ノーベルの保育品質

病児保育奮闘記|寝たくない!寝てほしい!攻防戦の巻

ノーベルスタッフが日々保育に出動している中で出会う様々なお子さんとの楽しいエピソードを紹介している「病児保育奮闘記」。
今回は私、スタッフ成田より紹介します!

お子様プロフィール
Kくん:2歳9か月

今日は午後から2歳9カ月のKくんの保育。
前の日のお熱も下がって、お昼も食べ終わっていたKくんは、すっかり遊ぶ気満々です。

「こんにちは~」と初対面の私の緊張をよそに、Kくんの方はというと…
私の顔を見るなり(あるいはノーベルのエプロンを見るなり?!)

「お花せんせ」

と、前にKくんの保育に伺ったスタッフの名前をちゃんと覚えていて、呼んでくれました。
お母様が気を使って「成田せんせよ」と言ってくださるも、Kくんは「お花せんせ」で納得のご様子・・・笑

二人でお母様をお見送りしたあとは、Kくんお気に入りのおもちゃや絵本でご機嫌に過ごして、そろそろお昼寝の時間へと突入。
でも、まだまだ遊びたいKくん。

寝室のベビーベッドに移動するも「イヤイヤ~」・・・そりゃそうだよね、遊びたいよね。
まるで、檻から脱走を図るかのように、ベビーベッドから精一杯に脚をあげて乗り越えようとするKくん。

ベッドから脱出したい男の子

半泣きのKくんに、「ねんねしたら、いっぱい遊ぼうね!約束ね」 と言いながら、背中をトントン…。
Kくんはじぃ~っと目をまん丸に開けたまま。

「どんな夢を見たか、起きたら教えてね」
「寝たら、いっぱい遊ぼうね」

Kくんは、遂に寝る覚悟を決めてくれたのか、「あっちいっといて」と。
そういえば、事前にお聞きしていた項目に、「ベッドで一人になると寝る」とありました!

私は、「じゃあね」と部屋から出たふりをして、ドアの陰からそ~っと様子を伺うことにしました。

しばらく、しまじろうのぬいぐるみとお話をしているKくん。
(…かわいいな、こうやって眠りにつくのかな。)

しまじろうとのお話を楽しんだあと、なんの呪文か、掛け声か、

ぶえどどど~
ぶえどどど~
ぶえどどど~!!
ぶえどどど~!!!

Kくんの声のボリュームはMAX!
まだまだ、続くよ「ぶえどどど~」

(あかんあかん、Kくん、一人でめっちゃ盛り上がってるやんっ!)
勢いよく部屋に入って、Kくんの顔をのぞきこんだ私。
そんな私にKくんは、一言、
「寝た。」

うそや~ん!!全然寝てへんし。
じぶん、めっちゃ喋ってたし!!・・・と、Kくんに素で突っ込んだ私。

その後も、Kくんと私の攻防戦は1時間ほど繰り広げられ、最後は、私の膝の上ゆ~らゆら作戦の前に力尽き、かわいい顔でスヤスヤと眠ったKくんでした。

本部スタッフより

もしかすると夢の中でしまじろうとお話の続きをしているかもしれませんね・・・。
Kくん、かわいいエピソードをありがとう☆

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