保育者として働く

新事業「子育て家族のまるごとサポート」に携わる専任スタッフ募集!育児家事をサポートする「ケアスタッフ」の仕事内容をご紹介。

こんにちは、ノーベル広報担当水野です。
2023年秋から開始したノーベルの新規事業「子育て家族のまるごとサポート(通称:まるサポ)」。担当ガイドとケアスタッフがチームとなり、各ご家庭のお困りごとや「こうありたい」を伺いながら、両立の仕組みづくりを決めるお手伝いをするサービスです。今年の1月からテスト実施を開始し、約30組のモニター家庭をサポートしています。

現在、まるサポでは現場に実際に入りながら事業づくりを共に進める、ガイドとケアスタッフの2つの職種を募集しています。このブログでは、ケアスタッフにスポットを当てて、ケアスタッフが実施する「暮らしのサポート」の特徴や、ケアスタッフの役割についてご紹介していきます。

ご家庭ごとのニーズに合わせて提供される「暮らしのサポート」

まず、まるサポの概要を簡単に説明します。

まるサポでは、担当ガイドが各ご家庭と面談を重ね、現在困っていることや大切にしている価値観、両立するうえでどのようになりたいかの目標などを、丁寧にヒアリングします。それらを踏まえ、ご家庭ごとの両立プランを一緒に考えていきます。

「暮らしのサポート」では、各家庭のニーズに対して、ノーベルのケアスタッフが家庭に入り、家事や育児のサポートを行います。全ての家庭に対して暮らしのサポートを提供するわけではなく、ノーベル以外の家事代行やシッターサービスの情報を提供し、登録や利用に向けたサポートをさせていただく場合もあります。

では、「暮らしのサポート」では具体的にどんなことをしているのでしょうか?また、ノーベル以外のサービスとどういった点で異なるのでしょうか?

特徴①家庭のニーズに応じていろんなパターンのサポートを提供

以前のブログでも紹介していますが、暮らしのサポートの内容は、各ご家庭の状況・ニーズに応じていろんなパターンがあります。

・お子さんの保育園や学童のお迎えに行って一緒に帰宅、その後はお子さんの遊び相手をしたり、親御さんと一緒にお風呂・ご飯・寝かしつけや家事のサポート。
・お家の中で、なかなか手がつけられていない箇所のお掃除サポートや断捨離のお手伝い。余った時間で衣類をたたんだり、おもちゃの片付けなどの家事も一緒に行う。
・なかなかお出かけが難しいひとり親家庭の休日のお出かけに同行。家族の楽しい思い出作りをサポート。

お掃除サポートやお出かけサポートに単発で入るケースもあれば、週1~2回定期的にサポートに入るケースもあります。「大人の手がもう一人ほしい」という状況で、家族の一員のように一緒に手を動かしたり、お子さんの成長を共に見守ったり、親御さんの話し相手になることも。

特徴②サービスの幅を決めず、デイリーで変化に対応

2つめの特徴は、「対応の柔軟さ」です。

暮らしのサポートは、「ノーベルスタッフができるのはここまで」というふうに、サービスの幅を決めることはしていません。その日その日に親御さんからいただくご要望に対応させていただくこともあれば、日々のご家庭の状況を見ながら、スタッフから「これをやっておきましょうか?」と提案させていただくこともあります。

この柔軟さは、他のサービスと大きく異なるポイントです。

例えば、昨年末に双子が生まれたばかりのご家庭。上のお兄ちゃん2人と合わせて、現在4人の未就学児を育てています。ケアスタッフが2名体制で定期的に伺い、初めのうちは双子の赤ちゃんの沐浴やミルクを主に担い、その間お母さんには少し体を休めてもらって、という形でサポートをしていました。

回を重ねる中でケアスタッフから「もう少しできることがあるのではないか」という声があがるようになり、お風呂掃除や、お兄ちゃんたちのお弁当箱や哺乳瓶を洗ったり、ということもするように。沐浴やミルクだけでも助かっていたけれど、無数に生じる「小さなタスク」をやってもらって本当に助かっているとお声をいただくようになりました。

最近は、保育園から帰ってきたお兄ちゃんたちとスタッフがリビングで遊び、その間にお母さんは家事をしたりと、さらにサポート内容に変化が見られるようになっています。

親御さんとうまく役割分担しながら、その時その時の状況を見つつ、家庭の中のことがスムーズに進むように、親御さんにとって少しでも力になれるようにと、ケアスタッフも日々試行錯誤しながら現場に入っています。

特徴③チームで家庭をサポートする

各家庭には1人のケアスタッフが毎回お伺いするわけではなく、何人かのスタッフが交代で伺っています。複数のスタッフが関わることで、それぞれの気づきや感じたことを共有しあいながら、新たな提案ができたり、サポートできる幅が広がっていったりします。

ただ親御さんにお願いされたことに対応するだけではなく、日々担当ガイドとも連携をとりながら、親御さんに必要なサポートは何かを考え、ケアスタッフから提案させていただくこともあります。

例えば、複数回お出かけサポートに入っているご家庭。お母さんとお姉ちゃん、弟くんの3人家族です。お母さんとしては「お出かけは家族みんなで」という思いがあると思いますが、お姉ちゃんにとっては、手のかかる弟くんの方にお母さんの関心がいきがち、「私だってお母さんをひとり占めしたい!」という思いがあるのでは、とケアスタッフは考えました。そこで、「弟くんは私たちが家で見ているので、お母さんとお姉ちゃん、二人でお出かけされるのはいかがですか?」というご提案をさせていただきました。この提案はとっても喜んでいただき、次回はお母さんとお姉ちゃんのお出かけが実現しそうです。

新しい事業「まるサポ」を一緒に作るケアスタッフを新規募集中!

まるサポの現状は、ルールやマニュアルが全て決まっているわけではない中で現場に入り、その中で見えてきたものを共有しながら今後の動きを考えて…の繰り返し。今まさに、テスト実施を通して新たな事業をつくりあげるプロセスを経ています。

サービスの幅が決まっていない分、「どこまでやれば良いのか」と迷ったり、これまでにはやったことがない、新しい仕事をお願いされたり…といったシチュエーションも時に出てきます。そんな状況でも、一緒に相談しながら、ポジティブにチャレンジしていけるよう、まるサポでは下記の方針を掲げて、事業づくりを進めています。

【まるサポチーム方針】
・新しい事業づくりには変化はつきもの、その変化を受け入れられ、柔軟に対応できる
・新しい事業での活動を通して、学び、自分のできる可能性を広げていこうとチャレンジする
・自分の意見を伝えることができ、また相手の意見も受け止められ、職種間を超えて、建設的な議論をする
・楽しめること、ごきげん力を大事にする(苦しい場面でもポジティブに行動する)
・変化があたり前、ルールがないところを歩く、ことが大前提となること
・失敗を学びに、ポジティブに受け止める
・ノーベルの行動指針(寄り添う・創る・楽しむ)に則って行動する

働く親御さんの助けになりたい、子育て家庭を支えたいという思いをお持ちの方、そして、「もっと子育てしやすい社会にしたい!」という熱い思いをお持ちの方も、一緒にノーベルの新事業「子育て家族のまるごとサポート」をつくっていきませんか?

ご応募をお待ちしています!

新規事業「子育て家族のまるごとサポート」ケアスタッフ(アルバイト)

TAG

この記事をシェアする

この記事をシェアする
  • LINEで送る
この記事をシェアする
両立をつくりなおすメールマガジンに登録

RELATED POSTS

保育スタッフ
2024.08.23

保育者として働く

訪問保育の職場体験の魅力とは?参加者インタビュー
保育で親子を支える
2024.08.22

ノーベルと学ぶ保育

保育スタッフ研修|お互いのからだとこころを守る関係性ー子どもの権利よりー
保育で親子を支える
2024.07.11

ノーベルの保育品質

新人スタッフが現場で学ぶ「同行研修」。安心安全の保育のためにノーベルが力を入れていること