(2017.01.09更新)
ノーベルの保育品質
初利用の1歳女児、ノロで下痢でした@吹田市/病児保育スタッフ奮闘記
日々の保育で出会うお子様とのやり取りご紹介する保育スタッフ奮闘記。
今回はノロで下痢が続く女の子のご家庭にご訪問。
ノーベルのスタッフは2次感染を防ぐノロの嘔吐・下痢の処理にも慣れております!
―
お子様プロフィール
Yちゃん:1歳4カ月(初めてのご利用)
吹田市在住。
――――予約時の状況―――
「4日ほどまえからノロウイルス発病との診断。現在は食欲もあるが下痢だけ続いている。」とのことで、ご利用予約をいただきました。
ノロウイルスは、12月~1月にかけて流行しやすい感染症と言われています。
症状:軽度の発熱、吐き気、嘔吐、腹痛、下痢がみられます。
感染経路
・タオルを共用することより,手指がウイルスが付き,その手指が口に触れて・・・感染!
・床などに残ったおう吐物などが乾燥してウイルスが空中を漂い,これを吸い込んで・・・感染!
と、2次感染のケースが多い病気です。
処理のポイント
ノロに有効な消毒は、加熱消毒と塩素系消毒液(次亜塩素酸ナトリウム)です。
アルコールやせっけんでは殺菌効果はありません。
ノーベルのスタッフはこちらを研修でしっかり学んでご訪問しますのでご安心ください。
一番最初こそ不安そうだったものの、すぐに仲良しに!
お母さまがご出勤される際、少し不安そうなYちゃんではありましたが、
心の切り替えができたのか、ご出勤後も、スタッフの膝の上で、絵本を見ていました。
ページをめくると絵に合わせて「ワンワン!」と言ったり、イチゴをもぐもぐと食べる真似をしたりでスタッフがそれに応じると、安心し始めてくれたようです。
お歌を一緒に歌って仲良くなりました。
スタッフにくっついていると安心するようで、しばらくして、水分補給で哺乳瓶をくわえたら、ウトウト…1時間ほど午前睡をぐっすりしました。
お目覚めの後は、咳・鼻水が時々出るものの元気な様子で、おやつのフルーツをおいしそうに食べていました。自分でスプーンを持って食べたかったようで、うまく口に運べるととても嬉しそうにしていました。スタッフもおお!と反応すると得意げな様子です♪
そのあと、ミルクの用意をしていたのですが、シール遊びのグッズを見つけてしまい「ミルクよりシール!」モードになったYちゃん。
スタッフが持ってきたシール遊びを「ぺたっ!」と貼ると拍手しながらとても喜んでくれました。
シールが大好きな様子です。笑い声も上がっていました。
体を動かす元気もあるようで、かくれんぼや、ボール、滑り台などでも遊び、笑顔や笑い声もいっぱいになってきました。
だんだん仲良くなってきてくれて、スタッフもうれしい気持ちになります。
絵本も読んでいたのですが自分でリュックサックを見つけて「かばん!」「かばん!といって、絵本を入れて嬉しそうでした。いつもおでかけのときにお気に入りのものを入れているのでしょうか^^
昼食はあまり進まず、お口に入れては、ぺっと出してなかなか進みませんでした。
少量ずつ出してみたり、小さくしてみたり試しましたが、少し食べたかと思うとまたぺっと。
自分でもスプーンや手で口に運んでいましたが、食べては吐き出していました。
あまり食欲がない様子です。
ご飯は、お茶碗一杯分完食し、おかずが進まなかったので、朝のおやつで食べたフルーツの残りを出してみると食べていました。
食後のミルクを飲まずに、手に持ってウロウロ…としているうちに、ぷりりっと下痢が出ました。
お腹がゴロゴロしていたのであれば、食欲もわかなかったのだと思います。
下痢が出てすっきりしたのか、午睡前に、ミルクを飲みました。
そのあとはまたぐっすりとねんね。(3時間45分!)
咳や鼻水も出ることなくお休みでした。
夕方前になってすっきりとした表情で、機嫌よくお目覚め。
清拭して、おむつ交換したあと、夕方のおやつは完食。
そのあとは絵本やいないいないばぁで楽しく遊び、すっかり慣れてくれた様子でした。
週末にしっかりよくなって、元気に過ごせますように。
行ってきますの時も娘は泣くこともなく、シッターさんのお膝の上で絵本を読んでもらっており、安心して出かけることができました。
シールなども用意してくださり、落ち着いて1日が過ごせたようで良かったです。
ブログスタッフMより
Yちゃんの喜ぶツボを探りながら一緒に楽しんでいたので、仲良くなるのも早かったようでよかったです。下痢が続いているようなので、ご家族の皆様も二次感染にご注意くださいね。
Yちゃん、お大事にね☆
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