(2019.12.08更新)
ノーベルの保育品質
病児保育奮闘記|顔を傾けながらごはんをモグモグ、3歳11ヶ月の男の子
日々の保育で出会うお子さまとのやり取りをご紹介する病児保育スタッフ奮闘記。
今回はノーベルのご利用はXX回目と2桁台の病児保育御用達な男の子との一日です。
お子様プロフィール
Yくん:3歳11ヶ月
大阪市在住
――――予約時の状況―――
「昨日から37.3度の発熱があり、本日は37.6度まで発熱があります。
黄色い鼻水も出ています」と前日にご予約をいただきました。
さて、どんな一日になるのでしょうか。
--
朝の引継ぎを終え、お母さまもご出発。
Yくんはスタッフと手をつなぎながら一緒に玄関先までお見送りです。
お母さまに「いってらっしゃい♪」と手を振りながらお見送りができました。
とはいえ、スタッフとの二人っきりはちょっと恥ずかしい?緊張?
お母さまの姿が見えなくなると、Yくんの声がでません。
お見送り後は、さっき見ていたテレビに一直線、スタッフもそーっと様子を伺います。
(この間、じわり、じわりと距離を縮めます。)
テレビのお話が一区切りすると、Yくんは自分からお気に入りの”恐竜図鑑”を取りに。
スタッフに「一緒に見よう」と誘ってくれました。
さすが、ノーベル御用達のYくん、スタッフに慣れるのも早いです。
おやつを食べてからは、いよいよ受診に向けて出発です。
梅雨に入りましたが今日の天気は晴れ。
Yくんのお熱も37.6度とさほど高くはなく、ご機嫌なのでスタッフと手をつないで出発~‼
あらかじめご自宅からかかりつけの病院までの道のりを調べていたスタッフですが Yくんに
「ノーベルさん、病院へ連れてってくれる?」とお願いしてみると
任せて!と言わんばかりのドヤ顔。
道順も間違うことなく病院まで案内してくれました。
病院では静かに絵本を読んで順番を待てたYくん。
受診では両耳の耳掃除をしてもらってから両耳と喉、鼻を見てもらいました。
耳は異常なく喉も赤くなく鼻水が多いとのことで、鼻水の吸引もしてもらってすっきり。
風邪による発熱・鼻水で、熱がなければ明日以降登園も大丈夫とのことでしたが
念の為、親御さまよりお預かりした「大阪市病後児保育事業用の医師連絡票*」に記載してもらい受診を終了。
(ノーベルの会員さんは訪問型/施設型をうまく使い分け、子どもの病気を乗り切る方が多いです)
*大阪市内の病後児施設を利用する際に必要な書類で、ノーベルの代行受診に記載の依頼も対応します。
*利用日と診察日が開くと利用できないケースもあるため、ご利用される施設に条件を事前にご確認くださいね。
帰りも歩いて自宅に向かいましたが、急に立ち止まるYくん。
「お口が痛い」
と教えてくれました。
どれ?どれ?とスタッフがお口を覗くと、下の歯ぐきに口内炎のようなものができていました。
あ・・・これは痛いっ(><)
とはいえ、どうもできないので
Yくんがさっきまで口ずさんでいたトトロの”さんぽ”を歌い、気を間際らしながら帰宅しました。
昼食時もお口は痛むようで、痛む場所に当たらないように顔を傾けてモグモグするYくん。
上手に工夫して食べていました。
食欲がないようで親御さまもたくさんおかずを用意してくれましたが、トマトやポテト、魚を少しずつ口にしてお箸が止まったので無理時はせずにお食事を終えました。
お昼寝に誘いますが、眠たくはなさそうでゴロゴロ過ごしているYくん。
クレヨンを持ち出し、お絵かきをはじめます。
と、おもったら次は豪快に車にまたがってお部屋を一周。
お熱が上がらないように体を動かすのは程ほどにしたいスタッフ。
「積み木で遊ぼう?」と誘ってみると器用に積み上げて、大喜びのYくんでした。
鼻水が時々出ますが、機嫌良く一日過ごすことが出来ました。
明日にはお熱が下がるといいですね。
何回かきていただいているので、息子も親も安心でした。
息子も優しかったーといっていました。
本部スタッフより
歯ぐきの出来ものでお食事が難しかったようですが、お熱も食欲も戻ると良いですね。
(さすがに、口内炎等のお口事情を想定してのお食事準備はしないですよね・・・。)
★口内に水疱が出来たときは…★
・冷たい飲み物は余計シミて痛みになるため飲み物は常温に
・とろみがついたもの、柔らかいものだと食べやすいです(おかゆや豆腐、ゼリーなど)
がおススメです!!
▼ノーベルの病児保育とは? https://byojihoiku.nponobel.jp/
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