保育者として働く

ノーベルの訪問保育|1対1の「向き合う保育」とは?スタッフの一日に密着

こんにちは。ノーベル広報の徳増です。

ノーベルには、子育て経験はあるものの保育業界は未経験のスタッフや、保育士、看護師など幅広い経歴のスタッフが働いています。

入社する保育スタッフに共通するのは「1対1で子どもに向き合う保育がしたい」という思いです。

では、保育スタッフは、日ごろどのような保育をしているのでしょうか?

今回、入社して半年の徳増が、先輩保育スタッフに同行して保育を経験したので、その日の様子をお伝えします。

必要な情報を判断して確認する

この日は、保育スタッフAの保育に同行しました。

お子様プロフィール

Bちゃん:2歳0カ月

インフルエンザに感染し4日目。熱は平熱まで戻ったが、保育園から登園許可が出ていない

保育スタッフは、保育の前夜に、訪問するご自宅やお子さんの情報を確認します。

事前に病気を確認し、症状の特徴や、想定しておかないといけないことを予習しておきます。

当日は、親御さんから、お薬や食事、体調など、お子さんの容態に合わせて保育するうえで必要な情報をしっかり確認。

出勤する前の慌ただしい朝の時間に親御さんを引き止めて、その日の保育に必要な情報をいただくので、なるべく短い時間でヒアリングしていきます。

この日は聞けませんでしたが、時間に余裕があるときは、好きな遊びなど、過ごし方のヒントになるようなことも教えてもらうそうです。

あらゆるリスクを想定して備える

親御さんをお見送りしたら、1対1の保育が始まります。

ご家庭では、保育施設のように子どもの年齢に合った保育環境が整えられているとは限りません。

また、大人が思いもよらない動きをするのが子どもです。

そこで室内を見回して、「この年齢の子どもならこんな動きをするだろう」と想定し、危険なものは手の届かないところへ移動させます。

また、地震など災害が起きることも想定し、固定されていない大型家具がある場所などは極力さけて、保育しました。

こまめに部屋の換気をして、自身の感染症対策も行います。

安心して保育ができる環境を整えるためには、知っておかないことや気を付けないといけないことがたくさんありますね。

日常の暮らしを想像する

1対1保育の醍醐味は、お子さんの気持ちに寄り添えることですよね。

親御さんから離れて、しかも体調がすぐれないときに、初対面の保育スタッフと2人きりで時間を過ごすのは、お子さんによってはストレスを感じる場合もあるでしょう。 

保育スタッフはお子さんの表情や発言、行動をじっくり観察し、なるべく緊張せず、いつも通り過ごせるよう、さまざまな手を尽くします。

この日は、Bちゃんが本棚から絵本を取り出そうとしていたので、床に座って本を開き、「これきれいだねー」「このキャラクターなんだろう」などと会話して楽しみました。Bちゃんは、絵本を読み終える前に、次から次へと絵本を手に取ります。すると、保育スタッフAも、Bちゃんに合わせて、興味がありそうな絵本はすべて開き、一緒に読んでいました。

保育スタッフAが持ってきた、色とりどりの丸いシールで遊んだときは、Bちゃんがネイルをするかのように、自分の足にシールを貼り始めました。私も手伝い、片足の爪全てにシールを貼り終えると、Bちゃんは目をキラキラさせながら「見てーー!」と大喜びでした。私も拍手を送って応えると、Bちゃんは早速、もう片方の足の爪にもシールを貼ることをリクエスト。すべての爪にシールを貼り終えると、Bちゃんは得意げにスタッフAにも見せていました。

このような遊びのシーンでも、お昼ご飯やお昼寝のときも、ずっとそばにいて、お子さんのその時その時の気持ちに応えながら関わる保育スタッフの姿勢が印象的でした。

最初は緊張していても、お子さんの気持ちに寄り添うことで、次第に信頼関係が築けてきた気がします。

私の膝に座ってリラックスしているBちゃんを見たとき、信頼してくれているんだなと安心しました。

親御さんの気持ちに寄り添う

親御さんがご帰宅されたら、その日の様子をご報告。

保育の場面が浮かぶよう、できるだけ具体的にエピソードをお伝えします。

保育中の様子が知れて安心したからか、親御さんが「家族みんなインフルエンザに感染して、明日からようやく日常に戻れそうなんです」と話していました。

子育て中の親御さんは、さまざまな不安や悩みを抱えています。

もしかしたら、身近に保育について相談できる相手がいないかもしれません。

保育スタッフAは「ほんと大変でしたね。私たちにできることがあれば、何でも言ってください」と声をかけ、寄り添っていました。

ほかの保育スタッフも「家族をまるごとサポートするつもりで保育している」と話していました。

会話のやりとりを見て、訪問型の保育だからこそ、サポートできることがあると感じました。

ノーベルで1対1の保育をやってみませんか?

1対1の保育だからこそ、ご家庭やお子さんに合わせた適切な保育を行うことができます。

病児保育には予測の難しいことも多いですが、ノーベルには、それに対応するための専門的な研修やサポート体制も充実しています。

またご家庭やお子さんの状況に応じて、困ったことは本部と連携しながら保育を提供しています。

もし、ノーベルのお仕事に興味を持ってくださった方、もう少し具体的に仕事内容や働きかたを聞いてみたいという方は、随時、お仕事説明会を開催していますので、ぜひお申込みください。

ご応募やお問い合わせ、お待ちしています!

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