(2018.08.27更新)
代表長谷亜希ノート
場を持つ、話すことの大切さ。
先日の土曜日、ノーベルでは本部スタッフがあつまり
第一回本部スタッフオープンディスカッションを開催しました。
2020年に向けて、ノーベルの次のステップである『VSION BOOK』の実現に向けて、
みんなで進めていくためにすべきこと。
まずは、その背景にある問題意識を私のコトバでしっかり話すこと。
本部スタッフみんなに共有する時間を持つこと。
そんな思いを、風とつばさの水谷さんに託してスタッフみんなで集まる時間を作りました。
なぜ、みんなと話すのか
2018年4月から本格的に復帰して、まず思ったことが、『VISION BOOK』の実現に向けて動きたい。
ストップしたのは組織づくりをしたいと思ったから。
私の妊娠・出産もあり結局3年弱、月日がたった。
こちらが伝えていたとしても伝わっていなかったり
情報の共有の仕方が複雑になってきたり
ひとりひとりとのコミュニケーションが希薄になってきたり
組織体系ができることにより、直接ものをつたえれなかったり
だから、私がみんなの前で話し、みんながみんな思っていることを話し、シェアする場を設けたかった。
2015年、VISION BOOKをつくった当時の想い
『VISION BOOK』を作ったのは2015年の夏。
ノーベルが始まっって3年目が終わったころくらいから
このまま病児保育だけをしていていいのか、という葛藤に悩まされていた。
たくさんの親御さんと出会う中で、
まさに目の前で困っている人を助けているけれど、
病児保育だけでは何も変わらないという気持ち。
そして、お金で解決できる社会、お金を払える人だけが助かる社会に矛盾を感じていた。
なんて無力なんだろう。
私が本来作りたい社会に向かっているのだろうか。
手を差し伸べられる社会、助けてといえる社会
人と人が助け合う仕組みをつくり世の中を変えるという団体理念
子どもを産んでも当たり前に働き続けられる社会をつくるというビジョン
に苦しめられるようになった。辞めようとまで思った。
その葛藤からできたものがVISION BOOKであると。
そして、3年もたつと、軸は変わらないけど、私の考えにも変化がおきていて、
変えたくないこと、変えたいこと
そして、それを踏まえた上でどういうSTEPをふんでいくのかも話した。
最近入職してきた人は初めて聞いただろうし、なんとなく知っていた人もいただろうし、きっと様々だと思う。
でも、私は話せてよかったと思う。
この第一回オープンディスカッションを迎えるまでに、過去を振り返っていた。
ノーベルは私だけのものではなく、みんなのもの。
そして、みんなの気持ちがノーベルという組織をつくる。
だから、私は伝え続けなければいけないと思った。
みんなが議論している姿をみてうれしかった。
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