2030ビジョン提言

ビジョン・ミッション・バリューの発表を受けて

こんにちは、ノーベル広報スタッフです。

先日、ノーベルの新しいビジョン・ミッション・バリューが発表されましたが、先立って社内では、6月2日の全社会議にて新しいビジョン・ミッション・バリューがメンバー向けに公開されました。これまでもノーベルでは、全社でのワークショップなどを通してノーベルのこれまでの歩みを振り返り、これから目指していきたいことに向き合って考えてきました(過去のワークショップの様子はこちら)。

そうした議論の積み重ねがあったからこそ、今回ビジョン・ミッション・バリューが刷新されることをメンバーみんなで心待ちにしていました。

ノーベルでは2023年秋より、これまでの15年間を振り返り、これからの10年間を見据える「1510プロジェクト」が始動しました。
ノーベルは創業以来、「子どもを産んでも当たり前に働ける社会」というビジョンを掲げ、これを活動の原点として大切にしてきました。しかし、時代の移り変わりのなかで、社会や両立に対する個人の価値観、そしてノーベル自身も大きく変化しており、このビジョンが今の時代に本当に合致しているのか、という問いが生まれ始めました。

そんな問いから始まった1510プロジェクトでは、マネージャーを中心にこれまでの活動を深く掘り下げて検証しました。個人、社会、そしてノーベルの変化を可視化し、ノーベルと社会との関係性を改めて考察したり、様々なステークホルダーへのインタビューや調査をしたり、と多角的な視点から現状を把握しました。

また、全体や少人数でのワークショップを重ね、ノーベルメンバーがこれからの10年間で「何をしたいか」という未来への想いを広く集めました。

これらの取り組みを通じて、この15年間で社会が着実に変化していることを改めて実感し、ノーベル自身もまた、その変化に対応し進化していく必要性を強く認識しました。こうして、新しいビジョン・ミッション・バリューを刷新するに至りました。

そして、いよいよ発表された新しいビジョン・ミッション・バリューがこちらです。

【ビジョン】

子育てこそ、みんなで。
しんどいこともあるけれど、みんなでおもしろがれる毎日を。
家族をこえて助け合える子育てを、もっと当たり前に。

【ミッション】

すべての家庭に、子育てレンジャーを!

【バリュー】

当事者と共に創り、前進し続けます。

VMV全文はこちら

そして、今回のビジョン・ミッション・バリューに込めた思い、ビジョンマップに関する説明がありました。

ビジョン:「子育てこそ、みんなで。」
シンプルな言葉ですが、子育てを家庭内だけで閉じるのではなく、社会全体のみんなのものとして捉え、その課題を解決していく姿勢をより強調する、強いメッセージが込められています。また、「しんどいこともあるけれど、みんなでおもしろがれる毎日を」に、目指す社会がより具体的に、しかもノーベルらしさが表されています。

ミッション:「すべての家庭に、子育てレンジャーを!」
「子育てレンジャー」という、誰もが親しみやすく、かつ具体的なキャラクターを打ち出すことで、子育ての様々な場面において、まるでヒーローのように積極的に関わり、「みんなで子育てする」というイメージをより明確にしています。
病児ケア、送り迎え、家事サポートなど、多岐にわたる子育ての困りごとに、まさに「レンジャー」として駆けつけ、すべてのご家庭を力強く支えたいという想いが込められています。

子育てレンジャー

バリュー:「当事者と共に創り、前進し続けます。」
これまでも大切にしてきた価値観である「共に創る」という点を特に前面に打ち出し、前を向き続けるノーベルらしさを表現しています。

ビジョンマップ
これらのビジョンを視覚的に表したビジョンマップには、実際にレンジャーが助けている様子や「おいでやベース」と名付けられたノーベルの未来の拠点などが細やかに描かれており、子育てがより社会全体で支えられている未来の図を示しています。また、しんどいこともあるけれど、みんなでおもしろがれる子育てのある日常をマップの様々な場面に散りばめています。

ビジョンマップ

社内のメンバーの声

社内のメンバーからはたくさんの感想や意見が寄せられました。

新しいビジョン「子育てこそ、みんなで。」ノーベルの16年で培ってきたものなので、短い言葉に願いや想いがぎゅっと詰まったビジョンだとおもいました。 11レンジャーいいですね~保育に行くときいつも「お助けマン登場」と心の中で思っていたので嬉しいです笑

いち保育スタッフですが、自分も朝からレンジャーになりきり「今日も困った親御さんと子どもが待っている。出動だぁ、とぉ!!!」と気分を盛り上げ家を出たら、これこそがしんどいことも面白がってにつながるのかなと思いました。

病児ケアレンジャー、送り迎えレンジャー、聞くゾウ、おつかいレンジャー、お助け調理レンジャーもしたなぁ、名もなき家事レンジャーも、ここまでかっこよくないけどやったなぁ…これからどんな新しいレンジャーが登場するかなぁ、と考えちゃいました。 私はこれからも、どんどん病児保育や暮らしのサポート(まるサポ)でバンバン訪問して、ご家庭の困ったを解決したり、ご家庭にとって少しでも昨日より良い日にしていきます!

『子育てレンジャー』が、お子さんにはもちろん、保護者の方にも地域の方にも親しみがあって良いなと思いました。 マップの「おいでやベース」が実現したらなんて素敵だろうと思います。「ノーベルに頼めばどうにかなる!」と砦のような場になったり、交流や憩いの場になったり、新たな子育てひろばになるイメージがします。また、働き手にとっても個々の色々な能力の発揮の場になり、需要と供給が合うように思いました。 『昨日よりもちょっと良い日常』を実現するために、自分に何ができるか見つけていきたいです。

途中でノーベルに合流した仲間にも、これまでのノーベルを共に振り返り、これまでのノーベルが行ってきたことの意味を共に理解し、この先共に目指す方向を指し示し、そういった機会を定期的に開催してもらえることで、全社一丸となって全力で前進できているように感じます。

多くのコメントが、ノーベルが目指す未来への共感と、自らもその一翼を担おうとする前向きな決意に満ちていて、新しいビジョン・ミッション・バリューがひとりひとりの心に響いていることが伝わってきました。また、ステークホルダーの皆様からも、ノーベルらしい、力強さを感じるといった共感やこれからの活動への期待など嬉しいお言葉をたくさんいただきました。

ノーベルの新しいビジョン・ミッション・バリュー、私達自身も馴染むよう日々思い出しながら取り組み、「子育てこそ、みんなで。」を実現するために、これからもどんどん前に進んでいきたいと思います。

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