(2016.01.06更新)
ノーベルと学ぶ保育
病児保育奮闘記|初対面でビックリ涙→半日でケラケラ笑顔になったAちゃん(1歳)
日々の保育で出会うお子様とのやり取りご紹介する保育スタッフ奮闘記。
今回は1歳のAちゃんが、初めての病児保育でビックリ、泣いてしまう様子からだんだん打ち解けてくる様子が目に見えてきそう な奮闘記です。
――――予約時の状況―――
ここのところ鼻水が多い程度で元気だったのですが、
前日の夜中から少し鼻が詰まって息がしんどくなり、
朝になって最高で37.5度の発熱。喉に痰が絡まっているような咳が多く、
元気がややなく、よく泣いているとのことで、ご予約をいただきました。
—
夜間によく目を覚ましていたとのことでAちゃんの朝寝中に静かに引継ぎ。
食パンが大好きなんです・・・とご利用者さん。
はい、心得ました!
引き継ぎの間中、Aちゃんはスヤスヤとよくお眠り。
訪問から30分ほどでパチっとおめめが開き、スタッフと「はじめまして」。
はじめは驚き、そして目にぷわっと涙が・・・。
でも、抱っこをするとぎゅっと抱きついてきてくれました。(かわいい…)
受診の準備でおんぶひもを腰に当てているところだったので、すんなり抱っこをせがんでくれたのかもしれません。
抱っこの状態でイチゴに誘うとパクリ♪朝ごはん、食べるかな?と思って、椅子へ座ろうとすると「いや~!」と抱っこリクエストが・・・。
まだ知り合ったばかりで、ここはもっと仲良くなっておきたいところなので、朝食は抱っこの体勢のままいただきました。(^^)食パン3切れ、イチゴ4切れとお茶少々です。
病院へ行って診察室に入ると、すぐに「いや~!」と泣いてしまい、
吸入のお部屋に入ってもわかるのか、泣いていましたががんばって全部終え、
ここでも抱っこですぐに泣き止んでくれました。
帰宅後、たくさん汗をかいていたのですぐにお着替え。
泣いていながらも、お着替えの時には泣き止んで、手や足を動かして着替えやすいように協力してくれました。(これまたかわいい…)
ようやく遊びのお時間☆
ということで、まずは持参の塗り絵とシールを見せると、少し興味がある様子。
シールを貼っては剥がし、貼っては剥がし・・・をずーっと繰り返したり、絵を指でなぞったり、折り紙をしてみせるとのぞき込んだりしてくれました。
折り紙ができあがると広げてみたくなるようで、すべて解剖されました(笑)
そうこうしているうちに笑顔も増えてきて、声も出して笑ってくれるようになりました♪
歌の絵本の音楽が流れると、手拍子をしながら体を揺らしてリズムを取りまくり♪
とってもラブリーなお姿でした。
お昼ご飯は、スープ1/3、トマト1/2、食パン1/2、朝のイチゴの残り。
お昼の後は、お薬。苦手のようでしたが、がんばって飲んでくれました。
そして、遊びの再開。
またシールを貼って、剥がして、スタッフに渡して、時々口に運ぼうとして、
あらら・・・という顔をするとニコッ・・・スタッフの反応を見て楽しんでいる様子でした。
2時間30分ほどお昼寝のあと、ご機嫌にお目覚めしましたが、体はぽかぽか・・・ 検温すると38.3℃。寝る前よりお熱が出てしまいましたが、笑顔でニコニコです。
清拭してあげると、とっても気持ちよさそうなお顔を見せてくれました。
おやつはウェハースを1枚、食パン少々とみかんをもりもりと完食。
本当に食パンお好きなんですね。
そうこうしているうちに、ご利用者さまがお帰りになり引継ぎ。
かわいいかわいいAちゃん、早くよくなりますように。
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ご利用者さまのアンケートより
保育スタッフへの評価:☆☆☆☆☆
保育の経験年数が非常に長い方で、やはり子どもの扱いにも非常に慣れているようだったので、
安心して預けることが出来ました。
事務局スタッフへの評価:☆☆☆☆☆
丁寧なメールで帰宅時まで安心して過ごすことができました。
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―――
先日ブログでご紹介した、「病気の子どもと何して遊ぶ?」 の例も駆使しながら、午前中の緊張感のある関係から、だんだん打ち解けてくる様子が 目に浮かぶようですね。
ノーベルのスタッフはお子さまとの信頼関係をぐっと高められるよう、お子さまの様子をしっかり見て、してほしいこと、興味のあることに注意を払っています。
結果、お子さまに信頼してもらえること、楽しく過ごせること、ご利用者さんにも安心いただけることを目指して、日々精進しています。
Aちゃん、お大事に☆
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