(2018.06.13更新)
代表長谷亜希ノート
首相が産休!日本でもロールモデルを増やしていきたい!
首相が産休。というニュースが流れ、これはすごいことだなぁ、、、頑張ってほしい!と思った。
首相だけど、産休とります!
私も昨年、経営者として産休・育休をとってはいたものの、実際は産後1か月からmtgに参加していたのが現実。
また、産前よりもコミットできる時間が少なくなり、少しずつ復帰はしていたけど、
自分が思うような仕事ができないもどかしさはあったし、今もずっとある。
今回ニュージーランドの首相がどこまでリアルに産休をとるのか定かではないけど、日本との違いは多いにありそうだ。
このニュースから日本の子育てと仕事の両立に思うことを書いてみた。
「女性はこうあるべきだ」という根強い価値観
記事の中にでてくる、男女の格差を数値化した「ジェンダーギャップ指数」。
日本は144か国中114位。
残念ながら先進国の中でというどころか、全体でも下の下。
大学まで同じ教育を受けていたとしても、社会にでると何もしていないのに、いきなり格差ができてしまう。
ノーベルを立ち上げたばかりのころ、
●働く母親を増やしてどうするの?
●病気のときくらい、母親がみるべきだと思う
●3歳までは母親がみるべきだ
と、よく言われたものだ。
これは今でも時々言われる。
また、男性だけでなく、女性から言われることも多々あった。
なぜ、母親??そうしないといけない根拠は?とよく思ったものだ。
こういう考えが日本で根強くしみついている限り、母親だけに負担がいってしまう社会から抜け出せない。
できない!無理!!という声をあげよう。
記事の中にでてくる
「女性が1人ですべてを背負って軌道に乗せ、
さも簡単なことのようにみせなければいけないという考えには反対だ」
ごはん(床がめちゃくちゃになる)
→薬を飲ませる(ぎゃん泣き)
→二人でおふろ(お湯につかると珍しく泣き出す)
→コミュニケーションタイム→ねかしつけ
(いつもは夫とは半分半分、ばぁばにもヘルプをしてもらってますが)
女性はがんばりすぎだと思います。
しんどいことはしんどいと言おう。少なくとも私はいろんな人に言い続けたいと思った。
1つ1つ伝え、ひとりひとり増やしていく
ノーベルを立ち上げたときの病児保育に対する考えると、9年たった今とでは大きく変化している。
・大阪市や、また近隣の自治体でも病児保育に取り組むようになった
・会社で初めて私が育休をとるんですという言葉が聞かなくなってきた
・子どもが病気になったときは休んでもいいよと理解を示す企業も増えてきた
・反対に、病児保育に補助をする企業も増えてきた
このように、時代の流れもあるが、その流れの中には1つ1つの積み重ねがあり、
1つの声が10になり、100になり1000になることによって変化していくものだと思っている。
だからこそ、繰り返しにはなり引用になるけれど
「女性が1人ですべてを背負って軌道に乗せ、さも簡単なことのようにみせなければいけないという考えには反対だ」
一人ひとりが伝えていくことによって、社会のあたりまえは変わっていくのかなと思う。
私も経験者として伝えていきたい。がんばろうと思った勇気をもらった記事でした。
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