(2011.04.18更新)
納得して働く
ノーベルのワーママ体験談|慣らし保育で大失敗?
皆さん、こんにちは!
新年度、4月となりましたね!3歳になる娘も、乳児クラスから幼児クラスへと進級。
お兄ちゃん・お姉ちゃんの仲間入りって感じで、何だか張りきってる様子が微笑ましい、今日この頃です。
先日の1日は、保育園の入園式。
娘を保育園へ送っていくと、ちょうど入園式がはじまる少し前で、新入園のお子さんと保護者の方々が廊下にズラリ。
お子さんも、お父さんお母さんもみーんなわくわくどきどき、嬉しそうな面持ちで、微笑ましく、
同時にとーっても羨ましく思いました。
というのも…
実は我が家、入園式を経験できなかったんですよ。。。ショボン。
ワクワクドキドキの入園式のはずが・・・
今でも忘れない、ちょうど2年前の4月1日。
1歳4ヶ月となる娘を抱っこして、
「さぁ、行こう!」と玄関を出た瞬間、
娘が突如、
げぼっっっっ(-_-)(-_-)(-_-)
私の肩から腕にかけて、大量に嘔吐しまして。。。
「ひえぇぇぇ、せっかく新調した私のスーツが台無しに…(悔)」
「さっきまでいつも通り過ごしてたのになんで??
こんなに吐いたこと、生まれてはじめて…どうした??(驚)」
「これから入園式なのに、さすがにこの状態じゃ無理だよね…(涙)」
「今日だけじゃなくって、2・3日行けないよね…
慣らし保育も後ろ倒しってことか??
あぁ、しょっぱなから仕事休まなきゃいけなくなるのか…(呆然)」
と、吐いたら少し落ち着いたのか、ケロっとしてる娘を着替えさせ、
玄関の掃除をしながら、そんなことが頭をぐるぐる。
保育園に休む旨、連絡を入れ、
とりあえず、かかりつけのお医者さんへ。
行くと「最近、お腹にくる風邪が流行ってるからねぇ、きっとそれだねぇ」
とお爺ちゃん先生。
慣らし保育のつもりの認可外保育園
実は入園式前の5日ほど、入園する保育園とは別の認可外保育園に“慣らし”の意味で預けちゃってたんですよ(´Д`)
入園することになった認可保育園の入園許可の連絡が我が家に来たのが、ギリギリの3月20日頃。
当然、入れないと思っていた私は、近くの認可外保育園に登録し、3月下旬に慣らし保育の予約を入れ、さらに、職場復帰も4月1日で進めていたんです。
結局、認可保育園に入れることにはなったものの、今まで人に預けた経験がなかったこともあり、「ママ以外の人と過ごすことに慣れてもらえれば」と、何となくの親ごころ?で、3月末に5日間、預けてしまったんですね。
今思えば、別の保育園に預けても、環境が変わるんだからまーったく意味なかったんですけど。当時はそのことに気付かなかったんです。
そしてその結果、もらってきたのは、ウィルス ( ̄▽ ̄;)!!ガーン
今となっては笑い話ですけど、いやはや当時は結構、大変な思いをしました。
そもそも、慣らし保育のことを考えて、4月中旬・5月復帰としていれば問題なかったんでしょうが、3月中に慣らし保育をしてくれる無認可に入るつもりで4月1日復帰にしていたので、しょっぱなから大量に有給を消化。
理解のある職場ではあったものの、復帰に際しての導入研修ほか、プログラムも組まれてたわけで。
何とか主人や岡山にいた母の力を借りて乗り切りましたが、相当、大迷惑だったと思います…。
慣らし保育中の病気は良くあるケース?
我が家の例は少数派だと思いますが、でも、やはり保育園に通い始めてすぐ熱を出して、4月はろくに出社ができなかった…というのは、良く聞く話。
慣らし保育も、1~2週間で終わる事もあれば、そのあいだに風邪をひいてしまい延長…ということもありますし、1ヶ月以上かかるケースも。
5月復帰にできるといいですけど、自治体によっては、入園と復帰時期が1ヶ月もずれることを
許してないところも多いと思います。
ですから、会社側にはあらかじめ、休む可能性が高いことを伝えておいて、スケジュールはあまり詰め込まず、余裕を持たせておくことが本当に重要です。
そして、親や病児保育施設、ファミりーサポート、ノーベルなど等、サポートしてくれる選択肢をできるだけ多く用意しておくことも大事なことだと思います。
また、慣らし保育の重要性はこちらの記事も参考になります。
管理職に知ってほしい「慣らし保育」の重要性。保育事故を防ぐためにも、育休復帰を急がせないで
そういえば、当時の上司から
「どうせ、2・3ヶ月はあてにしてないから(戦力だと思ってないから)」と、
最初にズバッと言われたんですね。
当初は「なんだこの人?失礼な!」と憤慨してたんですけど、
いやはや実際は、その方の言う通りでして…
鼻水が出た、と思ったら熱も出てるんですね、その時期の子どもって。
で、休まざるを得ない(´Д`)ハァ…
でも、休めない親御さんももちろん大勢いらっしゃいます。
新しい季節を応援する一員として
この春、ノーベルにも4月復帰のご家庭が沢山入会されました。
この時期は、お子さんも親御さんも新しい環境に慣れようと、気を張って頑張ってらっしゃいますよね。
ギャンギャン泣く我が子の姿に、後ろ髪を引かれながら、ツライ想いをしているお母さん。
何日も休んでしまい、職場に対して後ろめたい気持ちになっているお母さん。
そして、慣れない環境に順応しようと頑張っている子どもたち。
保育園生活のスタート、そして職場復帰が少しでもスムーズに進みますように。
本部スタッフとしてできることはわずかですが、お子さん、親御さんの気持ちに添って、全力でサポートできる組織でありたいと心から思います。
それぞれができる”子育て支援”の形
「子育てって社会全体でするもの」
ノーベルに参加するようになって、気がついたことです。
未来を作る子どもって社会みんなの資産ですよね。
「2・3ヶ月はあてにしてない」と言い放った上司も今振り返れば、業務分担などを少なめに割り当ててくれ、子どもが病気の時は休みやすくして下さいました。
あの方の立場でできる“子育て”支援の形でした。本当に感謝しています。
直接子どもに関わらなくてもできる“子育て”がたくさんあると思います。
「大丈夫?」の一言、ちょっとした声掛けに救われることも沢山あります。
皆さんの立場でできる“子育て支援”を一度、考えて頂けたら嬉しいなぁと思います。
さ、1年のスタート、本年度もノーベル、突っ走って頑張りますっ!
RELATED POSTS
心身の余白づくり
納得して預ける
納得して預ける