納得して預ける

育休復帰特集|復帰後1年は病気ばかり?!病児保育の情報を集めておこう

こんにちは!ノーベル事務局です。
シリーズでお届けしております「育休復帰特集」。今回は、「病児保育の情報を集めておこう」ということで、子どもの病気時に頼りになる「病児保育サポート」についてご紹介します。

子どもは平均何日休むかクイズ

ここで突然ですが、クイズです!
保育園に通いだすと、子どもは平均で年間何日、病気でお休みすると思いますか??

0歳児 1歳児 2歳児 3歳児 4歳児 5歳児
  日   日   日   日   日   日

 





チーン!

正解は、

0歳児 1歳児 2歳児 3歳児 4歳児 5歳児
 27.1日  19.1日  14.9日  13.4日  11.6日  10.7日

でした!!

どうでしたか?想像より多かったでしょうか?少なかったでしょうか?

出典:吹田市「2022年度 公立保育所等病欠統計」より

0歳児で、27.1日。
フルタイムだと勤続年数次第で最大20日間の有給休暇がもらえるかと思いますが…足りませんね!

ちなみに、4歳と1歳の子どもがいる私の個人的な実感では、二人とも1歳から通わせていますが、1歳児の最初の頃は、月の半分くらいはなんやかんやで休んでいました。

とくに1人目の時は、病気予防対策もまだ十分できてはおらず、子どもが病気になるともれなく母親である私にもうつる!という状態…。子どもの病気が治るのなんて1日、2日…と油断していたら自分のぶんも合わせて1週間近く休むことも…。

なお、一年くらい経つと子どもも丈夫になってきて、病気になる頻度がグンと減りました。

もちろん「子どもによる」ところが大きいようで、うちの子は比較的身体が丈夫に育ったようですが、同僚のところは熱を出しやすいお子さんで、長いこと苦労されていました。

「この子は気管支が弱いから早めに呼吸器内科へ行く」「早めに耳鼻科で診てもらうと軽く済む」など、子どものパターンを早めに掴めるかどうかが、鍵になりそうです。

さて、それでは実際に、子どもが病気になった時に頼れるサポートにはどんなものがあるか?ということで、以下にまとめてみましたよ。
今回は、ざっと把握することを目的にしています。
それぞれの詳細は、後日また別の記事でご紹介しようと思いますのでお楽しみに!

病児保育施設

保育施設

子どもが病気になったときにみなさんの頭に真っ先に思い浮かぶのは、自治体で開設されている「病児保育施設」かと思います。

病院に併設されているもの、児童福祉施設が行っているものなどさまざまな形態があり、施設により利用方法なども異なります。

利用料は自治体により事なりますが、1日2,000円~2,500円程度のところが多いようです。
後で紹介する「病児保育シッター」に比べると非常に格安で利用できることがメリットですが、施設型のため定員が限られており、インフルエンザなど感染症が流行している時期には、定員いっぱいでキャンセル待ちになる・・などのデメリットがあります。

ちなみに、大阪市の病児保育施設の数は17か所(うち1箇所休止中)(令和4年4月1日現在)、
そして保育所と認定こども園の合計数は、576か所です(企業主導型・小規模除く)(令和4年4月現在)。…圧倒的に数が足りていないことがわかるかと思います。

実際、私も利用したことがありますが、毎回「キャンセル待ち」と言われます…。
子どもが病気になるのは突然ですので、「空いてたらラッキー」くらいの気持ちで私は考えています。

ファミリーサポートセンター(ファミサポ)

絵本を読んでもらうこども

こちらも子育て家庭には耳なじみのある存在ですね。
各自治体が主体となって運営している、子育ての援助が必要な人(依頼会員)と、援助ができる人(提供会員)を結びつける相互扶助組織です。

注意が必要なのは、子どもが病気の時は依頼できない場合が多いということ。
これは自治体により基準が異なり、集団保育が可能な程度の病後児ならOK、とか、病児でもOK、というところもあるようですので、お住まいの自治体のファミサポに確認してみてくださいね。

利用料はかなり安く、1時間あたり800円程度のところが多いようです。(自治体により異なります)

利用には、事前に会員登録が必要なことに加え、「ペアリング」というファミサポのコーディネータによるマッチングと、提供会員と依頼会員の面談と双方の了解が必要になります。

私も、育休復帰前に登録はしましたが、結局ペアリングを依頼するには至らず、バタバタしているうちに仕事復帰してしまいました。

 

訪問病児保育シッター

保育スタッフ

自宅までシッターさんが来てくれて、自宅で子どものケアを行うというもの。
特徴や料金体系などは各社さまざまですが、大きく分けると以下の2種類となります。

病児専門で行っている事業者

わたしたち、ノーベルのように、子どもが病気の時のみ依頼でき、専門の研修を受けた病児保育のプロが自宅まで来てくれるというもの。

ベビーシッター事業者で、病児にも対応するところ

用事などの時に預かってもらえるベビーシッターサービスに、病児オプションがある or 病児預かりも含まれるタイプです。

また、ベビーシッター事業者には、事業者が雇用するシッターを派遣するものと、会員と登録シッターをマッチングするものと、があります。

それぞれメリットとデメリットがあり、料金体系も、システムも、預けられる条件(体温:39℃以上はNGなど/感染症はインフルエンザやノロウイルスはNGなど)も異なりますので、ぜひ、いろいろ調べてみてくださいね。

病児保育スタッフを直接雇用していますので、朝8時までのご予約なら100%お伺いをお約束しています。

ポイントは複数の選択肢を持っておくこと

以上、病児保育サポートをいくつかご紹介しましたが、全体像は把握できたでしょうか?

ポイントは、我が家のニーズに合ったサービスをしっかり調べて、「複数の選択肢を持っておくこと」ではないかと思います!

まずは祖父母にSOS!

予定があってNG!

近所の病児保育施設に電話

キャンセル待ち!

遠いほうの病児保育施設に電話

キャンセル待ち!!ギャー!

病児保育シッターに予約!(100%お預かりで良かった!※ノーベルの場合)

…と、複数の選択肢があると、「何があっても大丈夫」という「心のお守り」になりますよ。

具体的には、

□ 近くに住んでいる祖父母がいたら、どの程度協力してもらえるか確認しておく
□ 病児保育施設は、近所に複数あるなら、登録だけでも全部しておく
□ 病児保育施設が全滅だった時に備えて病児保育シッターを登録しておく

あたりでしょうか。

なお、育児サポートは事前登録が必要な場合がほとんどですので、事前に登録だけは全て済ませておきましょう。もし事前に利用できるなら、一度利用してみるとさらに安心です。

子どもの発熱や病気はいつも急に起こるもの。
「いざ」というときに迅速に冷静に対応できるように、どんなサポートが我が家に必要か、一度ご家族で話し合ってみてくださいね。

ノーベルは子育てと仕事の両立を応援しています!
両立でいちばん困ることは、子どもが病気の時の預け先。病児保育に頼る、という選択肢も考えてみてくださいね。
「ノーベルの訪問型病児保育」くわしくこちら>>

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