ノーベルと学ぶ保育

嘔吐・下痢のときこそ水分補給

こんにちは!ノーベル広報担当です。

今回は「嘔吐・下痢のときこそ水分補給」と題して、お子さんが胃腸炎などで嘔吐・下痢をしているときの水分補給のポイント、ご自宅にご準備頂きたいものをご紹介します。

こどもの体は水分がいっぱい

赤ちゃんのからだの水分量はなんと約80%と言われています。
成長とともにお子さまの水分量は約70%、大人になると60%となっていきます。

もともと水分量が多いなら、多少水分が取れなくても・・・ではないんです。
代謝が活発で汗をかきやすいのも、乳幼児の特徴。
ただでさえ嘔吐、下痢でしんどいのに体から水分や塩分が失われると、脱水状態となりさらに元気がなく、ぐったりしてしまうという悪循環となります。

脱水症状はめまい・頭痛などの症状が出ますが、お子さんがこの状態であるかはなかなか気づけないですよね。

強い脱水症状がみられるときは受診しましょう。

脱水症状のサイン

・顔色が悪い
・口の中が乾燥している
・目が落ちてくぼんでいる
・呼吸が速い、荒い
・過敏(不機嫌であやしても落ち着かない、ずっと泣いている)、
・逆に反応に乏しい(ずっとウトウトしている)
・手足が冷たい
・おしっこが12時間以上出ていない

脱水症状が重篤化すると、意識障害・けいれんを引き起こすことも。水分補給が難しいときは症状が悪化するまえに受診をしましょう。

嘔吐がとまらないのに、どうやって水分補給?

ポイントは根気強く”ゆっくり”と”ちょっとずつ”お口にします。経口補水液、または授乳中のお子さんは、母乳(ミルク)を少しずつ、ミルクは薄めずに作ってください。

はじめは、ほんの一口、ティースプーン1杯程度から、お口を湿らせる程度でOKです。1~2分間隔でこまめに補給します。

3時間以上吐かなかったら、自由に飲ませてみましょう。食事ができるようになったら、経口補水液はやめて大丈夫です。

効率よく水分・電解質をとるには

乳幼児用のイオン水(アクアライト)

ただし、これも飲みすぎ注意!水やお茶よりも電解質の濃度が高くなっているので、過剰摂取は逆にお子さまの体の負担に。(濃いめの塩分たっぷり味噌汁が体に良くないのと同じです)
お子さまの体重と説明書き確認の上、飲ませて下さいね。

参考

子どもの病気乗りきり術|下痢・嘔吐時の食事のポイント

子どもの病気乗り切り術|冬場も注意!子どもの脱水症。下痢・嘔吐時の水分補給

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