代表長谷亜希ノート

2017年度の活動報告書ができました!!

2017年度といえば、
代表である私が妊娠→出産→産育休を取得した年度であったため、攻めるというより守る年でした。
何よりも、創業から8年間会員満足度95%を維持できたことがとても嬉しく来年も目指したいと思っています。

活動報告書の詳細は下記をみてください!

『2017年度 認定NPO法人ノーベル活動報告書』

annual2017_WEB1

さて、この活動報告書をもとに代表としての振り返りをします!

いつまで、拡大をしていくの??

活動報告書をみますと、

創業時から8年間、利用会員数も病児保育のお預かり件数もずっと右肩上がりになっています。

おそらく、これは時代の流れなのか数年はずっと続くでしょう。

ここ数年で、病児保育施設や訪問型病児保育の事業者も増えましたが、まだまだ追いついていないのが現状ではないでしょうか。

保育園が増えれば増えるほど、子どもが病気の時の対応策も考えなければいけません。

ただ、私はこの活動報告書の数字をみていて、このまま右肩上がりにしていいのかなとも思っています。

拡大することを良しとするのかはそれぞれの組織の考え方ですが、ノーベルとして、てっぺんを決めなければいけない時期にきてるなと感じています。

病児保育の拡大

私が病児保育の世界で実現させたいのは上記の図にある白色の部分を緑色にしていくこと。

所得関係なく、障がいの有無関係なく、受け入れられる仕組みをつくりたい。

となると、右肩上がりに受け入れ人数を自社で増やしていくという策もありますが、担い手問題と質の担保問題が必ずでてくるのでそれでは限界があるなと感じていまして、中長期計画では舵切りをしようと考えています。

PL上で黒字経営することがいいことなのか。

次に、活動報告書で私が振り返りたいのは、会計報告。

超が100個以上つくほど、数字が苦手な私ですが、 お金についてはけちけちしてます(笑)

そして、最近のテーマはどうお金を生みだし、投資していくのか。

私は2020年ビジョンを実現するために組織の人づくりやシステム構築に投資をし、この2年組織基盤を整えてきました。

この組織基盤強化も投資なのですが、ただ、いつも悩んでいるのが投資額はいくらだと正解なのか。

あと、びびりなので、PL上黒字でないと不安になる。

ということもあり、毎年毎年、黒字経営をしてきました。それが会計報告にも表れてます。

ただ、2020年の新しいプロジェクトに向けて、また、病児保育事業の新たなステップに向けて投資額の正当性がわからず、悩んでて色々相談したり、インプットしてます。

以上、活動報告書から感じていることを記載しましたが、2017年度を無事に終えれたのは、
利用者のみなさま
寄付をしてくださっているみなさま
そしてノーベルを応援してくださってるみなさま
いつも現場を守ってくれている保育スタッフや事務局スタッフのみんな
がいてこそ。

いつも活動報告書をみるとそう思います。

何かをカタチにする、成り立たせるというのは一人ではできないこと。

年々仲間が増えていることを嬉しく思います。

2018年度も第一四半期が終わりましたが、今年もたくさんの仲間を増やし、来年また報告できるように進んでいきます!!

みなさま、引き続きよろしくお願いします!

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