代表長谷亜希ノート

場を持つ、話すことの大切さ。

先日の土曜日、ノーベルでは本部スタッフがあつまり
第一回本部スタッフオープンディスカッションを開催しました。

2020年に向けて、ノーベルの次のステップである『VSION BOOK』の実現に向けて、
みんなで進めていくためにすべきこと。
まずは、その背景にある問題意識を私のコトバでしっかり話すこと。
本部スタッフみんなに共有する時間を持つこと。

そんな思いを、風とつばさの水谷さんに託してスタッフみんなで集まる時間を作りました。

なぜ、みんなと話すのか

「みんなで進みたい」そう思い、場を設けた。
2018年4月から本格的に復帰して、まず思ったことが、『VISION BOOK』の実現に向けて動きたい。
 
本当に長い間 ビジョンブックの未来を実現することストップしていた。
ストップしたのは組織づくりをしたいと思ったから。
私の妊娠・出産もあり結局3年弱、月日がたった。
 
2年間組織づくりに力を入れたけど、今も組織には課題がいっぱいある。
でも、それでも、みんなで前に進みたい。
 
以前のブログにも書いたけれど、
なぜか暗黙の了解が通じなくなってきたり
こちらが伝えていたとしても伝わっていなかったり
情報の共有の仕方が複雑になってきたり
ひとりひとりとのコミュニケーションが希薄になってきたり
組織体系ができることにより、直接ものをつたえれなかったり
伝えたら伝えたで戸惑いが起きたり
 
まぁ、ほんといろいろあるし、いろいろあった。
 
今、ノーベルのスタッフは全体で約60名。
 
次の100名を目指すと、次はまたほかの課題がでてくるんだろうなと。
 
前に進みたい気持ちと、今の課題を解決しなければ、という葛藤があったけれど組織に課題はつきもの。
 
それを認識したうえで前に進むと決めた。
 
決めた以上、みんなで進みたい。

だから、私がみんなの前で話し、みんながみんな思っていることを話し、シェアする場を設けたかった。 

2015年、VISION BOOKをつくった当時の想い

助け合う街

『VISION BOOK』を作ったのは2015年の夏。

ノーベルが始まっって3年目が終わったころくらいから
このまま病児保育だけをしていていいのか、という葛藤に悩まされていた。

たくさんの親御さんと出会う中で、
まさに目の前で困っている人を助けているけれど、
病児保育だけでは何も変わらないという気持ち。

そして、お金で解決できる社会、お金を払える人だけが助かる社会に矛盾を感じていた。

なんて無力なんだろう。

私が本来作りたい社会に向かっているのだろうか。
手を差し伸べられる社会、助けてといえる社会

人と人が助け合う仕組みをつくり世の中を変えるという団体理念
子どもを産んでも当たり前に働き続けられる社会をつくるというビジョン

に苦しめられるようになった。辞めようとまで思った。
その葛藤からできたものがVISION BOOKであると。

そして、3年もたつと、軸は変わらないけど、私の考えにも変化がおきていて、
変えたくないこと、変えたいこと
そして、それを踏まえた上でどういうSTEPをふんでいくのかも話した。

最近入職してきた人は初めて聞いただろうし、なんとなく知っていた人もいただろうし、きっと様々だと思う。

でも、私は話せてよかったと思う。
この第一回オープンディスカッションを迎えるまでに、過去を振り返っていた。
ノーベルは私だけのものではなく、みんなのもの。
そして、みんなの気持ちがノーベルという組織をつくる。

だから、私は伝え続けなければいけないと思った。

みんなが議論している姿をみてうれしかった。

もっとみんなとディスカッションがしたい。
みんなといろいろ語りたい。

素直にそう思った。

みんなが真剣にノーベルのことを考え、自分事化して話しているすがたをみて、
2年間組織づくりに取り組んできた成果がでていると、実感した。

着実に1歩ずつ進んでいるし、みんなで進める。進もう。
そう思った時間でした。

この時間がうまくいきますようにと、準備をしてくれたMGR陣、そして、水谷さんに感謝です。

スタートラインにようやく立てたなと、次の一歩に向けて、また動き始めたい。

(※写真:最後に風とつばさの水谷さんと^^)

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