(2019.09.12更新)
納得して働く
育休復帰特集|復帰する人も、した人も。タイムテーブルでムリ・ムダ発見
こんにちは!ノーベル事務局です。
保育園の入園申し込み書類の配布が始まる時期、職場復帰に不安と期待を抱きながらいよいよ、書類を取り寄せたり作成したり・・・と慌ただしくなってきますね。やることを整理しながら、ひとつひとつがんばっていきましょう!
さて今回のテーマは、「1日のタイムテーブルをつくろう」です。
タイムテーブルを作るとやるべきことが見えてくる
「保育園も決まってないのに、もうそんなことやるの?」
と思われるかもしれませんが、何事も、何かに取り組む前には「ゴール」を定めることが肝要ですよね。
復帰後の一日をリアルにイメージすることで、「今何が足りないのか」「これから何をすればいいか」が自然と浮き彫りになってくるので、早めにやっておくことをオススメしたいなと思うのです。
もうすでに復帰したよ~!という方も、もし毎日がバタバタで余裕がない!という状況なら、ぜひ今からでも一日のタイムテーブルを作成してみてください。
いったん立ち止まって一日の時間の使い方を見直すことで、新たな解決法が見えてきたりアイデアが浮かんだりします。整理した結果、思いがけず時間にゆとりが生まれたら儲けものです。
私の場合は、タイムテーブルを書き出すことで
「洗濯物を畳んでしまう時間が、どーしても取れない!」
と気づき・・・
「畳んで片付けることが出来ないなら、その作業自体を無くすしかない!と、新たに大きなカゴを4つ購入。「畳まない、ざっくりと使う人別に投げ込む」やり方に変更しました。
結果は・・・
ハイ、想像どおり、各カゴが毎日てんこもりになってはおりますが、ぐちゃぐちゃの洗濯物の山から取り出すよりはずいぶん楽になりました。
ちなみに今後は、「ハンガーにかけたままクローゼットに移動するだけの、畳まない収納」を目指して、クローゼットの整理をしていきたいな・・・と夢を膨らませています。
我が家のタイムテーブル大公開
では早速、ご参考までに、私が昔、1人目の復帰のときに作成したタイムテーブル例をご紹介したいと思います。
【データ】
・フルタイム正社員 8:45~16:30(時短勤務/残業なし) 通勤片道45分
・子ども 1人(1歳4ヶ月)授乳あり(搾乳なし)
・夫は毎日遅くまで残業 通勤片道1時間45分
赤字は、実際に復帰してから数ケ月くらいで気づいたことや変えたことなどを書き加えてみました。
大きく変わった点は、寝かしつけの後に明日の準備や家事をするフローだったのを、ごっそり翌朝にもってきて、寝かしつけの時に私も一緒に寝てしまうようにしたこと。
というのも、働きだすと自分も疲れているので、寝かしつけで一緒に寝落ちしてしまうことがほとんどで・・・。
だから、もう気持ちよく一緒に寝てしまって、その分早起きして家事や準備をする。そのほうがリズムが一定に保てて、上手く回るようになりました。
ただ、そのせいで夫が一人で夕食を取ることになってしまったのですが・・・。
洗濯も、復帰前は朝に洗濯機を回して干してから出勤したいと思っていたのですが、実際始まってみると、布おむつ使用の保育園だったため洗濯ものが大量で、帰ってからすぐに洗濯しないとニオイもひどくなるし、服も足りない!という事態に。
というわけで帰宅後に洗濯して室内干しするフローに変更しました。
そしてこちらが、今現在のタイムテーブルです。
子どもは2人に増えて、保育園も別々なので送迎に時間はかかるようになりましたが、職場が変わってさらに時短勤務になったので少し余裕が出てきました。
・・・とはいえ、この通りに行く日なんて、まぁ稀!です。だいたい寝坊して朝はバタバタですし、夕飯も寝るのもこれより遅くなってしまいます・・・。
でも、この表を作っていることで、たとえば私が洗濯物を干すのを忘れて寝てしまった場合でも、夫が代わりに干しておいてくれたり、と、協力し合うことができています。
あと、お気づきの方もいるかもしれませんが、この表に「掃除」の項目はでてきておりません。
「掃除は多少しなくても死なない」ということで、平日は気づいた時に拭く、サッとスティック型掃除機を掛けるくらいで、土日にまとめてやるようにしています。
このように、タイムテーブルには「どうやったら効率的に回るのか、どこに無理があるのか」が見えてくる効果があるかと思いますので、ぜひ一度、自分なりに書き出してみてくださいね。
印刷して使える!タイムテーブル台紙
さっそく作ってみたい!と思ったアナタのために。
プリンタで印刷して使える、ノーベルオリジナル☆タイムテーブルのテンプレートをご用意しましたよ!
ぜひ印刷して記入してみてくださいね~。
▼印刷用PDFはこちら
パパやご家族との家事・育児の分担を話し合うためにも、良い材料になると思います!
毎日のタスクを可視化することで、
「こんなにやることがあるんだ・・・!僕も何かやらなくては」
という気に、きっとなってくれるはず。
実際、我が家でも復帰前に何度も作成し、分担について話し合いました。
書き出してみると、夫がやることがほとんどないことが判明。そこでバランスを取るために、保育園送りだけ夫が担当、にフローを変更しました。
がんばれば私ひとりで出来ないわけでもなかったのですが、心理的なバランスを取ることも大事なのでは、と思います。これは感覚的なものなので、お互いが納得できるように、よ~く話し合いをすることが大事ですね。
現在では、私がさらに時短になったため、私が子ども二人とも送り迎えしています。それで心理的バランスが取れていると感じています。
スムーズな育休復帰に不可欠なのは、子どもの病気対策
以上、私のタイムスケジュールも大公開してしまいましたが、少しでも、育休復帰を控えた方の参考になれば、うれしく思います!
復帰後は毎日ドタバタ、なかなかゆっくり一日のダンドリを考えたり改善する時間も取れないので、今のうちから少しずつ、ゴールを見すえながら動いていけたらいいですね。
ところで、私が復帰後に一番大変だったのは、やはり「子どもの病気問題」です。
突然のお迎えコール、休めない日に限って発熱、熱は下がっているのに感染症で登園停止、子どもの病気が自分に移って一週間まるまる欠勤・・・など、数え上げたらキリがないほど、子どもの病気に振り回された、復帰1年目。
何度も心が折れそうになりながら、なんとか自分を奮い立たせてがんばっていた、あの頃の私に伝えたいのは
「自分で全部やらなくていいんだよ、もっと周りを頼っていいんだよ」ということです。
そして、子どもの病気時に強い味方になるのが「病児保育」です。
病児保育には「医療機関併設型」「保育園併設型」「単独型」「訪問型」などいろいろありますので、おうちに合ったものを今から検討を始めてみてくださいね。
私たちノーベルは「訪問型」の病児保育となります。
慣れたご自宅で過ごすことができるため、病気中のお子さんにとって負担が少なく、また、親御さんにとっても、受診や送り迎えの時間的負担が少なくすみ、仕事に影響が出にくいことが特長です。
ぜひ、皆さんのご負担を和らげ、納得して働き、納得して預けられるサービスとして、ご活用いただけたら嬉しいです!
RELATED POSTS
納得して働く
納得して働く
納得して働く