(2018.08.09更新)
ノーベルと学ぶ保育
子どもの病気乗りきり術 | 病児保育ってどうなの?我が子を預ける時の不安
こんにちは! スタッフの吉村です。
子育てと仕事の両立に奮闘する親御さんに役立つ情報をお届けする【特集|子どもの病気 乗りきり術】。
「vol.4 病児保育ってどんなサポートがあるの?」では、身内以外に病気の子どもを預けられる「病児保育」の選択肢をご紹介しました。一方で、4月復帰のお母さんからはこんな声も。
「仕事を休めないのに、子どもが発熱し、病児保育を考えました。でも、4月からの勤務でただでさえ、保育園が慣れない2歳を、またはじめての所に預けることに不安があります。」
わかります!病児保育を利用してみたい気持ちもあるけど、不安もいっぱいな親心。本日は、そんな親御さん方の不安ポイントにそって、ノーベルの病児保育の様子をお伝えしたいと思います!
「人見知りの我が子。慣れない人に預けて1日泣いてたりしないかな・・・」
断言します。過去9000件を超える病児保育の中で、1日中ワンワン泣いているお子さんは、ひとりもいません!見送りの時に、寂しくって悲しくって泣いてわめいて!というお子さんはたくさんいます。それは当たり前。しかし、ほとんどのお子さんは5-10分で泣き止み、その後落ち着いて過ごしているのです。
保育園では、先生をひとり占めすることはなかなかできません。おうちでもお母さんやお父さんが1日ずーっと自分とだけ遊んでくれることってなかなかないもの。(家事だってあるし、兄弟の邪魔もありますもんね)
でも、ノーベルの保育スタッフ(通称:ノーベルさん)は、1対1でずっと遊んでくれる存在。お子さんが病気でしんどい時、お母さんお父さんと離れて少し寂しい時、その気持ちに寄り添って、保育にあたります。
抱っこが好きなお子さんは抱っこで過ごせるし、人見知りで急には仲良くなれない、ちょっと距離を置いておいてほしいお子さんであれば、しばらく離れたところで様子を見ながら距離を縮めるケースもあります。お子さんに安心感を感じてもらうために、絵本を読んだり、おもちゃで遊ぶときも、膝の上にのせて密着して過ごしてみたり。
▼お見送りの様子は下記のブログでも詳しく描写してますので、よかったらぜひご覧ください。
【病児保育スタッフ奮闘記】1歳S君 お見送りで大泣きの巻
多少のわがままだって笑顔で対応。保育のプロたちはうまーく子どもたちの気持ちに寄り添いながらも、やってはいけないこと、危ないことに近づかないように誘導し、1日楽しく過ごせる雰囲気をつくります。
「ノーベルさん、もう帰っちゃうの?」「ノーベルさん、また来てね!」と子どもたちが言うくらい仲良くなってバイバイ!と1日の保育が終わるのです。
「日頃の様子を知らない人に、受診なんて任せられるかな・・・」
2つ目は受診です。普段の様子を知らないのに、先生に何か聞かれて対応してもらえるだろうか??と。でもこちらも大丈夫。
「先生に直接聞いたかのような詳しい報告に安心しました。」
「利用前はちょっと記入が面倒だと思ってましたが、大事な我が子を預けるならこれくらい必要ですね。」
といったお声がいただけるくらい、細かい内容の<引継ぎシート>と<受診報告シート>があります。「受診時にこの項目を確認しておいたほうがよい」といった保育スタッフや親御さんの生の声を随時反映させ、ブラッシュアップさせてきました。
たくさんの子どもたちを見てきた病児保育スタッフだからこそ、「あ!発疹が出始めている!この発疹はもしかしたら・・・」と早期発見し、親御さんに受診を提案、喜ばれたケースも多々あります。
▼受診嫌いなお子さんをどう診察室へ連れていくのか。微笑ましいエピソードも併せてご覧ください♪
【病児保育スタッフ奮闘記】病院嫌いのMちゃんとの約束の巻
「ちゃんとお昼ごはん食べて、眠れているかな・・・」
ちゃんと食べて眠れているかということも気になります。お母さん以外の人では寝付けないお子さんもいますし、保育園ではお昼寝するのに、家では全然お昼寝しない!なんてお子さんも多いもの。
▼遊びたい子どもと 寝かしつけたい保育スタッフの攻防戦。そんな爆笑エピソードもよかったどうぞ。
【病児保育スタッフ奮闘記】寝たくない!寝てほしい!攻防戦の巻
そして、お子さんの日中の様子を知りたい!というお声から生まれた<保育経過報告メール>。1日1回、昼食後、お昼寝入眠後に、保育スタッフが午前中の様子をまとめ、その情報を会員専用サイトから閲覧することが可能です。
「感動しました!子どもの様子が手に取るようにわかり、午後からは安心して仕事に集中できました」
などのお声をよくいただき、安心を届けています。
「知らない人に家と子どもを任せるのは不安…」
すべての親御さんが、多かれ少なかれ感じることであり、そのご不安を完全に払しょくするのには、ご利用して実感していただくことしかないかもしれません。
ただ、ノーベルでは、少しでもご不安を軽減できるように、以下のような仕組みを導入しています。
◎ 保育場所はきほん1部屋。保育に必要なモノはすべてひとまとめにしてご用意いただきます
保育に必要なグッズは、引き継ぎ用紙の中に、リスト化されていて、病状変化があっても対処できるよう、朝の症状に関わらず、すべてご用意いただきます。そうすることで、突然嘔吐がはじまった場合でも、嘔吐処理に必要な、手袋やごみ袋を探すために、不用意に違う部屋や引き出しなどを開けることなく、過ごすことが可能です。
万が一、「用意していたオムツが足りなくなってしまって予備が必要になった!」という場合は、勝手に探すことなく、必ず保育スタッフは事務局に連絡を入れ、事務局を介して、オムツの場所を親御さんへ確認し、その情報を保育スタッフへ伝達することを徹底します。
また、保育記録用紙にも、お預かり中の飲食やご様子を詳しく記入しており、親御さん方の安心につながっているのだと感じます。
「保育記録でも、家に帰ってからの引き継ぎでも保育中とても楽しく過ごせた事がよく伝わり、安心しました。
家族のことをどんな風に話すか、製作の時はどんな風に道具を使うかなど、いつもは見れない一面を教えていただきました。」
親御さんの不安を安心に変える仕組みで 病児保育サポート
我が子を、ましてや病気の時に人に預けることに罪悪感を感じてしまうというお母さんがいるのも事実。でも一方で職場に迷惑をかけて、職場での居心地が悪くなってしまい、退職がちらついてしまうということもよく聞きます。
私たちは1件1件の保育を通じて、親御さん・お子さんたちの不安を安心に変え、「子育てってまわりに頼って大丈夫なんだ!」とみんながそう思える世の中につなげていきたいと心から思っています。
今まさに、お子さんの度重なる病気で困っている皆さん。全部自分たちだけで背負い込んで倒れる前に、周囲を頼ってくださいね。ノーベルは働く親御さんの味方です。子育てとお仕事の両立、一緒にがんばりましょう!
▼病児保育説明会のお申込はこちら
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▼ノーベルの病児保育とは?
https://byojihoiku.nponobel.jp/
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