(2017.10.31更新)
ノーベルと学ぶ保育
保育スタッフ研修|小児のアレルギーの基礎を学ぶ
こんにちは。ノーベル事務局です。
保育スタッフは毎月、定期的に子どもの病気やあそびなどの研修を実施していますが今回は一度に全員が大集合!
(普段は、部屋や時間の都合もあり同じ内容を3グループに分かれて開催しています)
7月はドーンセンターの大会議室をお借りし、小児科の先生にこどもの病気についてご講演いただきました。
今回のテーマはアレルギー
今回、講義をしてくださったのは、医療法人創和会 かめさきこども・アレルギークリニックにお勤めされている海老島優子先生です!
アレルギーに精通された小児科の先生であり、クリニックのサイトも「アレルギーについて」のページでたくさんの有益な情報が掲載されており、フムフム…と学ぶこと多しです。
アレルギーから痙攣の話まで
そして保育スタッフだけでなく、親御さまにとっても参考になることがお話の中に盛り込まれておりました。
お話のテーマは
・アレルギーとは
・気管支喘息
・食物アレルギー
・ダウン症候群
・熱性けいれん
各論は改めてご紹介したいと思いますが、今すぐ実践できることを抜粋してご紹介します。
喘息
自転車に乗ると息苦しいことが当たり前で喘息であると気づかないケースも。
適切な治療で楽になるので気づくこと、専門医の受診・治療を受けることが大切とのことでした。
吸入時の「マスク」は顔にピタッとつけ、顎を上げる。これらを怠るとお薬が行き届かず、意味がないそうです。
食物アレルギー
最近は小さいころにアレルギーを発症する傾向にあるそうです。
・1歳で魚卵(いくら)を食べて発症
・ピーナッツアレルギーの認識はあっても、ドレッシングにナッツが入っていることに気づかず発症
といった事例も。
また、赤ちゃんの頃の食物(卵・乳など)アレルギーが治っていても、風邪など体調が弱っているときは症状が出やすいそうです。
ノーベルでは保育中、親御さまが準備したもの以外は食べさせないのもアレルギー症状を避けるためなので引き続きご協力お願いします。
ふだんの保育を思い出しながら
保育スタッフさんが小児科医と直接お話する機会は、受診同行などお子さまのお預かりのときのみ。
過去の保育やご自身の子育て経験のなかで
「あの症状のときは、どうしてあげたら”もっと”よかったんだろう」
「あの時は○○したけど、”もっと”ベストなケア方法はないのか」
スタッフから出てくる質問は”よりよい保育を行うために”という思いをもっての質問。
同僚をみるスタッフ目線、子どもを預ける会員(親)目線のわたくし。
どちらから見ても、こんなに志の高い方々が集まったノーベルだからこそ安心して子どもを預けれるんだと感じました。
ご講演くださった海老島先生と。
より身を引き締めて、安心・安全の訪問病児保育を行って参ります!
参考:アレルギーポータル
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