに決めた年でもありました。

近畿四国ソーシャルインパクトファンド全体像

そんなトピックスもアニュアルレポートに書いてますので、ぜひご覧ください!

そして、最後に。

支えてくださるすべての皆さまへ、心からの感謝を

変化の激しい時代の中でもこうして新たな一歩を踏み出せているのは、私たちの想いを信じ、支え続けてくださる皆さまのおかげです。
日頃から応援してくださる個人の寄付者の皆さま、遺贈という形で大切な資産を託してくださった皆さま 、そしてサポート法人・ステークホルダーの皆さま。皆さまからいただく温かいご支援が私たちにとって何よりの力となっています。深く感謝申し上げます。

そして何よりも、感謝を伝えたいのはノーベルのスタッフたち。

日々、ぎりぎりの状況の中で子育てをしている家庭に寄り添い、「できない」ではなく、「どうすればできるか」を考え続ける。その姿勢を貫きながら、一つひとつの家庭と真摯に向き合ってくれています。その積み重ねがあるからこそ、ノーベルは子育て家庭に安心を届け続けることができています。本当にありがとう。


2026年度もすでにスタートしています。これからも「子育てこそ、みんなで。」の実現に向けて、一歩ずつ挑戦を重ねてまいります。
引き続き、温かいご支援・ご声援をどうぞよろしくお願いいたします。
ぜひ、2025年度活動報告書もご覧いただけるとうれしいです。

▼2025年度活動報告書はコチラ[PDF]

TAG

この記事をシェアする

この記事をシェアする
  • LINEで送る
この記事をシェアする
両立をつくりなおすメールマガジンに登録

RELATED POSTS

ノーベルが描く未来と今
2026.06.01

代表長谷亜希ノート

【まるサポ開発の舞台裏⑨】もし、彼女がいなかったら「まるサポ」は生まれなかった~最強の伴走者~
ノーベルが描く未来と今
2026.05.01

代表長谷亜希ノート

【まるサポ開発の舞台裏⑧】 「子育てこそ、みんなで」を実現する、組織づくりへ。
ノーベルが描く未来と今
2026.04.01

代表長谷亜希ノート

【まるサポ開発の舞台裏⑦】まるサポ・クリエイティブの全貌~想いを「カタチ」にする力。~